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  桜の便りが近づくと、元気で学校に行ってもらいたいと祈る
のは、親心というものである。春休みは子供の相談が増えるの
も当然であろう。

  小学校5年生の少女は、去年の1月に急に激しい胃痛と吐き
気に襲われ、急性胃腸炎と診断され、5日間の入院となった。
退院後も食べると吐き気を催し、春になってやっと元気が出た
という。今年の正月に再び同じような症状に襲われ、1月は12
日間、2月と3月にも10日間ずつ3回入院し、現在も食欲不振と
吐き気がとれないと来店した。普段から体温は低く、おとなしく
神経質だが、医師は自律神経の影響ではないという。吐き気と
胃痛を伴う流感の延長であると考え柴平湯(さいへいとう)を処方

  数日すると電話があり、漢方薬を飲むと下痢をするという。
良く聞くと、便通も毎日1~2回でゆるめで形はあり、水分をあま
りとらない方で冷たいものは絶対に口にしないという。小便も
5~6回くらいである。

  人間には、無意識のうちに自分に合わないものを拒絶する
本能があり、症状が表面に現れないことがある。胃腸の陰陽
のバランスを整え、働きをよくする小建中湯(しょうけんちゅうと
う)と、腸を温める理中湯(りちゅうとう)を併せて服用すると、2服
で食欲がわき、吐き気がなくなったと報告があった。


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