10歳代 男性 2017・6・5
信号のないバイパスを利用しても30分はかかるところに、ヤマト薬局のファンが一杯いてくれる町がある。牛窓と同じような漁師町で僕と気性が合うのだと思う。住人の連帯感が強いのか、買い物に来た人が薬局からよく友人に電話をして「あんた、今牛窓に来ているけれど、何かいるものない?」と尋ねたりしてくれる。丁度その電話で、ある友人のお孫さんが口腔ヘルペスでご飯が食べられないから、何かもらってきてと頼まれた。口腔ヘルペスに僕がしばしばっ使う薬をことづけた。
数日後、その依頼した女性が御自分の膝の水溜りの漢方薬をとりに来た。ご飯をそれまですりつぶして食べさせていたのが翌日から急によくなって、3日くらいで治ったとお礼を言われた。