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(1) 夕方より足が浮腫む。
(2) 朝が起きにくい。
(3) 疲れやすい。
(4) 少し動くと息があがりやすい。
(5) いらいらしやすい。
(6) 肩こりや首こりでのぼせやすい。
(7) 鼻炎を生じやすい。

などこれらの症状が3個以上ある人は、肝臓の代謝が鈍くなっていると考えてください。
元来、人の肝臓は飢餓を前提として鍛えられてきています。
昔の人は肝臓の充電と放電をしっかりやっていました。
生活することが、身体をまめに動かし、有酸素運動をしっかりやって、肺循環・体循環をやっていたことで、静脈還流がしっかりしてタフな肝臓を持っていたのです。
現在のボクシングの選手みたいなものです。
マウスピースをつけている選手が鼻炎で鼻が詰まってピースができないなんてお笑いです。
現在の人は運動不足によりそして高カロリーの食事をして重い肝臓になって、体循環能力不足で上記症状が起こりやすくなります。東洋医学では肺の穴が鼻で肝の穴が眼と言われます。
アレルギー性鼻炎はちょうどお酒を飲んだ状況と同じです。
眼が充血して鼻も充血して、鼻閉を生じたり、イビキが強くなった状況です。これらを改善するにはどうしますか。
そうアルコールを早く代謝させることです。
肺気のめぐりをよくして動いて歌ったり発散したりすることです。
そう普段から肺~体循環不足が、あらゆる粘膜下の静脈の鬱血を助長していると考えます。
鼻や眼の膜がうっ血するのですから、下の穴では、上記以外に痔とか生理痛での血塊とか、すべて連関します。
漢方薬では、一時的には肺気のめぐりを良くして発汗を促すような薬草を用いたりしますが、根本は春先に、一挙に花粉などで肝が暴発して眼の充血から始まる鼻炎症状など頭部充血を上下に熱の逃げ道を作るようにします。
粘膜浮腫を大小便へ逃がしてやることします。局部的な治療は何かしら不快症状を伴いやすい事があるようです。でも一番は普段から体循環を促して、有酸素運動して肝代謝を良くしておく事です。

臨床 不妊症のホルモン量療法による腎燥改善
 37歳 女性 不妊症
 35歳 妊娠するが8週目で切迫流産  卵管造影では正常
 36歳 潜在性高プロラクチン血症で現在も乳汁分泌あり
 37歳 不妊治療でホルモン療法 クロミッド服用 生理は3日で終わる
      E2エスラジオール数値が高い 生理量が少ない

<愁訴>口渇あり 肩凝りのぼせ 手足のしびれ 眼精疲労 便秘がち 
      時々腹痛 不安感あり
<舌>脹舌~やや硬舌 裂紋で やや偏紅で陰虚化熱傾向あり
<脈>虚浮細弦やや数 で外張内虚の脈
<腹>心下 任脈~臍下 石門まで動悸で緊張 
     臍左肓門棒状動悸〔衝脈血衝しやすい)
<爪>平で薄 (肝血虚)

不妊症治療でホルモン療法による肝腎疏泄太過で多くみられる腎燥化熱で 高プロラクチンや高エストラジオールで 脈も虚浮弦数で 虚労脈で内虚外脹で腎水不足から衝脈気逆を生じやすく上気のぼせで 肝火太過から 肝気の集約する乳首からの乳汁分泌を起している状況である。

養陰固腎兼清虚火の対応で任脈・衝脈の腹部動悸が緩むと同時に 脈の弦に緩みででき和の脈で数脈も減じて 陰陽相済の傾向がみられるようになる。5ヶ月目に妊娠したとの電話があり。

中国の古典 黄帝内経・素問に、

「…女子14歳で初潮を向かえ、21歳で氣血が満ち、28歳で頂点に達し、35歳で皮膚がおとろえ、42歳で白髪が出はじめ、49歳で閉経する…。」

と書かれてあり、14歳で女性ホルモンが満ち、49歳で女性ホルモンが尽きるまで、7の倍数で変化していきます。

それに比べ男性は、16歳でホルモンが満ち、56歳で衰えが出るまで、8の倍数で変化し、女性の方が、より速く年を取ってしまいます。それは、女性ホルモンが出ている間は、常に、女性には子供を生むという負担があるからです。

1ヶ月の内に、風邪でもないのに、体温が1度以上変化し、赤ちゃんを育てる温かい心地良い子宮を作る作業を、毎月繰り返すのです。健廉な体でないと、耐えられないと思いませんか。もうダメという子宮の警告が生理痛です。その警告を無視したり、鎮痛剤でごまかしていると、将来不妊、子宮疾患、ひどい更年期障害になりかねません。

女性は「先天を肝(血の道)」とするとされており、子宮の環境を良くすることは、身体全体の血流を、良くする事です。

漢方で「不通則痛」と言う言葉があります。氣血がうまく流れていないと、痛みになると言う意味です。うまく流れていないという事は、何かに邪魔されている(寒・気滞・熱・お血)か、もともと流れる物(気血)がないのです。

  1. 邪魔されている場合
    • 寒……なま物好き・冷たい物の取りすぎ・薄着(へそだし、ノースリーブ、なま足。)果物の取りすぎで、寒が血の巡りを悪くしている。
      症状:手足のひえ、下痢、顔が青白い、生理時の悪心・頭痛等
      → 当帰四逆呉茱萸生姜湯、八味地黄丸、・・・。

    • 気滞……ストレス、心配事で気が血の巡りを悪くしている。
      症状:イライラ、生理前に胸が張る、ため息が多い、生理周期が長くなったり、短かったり等
      → 加味逍遙散、四逆散、・・・。

    • 熱……辛いもの、脂っこい物の取り過ぎで、熱が生じやすく、こもり易い。
      症状:目の充血、便秘、舌の色が濃い、おりものが黄・粘・臭い、怒りっぽい、血圧高い、吹き出物・にきび出やすい等
      → 竜胆瀉肝湯、防風通聖散、・・・。

    • お血……血の循環が悪く、毎月出し切れない古血が残る。
      症状:口が渇く、しみができ易い、便秘、生理時レバー塊がまじる、生理前・中に痛い等。
      → 桂枝茯苓丸、通導散、桃核承気湯・・・。

  2. 気血が少ない場合
    気血が十分に無い……間違ったダイエット、偏食、運動不足、胃腸機能不調等。
    症状:朝起きづらい、不眠逆に眠たくて仕方ない、生理量少ない、生理周期長い、食欲不振等
    → 捕中益気湯、帰脾湯、人参養栄湯、・・・。

これだけでなく、生理量・色・周期・期間・御自身の年齢・出産状況などの要素が、加味されますので、自己判断で、合わない薬を飲まれる前に、御相談ください


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