熱中症は体内に溜まった熱が放散できず、
体温の調節機能がうまく働かなくなる状態です。
真夏におこるものと思いがちですが、寒暖差や湿度も関係している為、
5月から増え始め油断禁物となります。
さらに、初夏は暑さに体がなれていないだけでなく、
冬~春にかけての汗腺の衰えも影響して、体温調節がうまくできません。
熱中症の対策には、水分補給だけでなく、日傘、帽子を使うことが大切です。
毎年、この時期に不調を感じる方、是非、漢方薬もうまく活用してみて下さい。
ただし、症状が出てしまった場合には、外から体を冷やす(特に太い血管の通る、
首筋・首の付け根・脇の下など)、水分・塩分を補給するなどの対処が必要となります。
自分で水が飲めない、意識がないなどの場合はすぐ救急車を呼んでください。
日頃からしっかり食べて、よく眠ることが熱中症や夏ばて予防の基本です。
熱中症に注意し、毎日を元気で健康にお過ごしください。
更新日: 2018/06/09 |