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「脳を守る漢方薬」 第4章 漢方薬の驚異のボケ防止作用

脳を守る漢方薬#1 = 強力な活性酸素消去作用を持つ!

植物が紫外線に強いわけ


 日光の紫外線の強力な刺激で皮膚に発生する悪魔の酸素が、シングレット・オキシゲン(一重項酸素)という活性酸素であることはすでにお話ししました。この活性酸素が原因で日焼けなどが起こり、さらに長期にわたると皮膚ガンが発症してしまいます。
 しかし、創造の神が人間に食物として与えた植物は、光合成を行なうことで生命を維持していますから、この紫外線を毎日浴びながらすくすく育ちます。これは考えてみると不思議なことです。紫外線を浴びれば、植物の細胞にも悪魔の酵素・シングレット・オキシゲンは発生します。この活性酸素の攻撃を受ければ、植物の細胞も酸化され、破壊されるはずです。
 この謎を解く鍵は、植物が生まれながらに持っている強力なスカベンジャーの存在なのです。植物は生まれながらに活性酸素をすみやかに消去して身を守る強力なスカベンジャーを蓄えています。それは、ビタミンC、ビタミンE、β‐カロチンなどの「抗酸化物質」と呼ばれるものです。ビタミンEは、ご存知のように穀物、豆類、ナッツ類など、植物の種子に豊富に含まれています。つまりビタミンEの抗酸化作用、活性酸素消去作用のおかげで、種子は酸化されて腐ることなく、発芽することができるわけです。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 第4章 漢方薬の驚異のボケ防止作用

最新科学が選び抜いた「12種類の漢方薬」

 活性酸素の検出と抗酸化剤の活性酸素消去作用を調べるためには、「電子スピン共鳴装置(ESR)」を用いたESR法と呼ばれる最新技術を使います。この方法は現在、最も科学的で、信頼性の高い方法です。この電子スピン共鳴装置を用いると、種々の活性酸素を実験的に発生させることができ、同時に、さまざまな抗酸化剤の活性酸素消去作用を検討することも可能になります。
 世界的にも有名な研究施設のある研究グループが、東洋医学2000年の歴史のなかで用いられてきた漢方薬約1600種類を、、まず東洋医学の古典に記載されている治癒経験と、現代の治療経験から考察を加えることによってスクリーニングし、とくに優れた136種類をピックアップしました。さらに、この136種類の漢方薬の活性酸素消去作用を、電子スピン共鳴装置を用いて検討し、スクリーニングしました。その結果、驚くことに、この選ばれた136種類の漢方薬のすべてに、作用の強弱はあるにせよ、明らかな活性酸素消去作用が確認されたのです。
 このことは、とりもなおさず、昔から言われてきた「漢方薬を飲むと病気に対して抵抗力がつく」、「漢方薬を飲むと若返る」、「漢方薬を飲むと体質が改善する」という言い伝えの科学的な根拠になると考えられます。漢方薬の効果の根底には、なによりもまず、「悪魔の酸素=活性酸素の消去作用」が隠されていたのです。

 しかし、これは考えてみれば当たり前の話です。ご存知のように、植物は光合成を行なうことで生命を維持しています。日光の紫外線の刺激から発生する活性酸素から身を守ることは、植物にしてみれば至極当然のことで、その植物が蓄えている物質のなかに強力なスカベンジャーが含まれているのも、また当然のことなのです。
 漢方薬の特徴は、複数の有益な作用を持つ生薬を組み合わせて処方し、投与することにあります。植物のなかから有益な作用があるものとして選ばれたものが「薬草」であり、薬草のなかからさらに有益な薬理作用を持つものとして選ばれたものが「生薬」です。そして、さらに、その生薬の有益な効果を考慮して、生薬を組み合わせてできたものが「漢方薬」なのです。すなわち、食物のなかで最高の位に位置する「漢方薬」こそが、最高のスカベンジャーであることは疑いのないところでしょう。
 先ほどお話した研究グループは、現代科学の最先端機器を用いて、このことを証明してくれました。彼らは、優れた効果を持つ136種類の漢方薬のなかから、とくに強力な活性酸素の消去作用を有する12種類の漢方薬を選び、さらに詳細な研究を重ねました。すると、この12種類の漢方薬は、それぞれが重要な疾患に対してすばらしい効果を発揮する漢方薬であることも確認されてきたのです。
 それらの「12種類の漢方薬」にどんな作用があるのか、順にご紹介したいと思います。

以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 第4章 漢方薬の驚異のボケ防止作用

「抗酸化剤」の条件とは

  老化を促進し、アルツハイマー病などの痴呆を引き起こす最大の原因となるのが活性酸素だということについては、第3章で見てきたとおりです。では、いよいよ、生体の老化(酸化)を食い止める具体的な方法は何か、ということになります。
 私たちの体内には、老化の原因となる活性酸素を消去する物質も、同時に存在しています。この物質は、活性酸素による酸化作用を食い止め、抵抗することから「抗酸化剤」と呼ばれています。また、体内に不必要な活性酸素のゴミを掃除するという意味で「スカベンジャー(scavenger)。清掃者」とも呼ばれています。
 したがって、まことに単純ながら、結論としては、生体の防御システムをくぐり抜けて発生した活性酸素を、体外から抗酸化剤(スカベンジャー)投与して消去すればよいということになります。私たちの体の中に発生する活性酸素のゴミを、スカベンジャーが1つも残さず掃除できれば、老化は食い止められ、成人病やガンも発症することはありません。逆にスカベンジャーの力が足りなければ、活性酸素の毒性を阻止、軽減できずに、体の老化は進み、成人病に罹患したり、ガンが発症したりして、寿命を延ばすどころか、反対に縮めて早死にしてしまいます。そこで、別のスカベンジャーに協力して助けるような物質を体外から補給することができれば、老化も成人病もガンも防げるというわけです。

 ところが、ここで1つ大変重要なことがあります。それは、外から補給するスカベンジャーは、完全に安全なものでなくてはならないということです。なぜなら、老化のスピードを緩めるために活性酸素を消去するということは、病気の治療のために活性酸素を消去することとはまったく意味が違うからです。前者の場合の活性酸素の消去とは、老化を防いで健康を増進するのが目的であり、後者のように病気治療を目的とするのとは、まったく次元が違います。後者はまさに西洋医学の方法論でもあるのですが、往々にして生体への負担をともないます。その毒性ゆえに、さまざまな副作用が生じるケースが少なくありません。
 いちばんよいスカベンジャーは自然でピュアーなものということになります。なおかつ、スカベンジャーとしての作用が最も強力なものが最高ということになりますが、そのエッセンスが漢方薬にはほかなりません。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 第3章 老化の原因は「活性酸素」だった

SODの活性が低下すると、脳細胞死のスピードが加速する

 私たち人間には、生まれたときから悪魔の酸素に対する完璧な防御システムが備わっているということはすでにお話ししました。脳のように活性酸素の発生量がきわめて多い場所では、私たちの生体防御システムも一段と優れたものになっています。
 たとえば、スーパーオキシド・ラジカルが大量に発生する脳内では、これを迎え撃つ抗酸化酵素のなかでも最高の位に位置する誘導酵素SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の活性が、他の臓器や組織に比べてきわめて高くなっており、脳を酸化から守っています。しかし、誘導酵素SODといえども、加齢にともなって少しずつその活性は低下していきます。私たちの体が老化してゆく根底には、こうした加齢にともなうSOD活性の低下があるのです。
 「若い」ということは、スーパーオキシド・ラジカルの発生量と誘導酵素SODの活性の力関係を比べたとき、SODのほうに軍配が上がっている状態と見ることができます。たとえ大量のスーパーオキシド・ラジカルが生体内に発生しても、SODの活性が勝って強力であれば、発生したラジカルはすみやかに完全に消去されて、生体の完璧な防御システムの網を破ることは不可能になっているのです。つまり、細胞死の加速は完全に防がれているということになります。

 しかし、加齢とともにSODの働きが衰えてくると、体内に発生したスーパーオキシド・ラジカルの力を抑えきれなくなり、徐々に生体防御システムの網をくぐり抜け、ついには帝王・ヒドロキシルラジカルの誕生を許してしまうようになります。そして、細胞死は加速され、死んでゆく細胞のスピードに、新しく再生する細胞のスピードが追いつけなくなり、臓器や組織の老化が進行してしまうということになるわけです。
 タバコの煙には、スーパーオキシドなどの活性酸素が含まれていることが確認されています。また、煙に含まれる発ガン物質は私たちの肺を刺激して、さらに大量の活性酸素を発生させます。さらに、タバコの煙の中には一酸化窒素(NO)も含まれていますので、前述したようにスーパーオキシドは一酸化窒素を見つけると、すぐに反応して、帝王・ヒドロキシルラジカルの誕生を招きます。タバコを1本吸うごとに、生体内では、悪魔の酸素中最高の攻撃力を持つといわれる帝王・ヒドロキシルラジカルが誕生しているということになります。
 一酸化窒素を介したヒドロキシルラジカルの発生を防ぐには、やはり体内で発生したスーパーオキシドを、誘導酵素SODの力ですみやかに完全に消去してもらい、この反応から発生するヒドロペルオキシド(過酸化水素)はカタラーゼなどの他の抗酸化酵素に消去してもらう以外にありません。ここでも、スーパーオキシドを消去するSODの活性の強さが、老化を防ぐためにいかに重要であるかがよくわかります。

 アメリカの国立老年学研究センターが、私たち人間を含む10種類以上のサルの仲間について、SODの活性の強さと最大寿命の関係をまとめました。(87ページ図7)。縦軸はSOD活性の強さ、横軸は最大寿命ですが、このグラフを見ると、それぞれのサルは、ほぼ一直線上に並んでいます。誘導酵素SODの活性の強さが、寿命に深くかかわっていることがよくおわかりだと思います。SODの活性が高ければ、生体内に発生したスーパーオキシドをすみやかに完全に消去できるので、強力な攻撃力を持つヒドロキシルラジカルの発生を抑えて、細胞死のスピードの加速にストップをかけるため、SOD活性が高い種類のサルほど寿命が長いのです。
 私たちの脳の中で、悪魔の酸素が大量に発生すれば、老化は進みます。また誘導酵素SODの活性が低下した場合も、老化は進みます。いずれにせよ、脳の生体防御システムが大きく乱れれば、活性酸素が脳の中で猛威を振るい、細胞膜を酸化し、細胞中に過酸化脂質を増やし、脳細胞死のスピードが加速されます。これが脳の老化の実態であり、脳の老化が進めば、物忘れが激しくなり、その先にはアルツハイマー病が待っているかもしれないのです。
 いかにSOD活性を高め、脳の老化、ひいてはアルツハイマー病からみを守るべきか、次章ではその核心に入っていくことにしましょう。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

「脳を守る漢方薬」 第3章 老化の原因は「活性酸素」だった

「免疫防御システム」が乱れると・・・・

 第4のシステム、「免疫防御システム」とは、生まれつき自分の体内にあるものと、そうでないものを識別して、そうでない異物を体外へ排除することによって生体を防御するシステムです。もちろん、このシステムも原則的には不随意的なものです。
 私たちの体には、生まれつき自分の体にあったもの(自己)と、そうでないもの(非自己)を識別する能力が備わっています。そして、非自己である異物が生体内に侵入すると、すぐにそれを識別して排除するシステムが働きます。また、生体内に侵入したものが非自己であると判断すると、生体は自動的に「抗体」を作って、その非自己の性質と防御方法を記憶します。そして再び、同じ非自己が生体に侵入してくると、生体は自動的に、前に記憶した抗体を駆動させて、再侵入した非自己を排除しようとします。この抗体と結びつく非自己を「抗原」といい、抗原と抗体が結びつく反応を「抗原抗体反応」、または「免疫反応」と呼んでいます。
 この免疫反応を応用したものが予防接種です。健康な人間の生体防御機能以下に減弱し、不活性化させたウイルスをあらかじめ接種しておくと、生体は抗体を作り、このウイルスの防御方法を記憶してしまうので、感染を受けても発病が抑えられるというわけです。

 健康な人間であれば、生まれつき自分の体にあったもの(自己)に対しては、原則として抗体を作りません。ところが、不自然な生活環境のなかで、つい無理をしたり、体を休めることを忘れ、不摂生な乱暴な生活を続けている人間、つまり「未病」の状態にある人間では、この完璧な免疫防御システムにわずかな乱れが生じてしまいます。そうすると、生まれつき自分の体にあった細胞や生体内タンパク質を、うっかり非自己である異物と錯覚してしまい、この自己に対して抗体を作ってしまうことがあるのです。そうなると、この自己の抗体は、自己の抗原(細胞やタンパク質)と抗原抗体反応を起こしてしまいます。この抗原抗体反応が「自己免疫」と呼ばれるもので、その結果引き起こされる怖い病気を「自己免疫疾患」と呼んでいます。よく知られているものに慢性関節リウマチや膠原病などがあります。
 健康な人間では起こりえないはずの自分の体の組織や細胞の構成成分に対して、免疫反応が起こってしまった結果、引き起こされる病気の典型が慢性関節リウマチです。リウマチ患者は全国でおよそ50万人くらいいると推定されています。はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、その根底にはこの免疫防御システムの大きな乱れが存在しているのは疑いのないところです。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。


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