胸やけやげっぷ、上胸部痛など、辛い自覚症状を伴う逆流性食道炎は、近年増加傾向にあります。本来、胃の噴門部(胃の入口)から4~5cm上の部分は筋肉の働きによって胃酸(強い酸性です)が食道に上って来ないように締まっており、食物が通過する時には筋肉がゆるみ、食物が胃に入っていきます。この筋肉を締める圧力が弱くなり、胃の内容物が食道に上ってくることにより逆流性食道炎が起こります。
西洋医学では胃酸を抑える目的の製剤や消化管運動賦活薬などが用いられていますが、漢方薬にも奏効する処方がありますので紹介したいと思います。なかでも六君子湯は、胃の弛緩(ちかん)を回復させ、胃酸分泌を抑制し胃排泄能を促進することが知られています。こうした作用により、胃内圧上昇を抑制して胃食道逆流を防ぐと考えられています。
日常生活の注意としては、脂肪の多い食品や甘い物は胃酸が出やすいので、ひかえた方がよいでしょう。飲酒や喫煙も、逆流性食道炎の発生を促進すると考えられています。又、ストレスも原因となりますので、うまく解消する工夫も大切だと思います。
| 体格・体質 | 代表的な処方と症状 |
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実 証 |
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