気分が暗いときの漢方薬 (気持ち。精神症状に使う漢方薬)
気持ち・精神症状に漢方薬が効くの?と思われるかもしれません。
でもたくさんあるのです。
漢方で言う「心」シンとは心臓も指しますが精神活動のこともさ
します。心に使う漢方薬には甘麦大そう湯や加味帰脾湯などがあり不眠や
動悸などにも使います。またいらいら感には抑肝散や柴胡加竜骨
牡蛎湯など(これ以外もたくさんあります。)を使います。胃薬
として使われる四逆酸も気帯のくすりで気が滞って起こる精神
症状のくすりです。
このように漢方薬には気持ち。精神症状のお薬がたくさんあり
ます。どの漢方薬を使うかは同じ精神症状でも体質や証によって
使い分けるので漢方専門店で相談してお使いください。
症例 42歳 女性
お悩みごとがあり、そこから体調をくずされ、気分が暗く
落ち込む・動悸・不安・不眠・やる気がおきない・抑うつ感
などの症状からお医者様の抗不安薬の服用が増えていると、
涙顔でお話しいただきました。
気帯と気虚がみられ、証にあった漢方薬をお飲み頂いた所
一週間後には晴れやかな顔ですごく効いて元気がでたとのこと
ツイート |
更新日: 2017/09/12 |