今回から3回に分けて表題のお話をしていきます。

その１はかゆみや炎症を抑えるです。

痒みや炎症は、中医学では熱（湿熱や血熱）と考えて治療します。ジュクジュクするのは湿熱型で炎症の程度によって分泌物は水っぽく透明なものから黄色の物まで様々です。治療には苦参、白鮮皮、地膚子などの漢方薬や、曲池、大椎、陰陵泉、豊隆などのツボを使い、清熱利湿法を用います。

カサカサして夜中に痒みが出るのは血熱型で、ポリポリからガリガリまで掻き毟り方分かれます。

その結果、朝方に布団に粉が落ちている程度から血だらけの状態まであります。

治療には生地黄、山梔子、赤勺、大黄などの漢方薬や、三陰交、膈兪、委中、血海などのツボを使い、清熱涼血法を用いて治療します。

こんにちは。

今回の出産アンケートは33歳で漢方も3年飲まれてようやく妊娠された方です。

自分が診ていた方なのですが、冷え症生理痛良くなっただけでなく、毎回のカウンセリングに励まされていたようです。とても感謝されました。

病院ではなかなかそういった対応も出来ないので、お悩みの方は是非ご相談してみてくださいね。

こんにちは。今回は意外と女性の方も知らない基礎体温の付け方です。

まず、枕元の手が届くところに婦人体温計を置いておき、朝目覚めた時に起き上がったりせず、そのまま寝床で舌の根元に入れて測ります。

寝不足（6時間以下）や測定時間が不規則な場合は不正確なデータとなります。

基礎体温は卵巣の状態を映し出す鏡であるだけでなく、ストレスや冷えなどの全身状態までわかる優れたツールです。２～３か月継続してみましょう。