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「脳を守る漢方薬」 第一章 ボケがここまでわかってきた

脳細胞は、毎日自動的に死んでいる

 あなたは最近、顔はわかっているのに知人の名前がすぐに思い出せないといった、もどかしい経験をしたことはありませんか。 四十代から五十代にかけて、人によっては三十代半ばから、それまではなかったような物忘れを、誰もが経験するようです。いつもすらすら書けていた漢字がすぐに出てこないとか、英語の単語の意味が思い出せないとか、物を置き忘れてあちこち探しまわったり、買い物に行って肝心の物を買い忘れるなど、たいていは、深く思い悩む必要もない些細なことなので、簡単に笑ってすませてしまいます。
 けれども、身近にボケてしまった老人がいたり、なかには、自分の祖父母や両親がボケてしまって、老人性痴呆の怖さを知っていたりすると、このようにちょっとした物忘れでも、ひょっとして自分もボケてしまうのではないかと不安になり、深刻に悩んでしまう人がいるかもしれません。
 このような、誰もが経験する些細な物忘れを「健忘」といいます。「健忘」とは、「すこやかにわすれる」と書きます。健やかに忘れるとは「健康的に忘れる」「とくに病気や身体、精神に故障がなくても忘れる」という意味です。
 私たちの脳は、毎日、膨大な量の情報を処理しなければなりません。はたして「健忘」とは、単にオーバーワークぎみの脳が、許容量を超えた分、忘れてもよいことを忘れているだけなのでしょうか。それとも、ボケの前ぶれなのでしょうか。 じつは、このような些細な物忘れが起こる裏側で、私たちの脳細胞の一部は自動的に死んでいるのです。すなわち、毎日起こっている自然な老化現象の一つとして、私たちの脳細胞は少しずつ死滅し、脱落しているということです。
 この現象は「脳細胞死(神経細胞死)」と呼ばれ、脳細胞が次々に死んで、私たちの記憶を形づくる脳の情報伝達のネットワークが壊れていくことを意味しています。その結果、しだいに物忘れが多くなるというわけです。この脳細胞死は。私たちが生まれた直後からすでに始まっていて、二十歳を過ぎると、なんと毎日十万個の脳細胞が自動的に脱落しているといわれています。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 プロローグ -ボケずに100歳まで生きるために

老化の敵・活性酸素

 さきほど、老化のスピードは遅らせることができると述べました。長い間謎のベールに隠されていた自然老化現象のメカニズムが、この10年の間に、優れた科学者たちの力で明らかにされつつあります。その一つが、そこに「活性酸素」と呼ばれる「悪魔の酸素」が私たちの体を、時間の経過とともに少しずつ分子細胞レベルで酸化し、破壊していくことがわかってきたことです。活性酸素による細胞の分子レベルでの永続的な破壊こそが、自然老化現象の秘密の鍵だったのです。
 誰もが知っていることですが、私たちは酸素がなければ生きていけません。しかし、その重要な酸素が体内に入ると、自動的に、ほんの少しずつ「悪魔の酸素=活性酸素」に変換してしまうのです。さらに、私たちを取り巻くストレス、たとえば紫外線や排気ガスなどの環境ストレス、喫煙や過労などのストレス、あるいは人間関係などの社会的・心理的ストレスが加わると、この活性酸素の発生量がさらに増え、分子レベルでの細胞破壊が加速することになります。そして、ついには私たちの体の構成単位である「細胞死」が起こることになるのです。
 この活性酸素は、むろん脳とも無縁ではありません。むしろ脳こそは、活性酸素の最大の標的といっていいでしょう。脳の自然老化現象の裏側では、「悪魔の酸素=活性酸素」による脳細胞の分子レベルでの細胞破壊が起こっています。分子レベルでの細胞破壊が進行すれば、やがては脳の構成単位である「脳細胞死(脳の神経細胞の死滅)」が起こることになるのです。痴呆症、ことにアルツハイマー病とは、この脳細胞死が加速度的に、急速に起こる病気です。したがって痴呆症を防ぐには、いかにこの活性酸素の攻撃から脳を守るかが問題になってきます。ここでも漢方薬は威力を発揮するのですが、詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」の第4章を御一読ください。

 東洋医学の古典に「医食同源」という言葉が出てきます。薬と食物を区別しないで、そのときの健康状態に合わせて食物、薬草、生薬、漢方薬を摂取することで体調を整え、健康を維持、増進して病気を未然に防ぐという考え方です。
 誰もが罹患する危険のある成人病は、私たちの悪い生活習慣に密接に関係して発病することから、最近では、「生活習慣病」と言われています。が、じつは、痴呆症の発病にも生活習慣が関係しているのです。そこであらためて見直したいのが「医食同源」ということになります。
 私は、この本の中で、脳を始めとする体の老化を防ぐための、三つの東洋医学的手法を提唱したいと思います。これらの手法を的確に用いることによって、生命の存続をつかさどっている中枢システムをコントロールできることを、数々の科学的データをもとに説明するつもりです。この中枢システムは、私たちの体を統率する脳の基本的システムと、脳からからの命令を受けて駆動する生体防御機構との相関によって成り立っていますが、私はこれを「ハイヤー・ナーバス・システム」、略して「HNシステム」と名づけています。「HNシステム」をうまくコントロールできれば、「老化を遅らせる」という人類の夢の一つが、夢ではなくなるはずです。そして、それを可能にするのが東洋医学の方法論であると確信しています。 


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 プロローグ -ボケずに100歳まで生きるために

すべての病気の鍵を握る脳の働き

 私は、実家が東洋医学の家系であったため、子どものころから鍼灸や指圧、漢方の煎じ薬などに接してきました。そして身をもってその効果を確認してきた者です。しかし、東洋医学の治療効果は、西洋医学のようにすっきりと科学的に説明できませんでした。

 そこで私は、東洋医学のすばらしさを一人でも多くの人にわかってもらいたくて、漢方薬や鍼灸の勉強をするとともに、その科学的な解明のために、大学や研究機関で薬学(生物薬品化学)、さらには分子細胞医学(神経情報学)を学びました。その一連の研究のなかから、漢方薬をはじめとする東洋医学に基づいた治療効果を科学的に説明できるようになりました。

 たとえば、現在では西洋医学の治療にも用いられるようになった鍼麻酔の効果も、脳の神経伝達物質、β-エンドルフィンとの関係により、うまく説明がつくようになったのです。さらに、東洋医学が経験的に得意としてきた慢性胃炎や肝炎、気管支炎、神経痛、腰痛などの慢性疾患や、喘息、皮膚炎などのアレルギー疾患、そして自律神経失調症などの精神神経疾患の治療効果も同様に説明できるようになりました。

思っていました。ところが、脳に関する研究の飛躍的な進歩により、脳の働きがある程度わかってくると、東洋医学の効果も科学的に説明できるようになってきました。たとえば、現在では西洋医学の治療にも用いられるようになった鍼麻酔の効果も、脳の神経伝達物質、β-エンドルフィンとの関係により、うまく説明がつくようになったのです。さらに、東洋医学の得意とする慢性疾患(慢性胃炎、肝炎、気管支炎、神経痛、腰痛など)やアレルギー(喘息、皮膚炎など)、そして自律神経失調症などの精神神経疾患の治療効果も同様に説明できるようになりました。そして、東洋医学が私たちの健康に大変役立つものであることがはっきりわかってきたのです。

 特筆すべきは、脳の働きと東洋医学との関係の解明です。漢方薬はもちろんのこと、鍼灸などが効果を発揮するのは、まず脳に作用して神経伝達系をうまくコントロールし、私たちに本来備わっている生体防御システムを活性化するためであるということがわかってきました。人間は、誰でも体内に、あらゆる疾患に対する防御機能を持っています。それが十分に働いていれば、ガンや心臓病、脳血管障害などの成人病(生活習慣病)はもとより、痴呆症さえも抑えることが可能なのです。

 鍵を握っているのは脳の働きです。たとえば私たちが日常生活のなかでなんらかのストレスを受けると、それに反応して私たちの心は変化します。その心の変化が脳に変化を与え、生体防御システムに影響をもたらします。こうした病気のメカニズムが、科学的に解明されるとともに、あらためて、東洋医学の力が見直されてきたのです。

 今から、2000年以上も前に、中国の扁鵲(へんじゃく)という人が、世界で初めてといってもよい医学書を著わしました。その本の中で彼は、真の名医は「未病を治す」と述べています。未病、つまり、いまだ発病していない未来の病気を予測し、発病前に治すのが本当の医学であり、東洋医学の基本だというのです。東洋医学とは、「病気にさせない医学」だといっていいでしょう。

 私が目指し、この本でも提唱したいのが、まさにこの「未病」の段階で病気を治す、という考え方です。むろん痴呆症も例外ではありません。それを私は「養生(ようせい)の秘法」として、後に紹介したいと思います。繰り返し述べますが、そこで重要なのが「脳のメカニズム」を知ることなのです。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 プロローグ -ボケずに100歳まで生きるために

東洋医学の中核にある「老化防止」の考え方

 痴呆症になるには、さまざまな要因が考えられています。しかしながら、目を見張るような進歩を遂げている現代医学をもってしても、そのメカニズムは、いまだ完全には解明されていないのが現状です。したがって、誰もが心待ちにしているその治療法についても、残念ながら確立されていないのが現状です。したがって、誰もが心待ちにしているその治療法についても、残念ながら確立されていません。いまのところ痴呆症は、発症を未然に防ぐ、つまり予防こそが最大の対抗手段ということになります。

 ただ一つはっきりしていることは、痴呆症は脳の老化と直接に関連して出現するということです。ですから、脳の老化を防ぎ、老化のスピードを緩めることができれば、ボケは予防できるということになります。そして、この老化予防に関しては、東洋医学が大いに威力を発揮します。

 私は、ある種の東洋医学の手法と臨床心理学の手法をうまく用いれば、脳の老化のスピードを緩めることができる、、つまり、痴呆症は予防できると考えています。なぜなら、東洋医学の中核にあるものが、抗老化作用(老化のスピードを緩めるもの)だからです。現在では、西洋医学の研究者たちもこの点に着目し、東洋医学の真髄を学ぼうとしています。

 私たちは、年をとるたびに体力や内臓の機能の衰えを自覚し、これは「自然老化現象だから仕方がない」と簡単にあきらめてしまっています。しかし、もし、あなたが自然老化現象のメカニズムを知っていたらどうでしょう。あなたはまちがいなく老化のスピードを緩め、ボケずに老年期を送ることが可能になるのです。

以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 プロローグ -ボケずに100歳まで生きるために

21世紀は、老年人口の1割が痴呆症になる?

 我が国の平均寿命は世界一になりました。いまや、人生は80年代です。これで、もしわが国の、3大死因であるガン、脳血管障害、心臓病に対する有効な治療方法、治療薬が開発されれば、私たちの寿命は100歳はおろか、まちがいなく120歳まで延びるものと思われます。最新の遺伝子学の研究によれば、私たちの生命は本来、そのようにプログラムされていることがわかってきたからです。

 このように長い寿命は、私たちにとって幸福には違いありません。 が、そこには同時に、手放しで喜べない重大な問題が待ち構えています。長寿と引換えに、いままで隠れていて見えなかった恐ろしい病気が急速に浮上してきたのです。それが痴呆症、いわゆる「ボケ」です。

 厚生省の調べによれば、85歳以上のお年寄りの27.3%、つまり3~4人に一人が痴呆を発症しているのが現実なのです。その内訳は、男性が22%の罹患率であるのに対して、女性が30%と非常に高くなっています。

 たとえば、ここに、現在二人とも45歳の夫婦がいたとします。それぞれのご両親はたぶん、4人ともすでに65歳を越えられておられるでしょう。20年後を想定して、この夫婦のそれぞれのご両親が、ともに健在のまま85歳以上のお年寄りになられたとします。85歳以上のお年寄りの痴呆の割合が3~4人の内の一人ということは、この夫婦のような世帯では、どちらかのご両親のうちの一人は痴呆を発症しているということになります。

 しかも、この時点では、この夫婦自身もすでに65歳以上に達していることになります。65歳~69歳までの痴呆症の罹患率は1.5%ですから、この夫婦二人の内、どちらかが痴呆になる可能性は3%ということになります。つまり30世帯に1世帯の割合で、夫婦のどちらかが痴呆症になってしまうのです。 この世帯では、四人のご両親のうち誰かが痴呆老人であり、しかも介護すべき夫か妻のどちらかが痴呆になっているという、まさに、最悪の状況に陥る可能性があるのです。

 わが国における65歳以上の老年人口は、2025年には4人に1人の割合に達するとみられています。そうなると、これにともなって、老年人口に占める痴呆老人の人口の比率は、現在の7%(厚生省調べ)からさらに上昇して、10%近くに達するものと推定されています。痴呆の問題が私たちにとってきわめて身近で、深刻な問題であることがよくおわかりいただけると思います。

 私たちは今、単に人生を長く、寿命を少しでも延ばせばよいといった安易な考え方は捨て去らねばななりません。 「長生きしたいが、ボケたくない!」という私たちの願いとは裏腹に、長生きすればするほどボケる確立が高くなるという皮肉な現実に直面しているのです。しかも、ボケは、本人だけの問題ではなく、介護を続ける家族の人たちにも多大な負担がかかる病気です。長くなった老年期をいかに健康に、幸福に過ごすかは、いまや焦眉の課題といえるでしょう。

 痴呆症は老人にだけ特有のものではありません。働き盛りの50代の人間をも襲う危険がある病気なのです。痴呆症は、早い人では40代後半から起こります。最初は、やはり物忘れ頻繁に起こることから始まりますが、この時点では、正常の物忘れと区別がつきません。しかし、年を重ねるごとにボケ症状が顕著になって、50代で寝たきりになるという悲惨な状況になることすらあります。

以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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