70歳代 男性 2013・6・27
市民病院の処方せんを持ってきて、調剤を待っている間に相談を受けた。数年、寝て起きると背中が痛くて、ベットから降りるのに四苦八苦するらしい。起きてからは次第に痛みは減ってくるが、それでも一日中ある程度は痛む。朝の痛みは血流がかなり関係しているから、血流を改善する漢方薬を作って飲んでもらったら、2週間後にはベットからスッと起きれると言っていた。これだけ治ったから、新聞に出ていた新発売のアリナミンにしてみようかと言う。この恩知らずと思うがそこは優しく「絞め殺すぞ」と言いたいのを抑えて「構わないけれど、100点を取ってからにしたら」と言うと、もう2週間分持って帰った。
60歳代 女性 2013・6・25
手が痒いと言って入ってきたが、見せて貰うと恐らくそんなに痒くないだろうと思った。寧ろ、症状の割には痒くないのではないかと尋ねると、そう言えばそうかもしれないと言った。明らかに掌蹠膿疱症だが、医者からそうした病名は聞いていない。時々塗り薬を貰っているが改善しないようだ。母親の介護で牛窓に半年くらい留まるから、その間に少しでも良くならないかといって訪ねてきてくれた。2週間分ずつ3回でかなり良くなった。本人が「あまり分からないでしょう」と言うくらいだから十分満足してくれているものと思う。掌蹠膿疱症は最近の漢方処方でかなりの確率で効果が出せるようになった。 |
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更新日: 2013/06/25 |