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社会生活が複雑になり、人々は環境からストレスを受け、心因的に負担が増えています。 そして社会環境への適応がうまくできなくなった状態が神経症です。 神経症になると身体的には、自律神経失調症状が出現して、心悸亢進(動悸)、頭痛、手のふるえ、息苦しい、嘔気、食欲不振、下痢、便秘、めまい、冷汗等があり、精神的には、不安、不眠、焦燥、抑うつ等がみられます。 これら症状によって、心気症、不安神経症、ヒステリー、強迫神経症、等に分けられます。神経症とヒステリーは、かなり病態が異なるものですが、漢方で治療する場合は、現代医学的な厳密な診断によって両者を区別する必要はありません。 | 体格・体質 | 代表的な処方と症状 |
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実 証 ↑ | | | | ↓ 中間証 ↑ | | ↓ 虚 証
| - 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)・・・体力があり、イライラして怒りっぽく、眠れない、便秘、のぼせが強い。
- 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・・・のぼせ気味でイライラして怒りっぽい。
- 柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)・・・体力が中等度以上で、精神不安、不眠、怒りやすい、驚きやすい。
- 抑肝散(よっかんさん)・・・神経過敏で興奮しやすく、怒りやすい、イライラして眠れない。
- 四逆散(しぎゃくさん)・・・抑うつ傾向が強く、不安感があり、イライラする。
- 苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)・・・腹部から胸に何かが突き上がってきて苦しい、ヒステリー症状に応用される。
- 甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)・・・体力が低下した人で神経過敏、不安、不眠を訴え、生あくび多い。
- 帰脾湯(きひとう)・・・顔色が悪く、貧血傾向でクヨクヨと取り越し苦労、動悸がある。
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