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本症は手指の角質増生、乾燥、皹裂(きれつ)などが起こり、疼痛を感ずるようになる疾患です。 まず利き腕の手指から荒れはじめ、手掌から他の腕の手指、手掌と進行してきます。ひどくなると、ヒビ割れが生じ、かなり苦痛となることが多く、暖房の乾燥により、痒みも伴って来ることもあります。 現代医学的にはサリチル酸や尿素製剤の入った軟膏や、時にはステロイド軟膏が用いられることがありますが根治しにくいものが多くみられます。 しかし、漢方的には、内服と外用を併用することにより、好転しやすい疾患の一つと考えられています。 最近は食器洗い機の普及により、主婦の方より、調理師、美容師の方にこの疾患が多くみられる傾向にあります。 | 体格・体質 | 代表的な処方と症状 |
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実 証 ↑ | ↓ 中間証 ↑ | ↓ 虚 証
| - 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)・・・患部が化膿し、滲出液の多いもの。
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・・・多少のぼせる傾向があり、月経異常がある。ヨクイニンを加味すると更に効果がある。
- 甲字湯(こうじとう)・・・桂枝茯苓丸よりやや冷えのあるタイプに効果がある。
- 麻杏ヨッ甘湯(まきょうよっかんとう)・・・皮膚が枯燥するとともに、フケの多いタイプに効果がある。
- 三物黄ゴン湯(さんもつおうごんとう)・・・夜ふとんに入ると足がほてって苦しい。
- 温経湯(うんけいとう)・・・月経異常があり、夜手指がほてり、足が冷えるタイプにも効果がある。
- ヨク苡附子敗醤散(よくいぶしはいしょうさん)・・・皮膚があれやすく、唇のガサつくタイプに効果がある。
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| 外用 | - 紫雲膏(しうんこう)・・・外用薬で就寝前に患部に塗り、手袋をして寝ると治りが早い。
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