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「脳を守る漢方薬」 第3章 老化の原因は「活性酸素」だった

あらゆる病気の原因となる活性酸素

 酸素は今から200年以上前に、イギリスのプリーストリという人によって発見されました。プリーストリは、酸化水銀や酸化鉛に大型の虫メガネで光を当てて遊んでいるときに、ロウソクが激しく燃えだしたり、また、ビンに閉じ込めたネズミが長い間窒息しないで生きていられるのを見て、酸素を発見したといいます。
 さらに驚くことにプリーストリは、1775年に、なんと「酸化ストレス」、つまり酸素の持つ酸化能力による生体に対する影響の存在までも、鋭い直感で発見してしまったのです。彼は、酸素の中でロウソクを燃やすと、激しく燃える代わりに、普通の空気の中で燃やすよりずっと早く燃えきってしまうという現象を見て、「私たち人間の命もロウソクの炎のように、酸素の中では、あまりに早く燃え尽きてしまうかもしれない」と言ったそうです。これはとりもなおさず「酸化ストレス」の予言にほかなりません。プリーストリは、酸素は生物が窒息しないために絶対に必要なものではあるけれども、反面、生物に害を与えるかもしれないということを、すでに200年以上も前に予感していたのです。そして現在、彼の予言はみごとに的中したといえます。

 酸素は空気中に21パーセントの割合で存在していますが、100パーセントの酸素下でネズミを飼育すると、1週間前後で死んでしまいます。50パーセントの酸素下でも、ショウジョウバエの寿命は、通常の78日から35日に短縮してしまいます。
 このように酸素は、私たちが生きていくうえで必要不可欠ですが、その反面、寿命を短縮させてしまう物質でもあるのです。そして、その直接の原因となっているのが「悪魔の酸素」と呼ばれている「活性酸素」にほかなりません。
 「活性酸素」とは、その名のとおり活性化された酸素で、ひじょうに反応性が高く、生体の細胞を分子レベルで無差別に攻撃して酸化させ、その機能をことごとく破壊します。その結果、老化物質が作られたり、遺伝子が傷つけられたりして、あらゆる病気や老化の最大の原因になるといわれています。
 やっかいなことにこの悪魔の酸素は、私たちが生きていくエネルギーを作るときにも発生します。また、白血球が有害な細菌を殺す過程でも発生します。さらに、紫外線、排気ガス、タバコ、肉体的、精神的ストレス、化学合成医薬品、食物添加物など、私たちの生活習慣や生活環境も、この悪魔の酸素の発生を増幅してしまうのです。体内で絶えず少しずつ発生している活性酸素が私たちの体を老化させ、場合のよってはガンをも発症させてしまうことが最近になってわかってきました。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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