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第4章 漢方薬の驚異のボケ防止作用

漢方薬こそアルツハイマー病を予防する決め手

 病気と治療の関係をコンピュータにたとえて整理してみましょう。コンピュータはハードウエア、ソフトウエア、ヒューマンウエアの3つが連動して、初めて作動します。ハードウエアが故障した場合には部品を交換しなければ直りません。西洋医学の外科手術や、抗生物質による治療が必要になる器質的疾患がこれに相当します。またハードウエアが正常でも、ソフトウエアに欠陥がある場合はコンピュータは作動しません。これは、神経系、内分泌系、免疫系の異常の調節を必要とする機能的疾患に相当します。そして最後に、コンピュータが正常でも、それを動かす人間が誤った操作をしたのでは作動しません。このような場合は、個々の状態に合わせた治療が必要です。単一的な治療は無意味であり、ときには事態をかえって悪化させる場合もあります。
 漢方薬の場合、実際の中身は前述した「上薬」「中薬」「下薬」の薬がすべて配合されていることが多くなっています。上薬は漢方薬(漢方処方)の作用のバランスをとると同時に、中薬、下薬の副作用の軽減をしていると考えられます。これは、あたかも組織の管理職のような役割をしています。中薬は中間管理職で、下薬は第一線のスタッフに相当すると考えていいでしょう。要するに上中下薬の組み合わせによって漢方薬は完成され、薬効と安全性が高まると考えられています。この点が西洋医学の考え方とは異なっています。
 西洋医学の場合は、患者さんに対して1枚の処方箋の中に数種類の合成新薬を併用投与することで病気を治療します。たとえば風邪の場合は、熱があれば解熱薬、咳が出れば気管支拡張薬、鼻が出れば抗アレルギー薬、胃に負担がかかるから消化薬、粘膜保護薬、のどが痛ければトローチの消炎剤、体力が落ちているからビタミンE、ビタミンCを投与するというふうに、一枚の処方は多数の薬を併用することで成立しています。これに対して漢方薬の場合は、1つの漢方処方でいろいろな症状を取り去ることができ、症状が多いからといって、たくさんの漢方薬を投与することではありません。
 漢方薬の効用と特徴について、さまざまな角度から説明してきました。ここまでお読みになれば、漢方薬こそがアルツハイマー病予防の特効薬であることがおわかりいただけると思います。第一に、アルツハイマー病は脳の老化に直接関連して発病する病気であること、発病を抑えるためには活性酸素を除去して、脳の酸化を食い止めなければならないこと、そして、この病気は2年ないし20年にわたって徐々に進行すること、したがって、予防や治療には薬を飲み続けなければならないこと、などなどを思い起こしてください。強力な活性酸素消去作用、抗老化作用を持ち、なおかつ長期間投与しても副作用などの心配がない漢方薬は、まさにアルツハイマー病のための薬と言っても過言ではないのです。
 次の章では、老化を防ぐための鍵として紹介した「HNシステム」と、これを駆動させるための「3つの東洋医学的手法」について、あらためて述べたいと思います。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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