男性 30歳代 2011・8・6
何月までに是非完治したいと言って、ハッキリと目標を持って過敏性腸症候群の漢方治療を始めた方。その通りに完治したが、完治してからも又ハッキリと期限を区切って何月まで時々飲みますと言っていた。だから前回から3ヶ月過ぎての2週間分の注文だが、僕が様子を尋ねると「絶好調です」とだけ答えた。もうその言葉以上何も聞くことがないので又2週間分送ったが、これで数ヶ月薬は持つだろう。かなり難関の試験に合格して恐らく新規に事業を立ち上げたのだろうが、何かをしながら治すのがいいという僕の主張を裏付けてくれるような完治の仕方だ。治ったら何かをしますでは決して治らない。
女性 30歳代 2011・8・4
胃のバリウム検査をした後、お通じの薬ももらって飲んだ。当然数時間たってからバリウムは出てくれたのだが、その後お尻が痛くなった。痛みが津波のように押し寄せるみたいで、電話の向こうで泣き笑いをしていた。幸いその方は薬剤師さんだったので、処方を教えてあげると自分の勤務している薬局の漢方薬を飲んで、すぐに痛みが治まったらしい。2週間に一度僕の処方を盗みにやってくる熱心な薬剤師さんだが、あれだけ苦しんでいる様子が伝わってくると、処方がばれるのも仕方ない。ああ又彼女が一歩前進した。でも如何に漢方薬が早く効くか体験してくれて良かった。漢方薬は決して体質改善薬なんかではないのだから。 |
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更新日: 2011/08/04 |
女性 70歳代 2011・8・3
何故か最近同じような訴えで来られる人が多い。体調が悪いのに病院をハシゴしても原因が分からないと言うものだ。この女性もとにかくしんどいらしい。確かに顔に生気はないし、笑いもこぼれないし、ウツウツとしている。おまけにフラフラして姿勢を保ちにくいらしく、腰が痛くて動くのも大儀らしい。こうした原因の見つからないものに漢方薬は有効だ。僕は問診していてすぐに原因は分かった。治したいものを全て列挙してもらい、全部治るように薬を作りますというと、初めて笑顔がこぼれた。2週間後には、髪を短くして同じ人だとは思えなかった。フラフラするのは全くなくなり、だるいのも半分以上良くなったらしい。腰痛は2割くらい楽になったと言っていた。わずか2週間でこれだけ良くなればもっと頑張るのかと思ったら、煎じ薬ではなく粉薬で治したいと贅沢を言いだした。まあ、良くなっているせいだからかまわないけれど、2週間前には、どんなものでも頑張って飲みますと殊勝に言っていたのに。 |
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更新日: 2011/08/03 |