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「脳を守る漢方薬」 第一章 ボケがここまでわかってきた

「正常」なボケ「病的」なボケの違い

 いきなりショッキングな話をしてしまいましたが、脳のメカニズムとボケとの関係についての詳しい説明は、第二章ですることにします。当面のあなたの最大の関心事は、はたして、物忘れとボケの間には境界線があるのだろうか、あるいはボケには「正常」と「病的」の違いがあるのだろうか、という点ではないでしょうか。
 まず「正常」と「病的」の違いですが。「正常」なボケは「生理的なボケ」と言い換えることができます。年齢を重ねることによって物忘れが増えてきたり、だんだんと記憶力が低下してくるといったような、脳の自然な老化によって起こる記憶障害のことをいいます。もちろん、多少の個人差はありますが、これは四十歳を過ぎるころから誰もが経験する現象です。
 これに対して「病的なボケ」とはなんらかの障害が原因で起こるもので、医学用語で「痴呆症」と呼ばれているものです。「生理的なボケ」との大きな違いは、物忘れが異常に多くなるといった症状だけでなく、思考力や判断力にも支障を来たし、社会生活を送るうえで問題が出てくるという点です。とくに、後に述べるアルツハイマー病の場合は、記憶障害だけではなく、言動がおかしくなるといった症状も出てきます。さらに、記憶障害の悪化も急速に進むといった違いが認められています。
 次に、物忘れとボケの境界についてですが、この問題に答えるには、先ほどから述べている「脳の老化」とは何かについて、補足しておく必要があるでしょう。
 私たちの脳は、神経細胞間の情報伝達によって働いている器官と考えることができます。つまり、複雑きわまりない働きをする脳ですが、その脳を構成する基本単位は、単純明快であるということなのです。情報伝達をする神経細胞があり、これを保存して、その機能を支えるグリア細胞があるという具合です。
 本書では、脳細胞と言えば脳の神経細胞を意味しています。脳細胞死とは脳の中の神経細胞が死滅し、脱落していくことを意味しています。そして、死滅した神経細胞は二度と再生しないということを記憶にとどめておいてください。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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