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第5章 病気を未病に防ぐ「養生の法」

「HNシステム」とは何か

 ここで、HNシステムについてもう一度説明しておきたいと思います。繰り返しますが、私たち人間には、生まれながらにしてこのシステムが備わっています。私は生体防御システムを大きく4つに区分して、それぞれ、(1)中枢神経防御システム、(2)自律神経防御システム、(3)内分泌防御システム、(4)免疫防御システムと呼んでいます。
 ただし、私たちが自分の意志でコントロールできる防御システムは、4つのうちただ1つだけなのです。(1)の中枢神経防御システムのみが自分の意識の支配下にあって、残りの3つの防御システムは、自分の意志では通常コントロールできない防御システムなのです。
 この自分の意志でコントロールできない3つの生体防御システムを、意識的にコントロールしようというのが、私の提唱する「養生の法」にほかなりません。もう少しわかりやすくいえば、生命を自動制御している3つの防御システムに意識的な微調整を加えることによって、必要な部分を活性化させ、生体に降りかかるあらゆるストレスを防御し、あらゆる病気を未病や軽症のうちに治癒させる方法が「養生の法」です。
 私たちの体内には、その能力と作用とメカニズムの違いにより、前述した4種類の生体防御システムが存在しています。この4種類の生体防御システムは、それぞれが独立して働いてもすばらしい防御能力を発揮しますが、お互いがネットワークを作り、合体して一致協力したときには、その力は相乗的に増強され、あらゆるストレスから生体を防御して、病いを「未病」のうちに完全治癒させることが可能になるのです。
 HNシステムとは、正確にいえば、この4つの生体防御システムに、第3章で紹介した「抗酸化防御システム(悪魔の酸素、活性酸素を消去する生体防御システム)」を加えた、5つの生体防御システムを統合する生体防御ネットワークから成り立っています。4つの生体防御システムに、自然老化現象に拮抗する「抗酸化防御システム」を合体させ、5つの生体防御システムを統合する「生体防御総合ネットワーク・システム=HNシステム」を作りあげることで、さらに生命力をアップすれば、その力は防御能力にとどまらず、驚くことに生体の持っている生命力自体をも活性化させ、増進させる力があるのです。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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