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1年目より右足の膝が痛む。痛み止めの注射を打ってもらうと一時的には楽になるが、またすぐに痛み始める。また時々水が溜まり、病院でぬいてもらう。冷えたときや雨の日に痛みがひどくなる。

膝をみせてもらうと、痛みのある膝がかなりむくんでいる。また、膝の裏からすねにかけて太い静脈瘤が出来ている。体質は、冷え性で太りやすく、代謝が悪いという。大便は2日に1回、小水は冷えると頻尿になる。甘い物や果物を好む。

漢方薬の防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を処方。飲みはじめて1ヶ月が経つと、足のむくみがなくなり、膝の痛みも半減した。さらに1ヶ月飲んでもらうと、膝の痛みはほとんどなくなり、体重も3kg落ちた。それから継続してもらうこと約1年、膝の裏にあった静脈瘤もなくなった。

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畑で摘んだシャクヤクを飾ってあります。

小児の頃にアトピー性皮膚炎と診断され、ステロイド軟膏を一時つけていたが治らず、漢方薬を服用して改善した。その後、中学校卒業までは落ち着いていたが、高校卒業と同時にまた悪化し始めた。

アトピーが出ている場所は、ひじの内側から腕にかけてと、首のまわり、顔(特に目の周り)がひどい。また、膝の裏からすねにかけても出ていて、かきむしった跡がある。患部は赤く炎症しており、ひどいと液が出ることもあると言う。始めのうちは、病院でステロイド軟膏を付けていたが、なかなか治らないので、漢方薬を飲んでみようとご来店されたらしい。

身体は健康的で、生理なども順調に来ている。大便はやや便秘気味で、時々下剤を飲む。食べるものは、こってりした物を好むようで、ファーストフードやラーメンをよく外で食べると言う。

漢方薬の柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)を処方。また塗り薬として、紫雲膏(しうんこう)を塗ってもらった。それと出来る限り、こってりしたものや味の濃いものを控えてもらうようお伝えした。

1ヵ月後にご来店されると、アトピーは全身でひどく炎症しており痒みが増したと言う。これは漢方特有の反応で、毒を出しているので、これからは落ち着いてきますとお伝えし、さらに1ヶ月同処方をお出しした。その後、ご来店された際には、アトピーはずいぶんと落ち着いており、痒みも減っていると言う。そのまま同処方を継続してもらうこと約1年、アトピーはほぼ出なくなり、肌の状態も良好になった。

ステロイド軟膏は、痒み(炎症)を抑えることはできるが、痒みの原因となっている"毒素"を取り除くことはできないので、こじれたアトピーをなかなか根治させることは難しい。漢方薬は、この"毒素"を排出させることで、アトピーを根治させるので、一時的にはひどく出てくるが、その後、改善されていく。

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無農薬で栽培しているトウキをキアゲハチョウの幼虫が食べていました。(++!)

1年前にひどいめまいに襲われ、天井がぐるぐると回り、ひどいと吐いたと言う。病院でめまいの薬や血液の循環をよくする薬をもらって飲んだが、1時的にはよくなるが、また度々繰り返した。また、同じ時期から右耳がふさがるようになり、音が聞こえにくくなった。

聞くところによると、当時はかなりのストレスがあったと言う。もともと性格が几帳面なせいもあり、ストレスには弱いと言う。肩こりも激しい。顔色は、少しくすんだような血色の悪い色である。眠りは浅い。

漢方薬の小柴胡湯(しょうさいことう)を処方。飲みはじめて2週間で、肩こりがとれ、夜ぐっすり眠れるようになったという。そのまま同処方を継続してもらうと、次第に顔色も良くなり、耳のつまりもとれ、めまいも起きなくなった。

小柴胡湯は、ストレスによる体の疲れや緊張を緩和し、肩こりやつまりをほぐし、その結果、耳の三半規管が正常に働くようになったと考えられる。

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むつごろう畑では、シャクヤクが満開を迎えております。花は沼津店に飾ってあります。

20代の頃より口の周りからあごのライン辺りにニキビが出始めた。患部は赤く炎症が起き、治っても跡が黒く残る。1度病院で抗生物質をもらって服用したら良くなったが、またすぐに悪化した。病院の薬を続けると下痢になるため、漢方薬で体質改善をしてみようとご来店された。

体質は、胃腸が弱く、食べても太りにくい。また、冷え性や生理痛もひどく、生理前にニキビが増える。下痢や便秘を繰り返す。甘いものは好きで、菓子パンやチョコレートなどをよく食べる。

漢方薬は、まず胃腸を丈夫にする帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)を処方。それからニキビに直接塗る紫雲膏(しうんこう)をつけてもらうことにした。それと極力甘いものは摂らないようにしてもらった。1ヵ月後ご来店。ニキビが前よりもかなりひどく出ている。寝る前に紫雲膏をつけると、次の日の朝赤く腫れて膿が出ることもあるという。これは良くなる兆候だということをお伝えし、さらに1ヶ月飲んでもらった。次にご来店されたときは、ニキビの量は半分ぐらいに減っていた。それから約1年間飲み続けてもらったところ、体重が3kg増え、ニキビは全くでなくなった。

この方の場合、もともと胃腸が弱く、ストレスらによってさらに胃腸の機能が低下し、カロリーの高い甘いものなどを食べると、身に付かず、すぐに過剰栄養(毒)となってニキビになっていたと考えられる。胃腸を丈夫にする漢方薬を飲んだことで、大腸の調子も良くなり、体重も増え、ニキビが出来にくくなったと考えられる。

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むつごろう畑で満開を迎えているシャクヤクの花を店内に飾っています。

幼稚園に入った頃から風邪をよく引くようになり、特に冬場は常に風邪を引いている状態。ひどいと喘息のように咳が止まらなくなることもある。また、胃腸も弱く、普段から便秘や下痢になりやすく、抗生物質を飲むとお腹をこわす。性格はおとなしく、ストレスをためやすい。乗り物酔いあり。お腹は過度のくすぐったがり。

漢方薬の小建中湯(しょうけんちゅうとう)を処方。飲みはじめてからよく食べるようになり、大便も1日1回と安定してきた。また、この漢方薬を飲んでから風邪を引きにくくなり、引いても以前なら2週間くらい長引いていたものが、すぐに治るようになった。現在も続けていて調子がよい。

この小建中湯は、胃腸の弱い子供の体質改善によく使う。この薬を飲んでいくと胃腸が丈夫になり、風邪も引きにくくなる。また、乗り物酔いしやすい子や鼻血を出しやすい子、頭痛や立ちくらみを起こしやすい子にも効果がある。

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むつごろう畑で芍薬が開花しています。:D


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