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35歳男性 身長174cm体重70kg

 3~4年前より繰り返し口内炎ができる。ひどいと一度に4~5個でき、痛みもひどい。患部は白く、熱い物や酸っぱい物でしみる。一度できると治るのに2週間くらいかかる。体質的には、時々胃もたれを起こし、昼食後眠くなる。また時々胃痛もある。肩こり、足の冷えあり。小便は寒いと近い。また、寝不足やコーヒーを飲むと口内炎が悪化する。

 漢方薬の茯苓飲加半夏を処方。飲み始めて2週間位した頃から痛みが少し和らぐようになり、3ヶ月くらい続けた頃から、新しくはできなくなった。それ以降は、ストレスや寝不足でたまにできることもあるが、この漢方薬を飲むとすぐに治る。

31歳女性 身長162cm体重53kg

 10年以上前から頭痛があり、鎮痛剤(ロキソニンなど)を服用していたが、胃腸の調子が悪くなることや、赤ちゃんを作ることを考え、漢方薬で治したいとご相談にいらっしゃった。頭痛は月に1~2度発作が起こり、生理前に悪化することもある。ひどいと嘔吐することもある。体質的には、手足が冷えやすく、肩こり、腰痛などがある。また、冷たいものをよく好み、アイスクリームを良く食べる。

 漢方薬の呉茱萸湯(ごしゅゆとう)を処方し、アイスクリームは止めてもらうことにした。飲み始めて一ヶ月が経った頃から頭痛が軽減し、漢方薬を飲むと手足が良く温まると言う。そして3ヶ月ぐらい経った頃から発作はほとんど起こらなくなった。

51歳女性 身長152cm  体重48kg

 2~3年前より、右の腰からお尻にかけて痛みがあり、ひどいときは太ももの裏からひざ裏にかけて痛む。特に秋口や春先などの季節の変わり目に悪化する。朝起きるときは特に調子が悪くなり、少し動いただけでも強い痛みが走ることがある。痛み止めやシップも貼ったりしたが、あまり効果は出なかった。

 体質的には、腰から下が冷えやすく、冬場は靴下をはかないと眠れない。また寒くなると小水が近くなる。食べ物の好みは身体を冷やすものが多く、果物(ミカン、カキ、バナナなど)はよく食べる。

 漢方薬は、腰から下を良く温めて血行を促進させる当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)を処方した。飲み始めると、2,3日して足が温かくなってきた。また10日が経過した頃から痛みが和らぎ、1ヵ月後には痛みがほぼ消失した。その後は果物を減らすようにしてもらい、漢方薬も薄めてお茶代わりに飲んでもらっているが、今のところひどい神経痛は起きていない。

 最近は、健康志向も高まり、果物を多く摂られる方も多いが、摂り過ぎは身体を冷やし、神経痛などの原因になるので注意が必要だ。それと普段から身体を良く動かしたり、ストレッチをまめに行うことも、神経痛を悪化させないためにも必要だ。また、漢方薬(煎じ薬)は薄めてお茶代わりに飲んでおくと、痛みがずっと出なくなることもある。

33歳男性 身長170cm 体重68kg

 1年前より、両足に水虫ができる。患部は水疱状で痒みが激しい。甘い物や肉食を好む。また、足の裏に汗をかきやすい。

 漢方薬の荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)をとん服で、紫雲膏(しうんこう)を外用(ぬりぐすり)でお出しした。飲み始めの2週間は、痒みがいっそうひどくなったが、その後、次第に軽減。3ヶ月もすると痒みは消失し、見た目もほとんど良くなってきた。それからしばらくして漢方薬を止めたが、甘い物や外食などが多くなると、また水虫が出る。その場合には、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)と紫雲膏の組み合わせですぐに良くなる。

 水虫は、白せん箘という細菌が原因で起こるが、漢方では、感染する人の体質に問題があると考える。甘い物や肉食は、血液を酸性に傾け、末端での抵抗力を弱めるため水虫にかかりやすくなる。糖尿病の人も水虫にかかりやすい。荊芥連翹湯は、体内に溜まった毒素(酸性物質など)を排出させ、末端での免疫力を高める。


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