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54歳の女性。4~5年前より、毎年5月頃から8月の終わりにかけて、脇の下に湿疹が出るようになったと言います。皮膚科で痒み止めやステロイド軟膏をもらっていたのですが、次第に効かなくなり、肌も黒ずんできたため、漢方薬で何か良いものはないかとご相談見えられました。

体格は身長152cm、体重64kg とやや太っておられ、色白で汗っかきだといいます。また、疲れやすく、甘い物をよく食べ、水もよく飲むとのことです。大便は2~3日に1回、小水は日に3~4回。膝の痛みもあります。

漢方では、汗が出やすく、梅雨時(5~7月)に悪化する湿疹を"水毒(身体に余分な水が溜まる体質)"と考えています。この方には、水毒体質を改善する漢方薬を調合しました。飲み始めて1ヶ月、一時湿疹がひどく出て、その後、減ってきたと言います(漢方薬は、痒みを抑えるのではなく、体内の毒を発散させて根治させます)。また、小水がよく出て、大便も毎日出るようになったとのこと。さらに1ヵ月後、湿疹はほとんど出なくなりました。しばらく漢方薬を継続してもらい、また、梅雨時を迎えましたが、湿疹は全く出ないとのことでした。

35歳の女性。慢性的に、鼻がつまることがよくあり、風邪の後などに黄色い膿が出ることがあり、ひどいときは血が混じっていると言います。病院では蓄膿症と診断され、抗生物質をもらって飲んでいましたが、なかなか治らず、手術も勧められましたがその前に、漢方薬で治りませんかとご相談に見えられました。

顔色は、吹き出物とシミがあります。子供の頃には小児喘息もあったようで、花粉症もあります。身長は155cm、体重48kgで、虫に刺されたりすると、跡が残りやすいといいます。また、蓄膿のためか、肩こり、目の奥の痛み、頭痛もあります。

漢方では、鼻や気管支、リンパ腺、扁桃腺などの病気にかかりやすい体質を、腺病体質と呼んでいます。このタイプの方は、神経質な場合が多く、肝臓の解毒機能が弱まり、蓄膿や吹き出物などの膿を生じやすくなります。この方には、肝臓の解毒機能を高める煎じ薬を飲んでもらうことにしました。その後、大便がたくさん出るようになったと言います。これは、毒素が排出されている証拠です。そのまま継続していかれますと、1ヵ月後には鼻がすっきりと通るようになり、頭痛もしなくなったと言います。その後も体質改善をかねて継続されていましたが、半年を経過した頃より、吹き出物も出なくなり、シミを薄くなってきたと喜ばれておりました。現在も漢方薬は服用中ですが、蓄膿は起きていません。

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むつごろう薬草園のトウキです。:)

40歳の男性。仕事のストレスのためか、2年前より、胸の辺りの筋肉がピクピクと痙攣するようになったといいます。病院でみてもらったところ、脳には異常がなく、痙攣止めを処方されたそうですが、副作用が心配で途中で服用を止めたと言います。また、ひどいときは、痙攣が手や足に及ぶこともあり、気持ち悪いといいます。

体質は、気をよく使われるほうで、取り越し苦労も多く、眠りは浅くて、疲れやすいといいます。また、ときどき残尿感があることもあります。漢方薬は、神経をリラックスさせ、自律神経を安定させるものを処方しました。服用後1ヶ月、筋肉の痙攣が弱まっていると言います。また、夜もよく眠れて調子がいいとのこと。その後も漢方薬を服用し、半年後には痙攣はほとんど起こらなくなりました。

8歳の女児。3~4ヶ月前に水いぼが見つかり、自然に放置していたそうですが、治らず、少しずつ増えてきたので、漢方薬を試してみたいとご相談に見えられました。

体質は、汗をかきやすく、アレルギー性鼻炎があります。また、鼻炎のときには、水っ鼻がたくさん出るといいます。甘い物、果物が好きだそうです。

漢方では、水いぼができやすい体質を"水毒(すいどく)"と考えます。このお子さんの場合、水っ鼻の鼻炎もあり、身体に余分な水がたまっている水毒体質と考えられ、そのために水いぼがなかなか治らないと考えられました。漢方薬は、余分な水を排出させるものを調合いたしました。服用後、しばらくの間、お小水がたくさん出て、その後、水いぼは徐々につぶれていったといいます。1ヶ月の服用で、完治しました。


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