• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

33歳女性 身長160cm体重52kg

 3ヶ月前より耳が塞がり、めまいが起きる。病院での診断はメニエール病。イソバイド・メリスロン・セファドールなどの薬を服用したが改善が見られず薬局に来店された。顔色を見ると、目の下にクマがある。また若干の難聴も出ている。聞くところによると、めまいが起きる前は、仕事や子育てが忙しく、ストレスがかなり溜まっているとのことだった。

 肩こりもあり、舌には白い苔がついている。こってりしたものを食べると気持ち悪くなると言う。漢方薬の小柴胡湯(しょうさいことう)を処方。2週間分を飲み終えると、めまいはほとんど起きなくなり、耳の塞がりも半減しているとのこと。引き続き小柴胡湯を服用してもらい、2ヵ月後には、めまい、耳の塞がり、難聴のすべてが改善した。その後も再発は見られていない。

42歳女性 身長157cm体重52kg

 1年前より顔から汗が出る。夏場は特にひどいが、冬でも出る。特に人前で話をするときにひどくなる。また、温かい物(ラーメンなど)を食べても汗が吹き出る。

 体質は、肩こり性で疲れやすく、足は冷える。また人に気を使いやすく、細かいことが気になり、取り越し苦労の多いタイプ。眠りは浅く、夢を良く見る。のどや唇は乾きやすい。

 漢方薬は、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)を処方。飲み始めて1週間する頃には良く眠れるようになり、疲れやすさが良くなった。その後、1ヶ月が経過した頃から次第に異常な汗をかかなくなり、3ヵ月後にはほぼ良くなった。また、カサカサだった唇にも潤いが出てきた。

 漢方では、顔や頭からの過剰な発汗は、"自律神経の失調"と考えている。特にもともと神経質で、気を使いやすいタイプは、頭や顔に熱(虚熱)が上りやすく、異常な発汗を伴う場合が多い。柴胡桂枝乾姜湯は、身体の緊張をほぐし、精神的な疲労を除き、虚熱を冷ます。

28歳女性 身長157cm体重48kg

 4~5年前より睡眠時に歯ぎしりをするようになった。朝起きるとあごが疲れており、ひどいと自分の歯ぎしりの音で目が覚めることもある。歯医者でマウスピースをもらいつけて寝ているが、歯ぎしりは治らない。体質的には、肩こり、イライラ、熟睡できない、足の冷えなどがある。また性格的には気が短い、せっかち、職場では人に気を使いすぎる、などの特徴がある。

 漢方薬の抑肝散(よくかんさん)を処方。飲み始めて1~2週間たった頃から良く眠れるようになり、歯ぎしりも軽減。朝起きたときのあごの疲れも無くなった。約3ヶ月飲んでから歯ぎしりはほぼ消失。それ以降は調子が悪くなると抑肝散を飲むとすぐに治るようになった。

 漢方では、歯ぎしりは身体の中の"気"のバランスが崩れていると考える。性格的に生真面目だったり、せっかちで気が短かったり、または自分の思うとおりにならないことが続いたりしたときに、神経がいらだち、夜間にがりがりと歯ぎしりをしてしまう。抑肝散は、神経のいらだちをなだめ、身体をリラックスさせて"気"のバランスを整えて歯ぎしりを改善する。

38歳女性 身長154cm 体重52kg

 もともと冷え症があり、生理不順で赤ちゃんができにくく、漢方薬の当帰建中湯を服用し、約1年で妊娠した。そして安定期を過ぎた頃に漢方薬の服用を中止した。その後無事出産したが、母乳が出ない。疲労倦怠感あり、腹痛あり、便秘気味。胸が張って少し痛みがある。当帰建中湯を服用すると、2~3日して母乳が出るようになった。その後も漢方薬を服用しながら母乳の出は非常に良い。

 産後はお母さんの身体は貧血気味になるが、当帰建中湯は産後の腹痛を改善し、貧血を治す。また血の巡りを良くして母乳の出を促す。


Copyright© Pharmacy Mutsugoro. All Rights Reserved.