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漢方を服用すると、鼻血や下痢といった一見、副作用と間違うような症状に出くわすことがあります。この症状の多くは副作用ではなく、身体が快方へと向かう過程で生じる瞑眩と呼ばれる現象なのです。
今回は、なかなか耳慣れない瞑眩について取り上げてみたいと思います。


そもそも瞑眩とは、漢方薬が病気を治すために身体へ促進的に働きかけた結果、一時的に現れるものです。

もう少しわかりやすく言うと、漢方薬は身体中に停滞していた不要物が体外へと排出させる作用をもたらします。ですが、それは時に蛇口をひねった時のように溢れ出すことがあります。
このような状態になると瞑眩がみられることになり、治癒へ向かっている証拠として捉えることができます。


<瞑眩によくみられる症状>
・めまい
・下痢や便秘
・だるさ
・湿疹
・出血
・かゆみ


一般的に、瞑眩の場合は1〜2週間程度で症状が改善されます。併せて、急速に症状がおさまることが多いようです。
しかし、瞑眩だと思っていても中には本当の副作用だったというケースもあります。

また、漢方薬は西洋薬と比べると、非常に個性的な性質を持ち合わせています。証と漢方薬が合っていなければ、思わぬ悪影響を及ぼすことだってあるわけです。

もし、漢方薬を服用していて何か違和感を感じたり不安に思うことがあれば、遠慮せずに処方してもらった医師や薬剤師へ相談しましょう。


少し話は逸れますが、漢方薬を飲み始めてしばらく経っても効果がみられないので飲むのをやめてしまったという話を聞くことがあります。
即効性を期待しているならば、なおさら目に見えて効果がないように感じるかもしれません。でも、身体の中では確実に変化が起こっており、便通や肌の調子がよくなったりと他の部分にはジワジワ効き始めていることも少なくないのです。

ですから、漢方薬は自己判断で服用を中止せずに、継続して飲み続けることが重要なポイントです。

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運動が苦手な方でも、手軽に始められるなわ跳び。1日10分のなわ跳びを習慣にすれば、筋肉・スタミナがつき、きっと妊娠力も上がります。
運動は少しづつでも、毎日続けることが大事です。

下半身に筋肉がつくとおなかがあたたまる
 むつごろう薬局の店舗は静岡県にありますが、東京都内や神奈川県などから、赤ちゃんが欲しいとご相談にいらっしゃるかたもいます。私たちは「赤ちゃんを授かるためには体力も必要」と考え、みなさんに「体を動かしてください」「運動をしてください」とよくアドバイスします。しかし、都会で暮らすご夫婦は忙しく、運動をする時間をつくるのがなかなか難しいようです。特に働く女性の場合、「仕事をして家事をすると、一日が終わってしまう」とおっしゃるかたが多いのです。
 仕事で疲れる→運動できない体力が低下し、疲れやすくなる…というマイナスの連鎖が起きているかたも多くいらっしゃるように思います。こういう生活では赤ちゃんもなかなか授かりづらいでしょう。
 このマイナスの連鎖を断ち切るため、おすすめしたいのがなわ跳びです。まずは1日10分でけっこうです。なわ跳びはお金もかかりませんし、ちょっとしたスペースがあればOK、朝昼晩いつでも都合のよい時間にできます。
 最初はたったの10分のなわ跳びでも息が切れ、つらく感じるかもしれません。ふくらはぎがパンパンになったり、つってしまう人もいるでしょう。腹筋も痛くなるかもしれません。
でも、ふくらはぎやおなかに筋肉がついてくれば下半身の血液循環がよくなり、子宮があたたまってきます。毎日なわ跳びを続けていれば、妊娠を継続するためのスタミナもついてくるでしょう。“継続は力なり”です。たとえすぐに変化を実感できなかったとしても、毎日継続してなわ跳びをすることで、きっと妊娠する力がついてきます。筋肉隆々のスポーツ選手の体も毎日継続してトレーニングを積んだことでつくられます。妊娠力もそれと同じ。みなさんも1日10分、ぜひがんばってみてください。

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3年前に職場が変わってから、円形脱毛症ができるようになったといいます。治ってはまた繰り返し、最近では大きいものでこぶし大ほどのものがあります。体質は、不眠、頭痛、めまい、動悸、不安感があります。
  自家製漢方煎じ薬を調合。1か月後、まだ症状に変化はありません。さらに1か月後、前より眠れるようになってきたといいます。
その後も同処方を継続し、1年がたった頃に、脱毛していた部分から毛が生えてきました。
そのまま漢方薬を継続し、3年が経過していますが、新しいものはできていないといいます。

ガンなどでは病の進行具合による分類が一般的ですが、漢方でも疾病の進行や状態による分類があり、六経分類と呼ばれています。
六経分類はその名の通り、病期が次の6つにわかれており段階的に病が進んでいくとされています。



●太陽病
頭や背中といった体の上部表面に位置する箇所で、病が停滞していることをいいます。
罹患してはじめに症状が現れる部分であり、主な主訴として悪寒や頭痛、浮脈などがあります。

●少陽病
太陽病よりも疾病が少し中に入った、つまり外から見ただけではわからない部分に関わる症状もあらわれてくる状態です。例えば、脇の痛みや口に関する症状などがあり、場合によっては乾きや吐き気がみられることもあります。

●陽明病
主として胃腸に関わる症状を訴え、腹部の膨満感や便秘などが代表的な症状です。
また、徐々に体の内側へと病が進行してきているので、熱も内側にこもっていきます。

●太陰病
上記3つの病期を経てもなお改善されず、さらに拍車をかけた状態になってきます。
特に胃腸関連の症状は痛みを感じるようになり、次第に悪化してきます。

●少陰病
疾病がかなり進行し、体全体の抵抗力も下がって疲れが出てきている状態です。
血行も悪いので手足も冷え、各器官の機能にも低下がみられます。

●厥陰病(けついんびょう)
少陰病よりもさらに体全体の機能が低下し、衰弱しきった状態です。
場合によっては重篤な状態を引き起こすことがあります。


太陽病から始まり厥陰病まで、陽や表の状態から、そして陰や裏のほうへ進んでいくとされています。しかし、慢性病がひとつの病期でとどまっていたり、不可逆的に進行することもあり得るのでこの限りではありません。


漢方では病期も考慮して、各期に合った漢方薬が処方されることになります。
しかしながら、これは証などにおいても同じことが言えるのですが、やはり病期や症状が合っていなければ相応の効果を得ることはできません。
従って、表や陽に合わせた漢方薬を服用していても一向に効果を感じられない場合は、裏であったり陰に属する漢方薬に変えてみることで症状の改善を見られることがあります。

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2年前より足のムズムズを感じるようになり、最近では全身で感じることもあるといいます。
手足の冷え、こわばりもあり、イライラ感も強いといいます。また、歯ぎしりもあります。
  自家製漢方煎じ薬。飲み始めて1か月後、手足のこわばりが取れ、ムズムズ感もいくらか良いといいます。
さらに1か月後、ムズムズ感が減ってきているといいます。
その後も漢方薬を継続し、1年がたった頃にはムズムズ感を感じることは無くなったといいます。


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