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第6章 幸せになるための3つの処方箋

(2)自分の生体防御システムの弱点=体質を知る

「幼少期の親子関係」が意味するもの


 バーン博士の交流分析理論には、もう1つ、未来の発病を予測するシステムが存在しています。それは「基本的な構え(Basic Position BP)」と呼ばれるもので、「個人が自分と他人との関係に関して、生涯一貫した構えをとる」という考え方です。そして、この構えは「幼少期の親子関係のなかで決定されてしまう」というものです。
 バーン博士は「人間は、その人の乳幼児期の体験が、その後の生活態度にきわめて重要な意味を持つ」と考え、「その乳幼児期に両親から愛情を受けたか否か、その愛情がよいものか悪いものか、どんな愛情を、どの程度受けたかによって決定される、その人の生涯で、変わることのない一貫した態度、性質」としています。
 基本的な構えには、次の4種類があります。
(1)「私はYESである。他人もYESである。」(自己肯定・他者肯定)
(2)「私はNOである。他人はYESである。」(自己否定・他者肯定)
(3)「私はYESである。他人はNOである。」(自己肯定・他者否定)
(4)「私はNOである。他人もNOである。」(自己否定・他者否定)
 ビートルズの『マジカル・ミステリー・ツアー』というアルバムに、ジョン・レノン、ポール・マッカートニーの作品で『ハロー・グッドバイ」というタイトルの曲がありますが、この曲の歌詞に、You say yes!I say no!というのがあります。じつは、これがまさに、私たちが生まれながらに持っている「基本的な構え」なのです。なお、ここでいうところの「YESである」「NOである」の意味は、簡単にいえば「よい、悪い」「愛されるに値する、愛されるに値しない」と考えてよろしいかと思います。
 このなかで、(2)、(3)、(4)の構えは、すべて乳幼児期に形成されますが、発達的に、(2)の構え(私はOKでない。他人はOKである。自己否定・他者肯定)が、最初に形成されます。この構えは、程度の差はありますが一生続くものです。ここで、子どもが悪い不幸な影響を受けると、この構えが(3)、(4)の構えへと移行し、3歳までにこれらの構えのどれかに決定されます。子どもはこの3つの構えを、みずからそれと意識せずに、しかも非言語的な形で自然に身につけてしまいます。一度、このBP(基本的な構え)が決定されると、それは、子どものあらゆる行動を支配、統御するようになります。
 (2)、(3)、(4)の構えと(1)の構え(私はYESである、他人もYESである。自己肯定・他者肯定)との間には、質的な相違があります。すなわち、(2)、(3)、(4)は、人生の意味を理解しようとしている幼児の「大人の自我状態」(A)が、「親の自我状態」(CPとNP)からのデータを感情的に処理することによって得た結論ですが、(1)は、自身の意志によって決定される態度であり、長い間、「大人の自我状態」(A)を用いる訓練をすることによって身につくものであり、TAの目指すゴールの1つとなります。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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