高血圧症と漢方薬
冷房や季節の温度変化やストレスなどによって、血管が収縮して、血圧が上昇します。
日本人の4人に1人は、大なり小なり、高血圧症です。
近年は、メタボリックシンドロームによって血圧に関心をもつ方が増えています。しかし、なかなかどんなことに気をつけばよいか分からないのが、実情のようです。
高血圧をほうっておくと、動脈硬化により、脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞、肺塞栓症、大動脈瘤、腎不全などの比較的重い病気に進みます。
理想的な血圧は、140/90未満です。
▲収縮期血圧(最大血圧、上の血圧)
心臓が収縮し、血液を全身に出すときの血圧。
▼拡張期血圧(最小血圧、下の血圧)
心臓が拡張し、血液が心臓に戻ってくるときの血圧。
高血圧の方に現われやすい症状
動悸、手足のしびれ、肩こり、のぼせ、顔面紅潮、耳鳴り、めまい、ふらつき、頭重、頭痛、息切れ、むくみ、不眠症、眼底出血など。
I. 高血圧は、心拍出量の増加と末梢血管の抵抗の増加によって生じます。
高血圧 = 心拍出量 × 末梢血管抵抗
心拍出量の増加の原因とは。
塩分(Na)のとりすぎによる循環血液量の増加。
腎機能障害によるNaの排泄の低下。
心臓の機能異常。
末梢血管の抵抗増加の原因とは。
動脈硬化により血管壁が厚くなり、血流が悪化。
過剰になったNaで、血管壁にむくみが生じる。
ストレスにより、血管が収縮する。
◎このように、高血圧とは、交感神経が活発化して、昇圧ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン、レニン―アンジオテンシン系)が分泌され、動脈硬化や体内のNaの増加などが要因になって、心拍出量の増加、末梢血管抵抗の増加、循環血液量の増加を招き、血圧が上昇するものです。
II. 高血圧症と「脈圧(みゃくあつ)」について。
収縮期血圧(上の血圧)と拡張期血圧(下の血圧)と後は、脈拍(みゃくはく)は、気にする方が多いのですが、
「脈圧」を気にかける方は、専門家を除いて、ほとんどいらっしゃいません。
実は、「脈圧」は、重要な身体の状態をあらわすサインなのです。
「脈圧」とは、血圧を測ったときの、上の血圧と下の血圧の差のことをあらわします。
脈圧 = 上の血圧-下の血圧
★理想的な「脈圧」は、30~50mmHgです。
○よくみられる「脈圧」や「血圧異常」について考察します。
(1)「脈圧」が大きく80mmHg以上ある方。
脈圧が80mmHg以上ある場合、または、高齢者で上の血圧は高いのに下の血圧は正常の方は、太い血管の動脈硬化が進んでいることをあらわしています。
甲状腺機能亢進症でない場合は、近い将来、心筋梗塞や狭心症が起こる危険な兆候です。
用心のために、なるべく早く、お体にあった当店の漢方薬をお飲みになって、体質を改善しておきましょう。
【解説】
上の血圧も下の血圧も加齢とともに上昇していきます。
ところが、60歳を過ぎる頃から、上の血圧はさらに上昇しますが、下の血圧だけ下がって、70歳を過ぎた頃には、脈圧が大きい方が増えてきます。
但し、若い方でも安心できません。ストレスなどで脈圧の大きい方の若年化が進んでいます。
(2)50歳未満で、「脈圧」が小さく30mmHg未満の方
50歳未満では、脈圧の小さい人の方が、死亡率が高くなります。脈圧が小さいのは、動脈硬化などにより、細い血管が狭くなっているためだと考えられます。
特に、下の血圧が110mmHg以上ある方は、きわめて深刻な状態です。
お体にあった漢方薬をお飲みになって体質を改善しましょう。
脈圧の小さくなる原因としては、肥満、運動不足、ストレス過剰などが考えられます。
(3)「脈圧」の大小に関係なく、下の血圧が130mmHg以上の方
下の血圧が130mmHg以上の方は、悪性高血圧症という大変な病気です。
30~50歳代の男性に多く、女性にもみられます。
心臓や脳細胞や腎臓などの臓器に深刻な障害をおよぼします。
治療しなければ、数ヶ月で、命にかかわります。
若い女性では、「大動脈炎症候群(脈なし病)」などが考えられ、高齢者では、「粥状動脈硬化(かゆじょうどうみゃくこうか)」が進んでいることが考えられます。
ころばぬ先の杖といいます。お体にあった当店の漢方薬をお飲みになって、病気にならないようにしましょう。
(4)左右の腕の上の血圧の差について
左右の腕で、血圧を測り、上の血圧を比べてみましょう。
もし、左右両腕の上の血圧の差が、10mmHg未満なら心配いりません。
20mmHg以上の差があれば、血圧の低い側の動脈に異常が起こっています。
このようなときは、お体にあった当店の漢方薬をお飲みになって、体質を改善しましょう。
なお具体的には、「大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)」の前兆だと考えられます。
◆高血圧の治療法について
西洋医学では、生活改善に加えて、降圧剤による治療が行われています。
漢方では、現われている症状の改善を目標に治療を行います。
降圧剤は、基本的に血圧を下げるだけの薬ですが、髙木漢方の漢方薬は、“根本的に高血圧の体質を改善すること”に主眼をおいています。
また、漢方薬と降圧剤との併用も行われます。
場合によっては、適した当店の漢方薬を続けていると、徐々に降圧剤を減らすことができることもあります。
漢方は病気の予防に重点をおいています。
長年、高血圧を続けていると、動脈硬化が進んで、血管がもろくなっており、さまざまな病気を引き起こしかねません。
あなた様にあった当店の漢方薬をお飲みになって、体質を改善して、丈夫な身体にしましょう。
髙木漢方が、あなた様にあった漢方薬選びをお手伝いさせていただきます。お気軽にご来店ください。
◇高血圧のコントロールについて
なかなか血圧をコントロールすることは、むずかしいのですが、日常生活において、注意したほうが良いと考えられることをまとめてみます。
●極力、食事から、塩分(Na)をとらない。
●カルシウムとマグネシウムを摂取する。
●お身体にあった漢方薬で体質を改善する。
●体重を増やさない。
●低脂肪の食事にする。
●食物繊維をとる。
●タバコはやめる。
●排尿と排便は、我慢しない。
●前かがみの姿勢をしない。
●興奮しないように注意する。
●良質な睡眠をとる。
●毎日、軽い運動をする。
●複式呼吸を身につける。
●ストレスを遠ざける。
●森林浴などでリラックスする。
以上のような点に注意して、日常を過ごすことが大切です。
なかなかとりきれない、カルシウムとマグネシウムは、栄養機能食品などを利用してもいいでしょう。
当店の漢方では、高血圧になる体質そのものを改善することに主眼をおいています。
降圧剤を服用して、血圧が下がったからといって、安心はできません。
なぜなら、血管は痛んで、血流は、悪化しているからです。
そのため、「於血(おけつ)」が発生して、
動脈硬化は静かに進んでいます。
だから、当店の漢方薬で、体質そのものを改善する必要があるのです。
高血圧症のことは、もちろんのこと、病気の予防法のことや、お薬と健康のことなら、なんでもお気軽にご相談ください。
ご相談&カウンセリングは無料です。
髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。
髙木漢方 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店
住所 横浜市中区石川町5丁目185番地6
ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888
営業時間 11:00~19:30
定休日 金 (土曜と日曜も営業しております。)
【行き方】
①JR根岸線 石川町駅南口(元町口)より徒歩6分。
元町とは反対方向に首都高速の高架下(中村川)にそって歩いて車橋のたもとに当店はございます。
(石川町駅南口改札前のタクシー利用で2分です。)
②横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。
改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道(山元町、根岸森林公園方面)に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。
又は、駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103根岸台」(横浜駅東口発)に乗って、2番目の「石川町5丁目」のバス停にて降車してください。
石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。
横浜の漢方薬 髙木漢方(たかぎかんぽう)ホームページ も承ります。
◆下痢の漢方薬療法
下痢や便秘は、本人にしてみたら、大問題です。 今回は、下痢止めを飲んだときは、いいけど、しつこく続く、何ヶ月、何年と続く、下痢について、漢方の視点から、考えてみます。 胃腸はとってもデリケートで、ストレスの影響を受けやすい臓器です。特に胃腸は、余分な「湿」に弱く、水分の取りすぎや、高温多湿は大敵です。 漢方では、下痢は、I.実証と II.虚証の二つのタイプに分けています。 I.実証のタイプ 水分の取りすぎや、冷房や、夏バテや食あたりなどが原因で、体に余分な「湿」が、たまって胃腸機能の低下を招いたもの。 体質や症状によって、さらに①寒証(寒湿困脾)と②熱証(脾胃湿熱)に分かれます。 (1)寒証(寒湿困脾)の原因 ビールやジュース、生ものなどの取りすぎや冷房によって体を冷やしたことが原因で、胃腸の機能が低下して、水分代謝が滞り、下痢を招いたもの。 寒証の症状 下痢(泥状便)、食欲不振、口が粘つく、むくみやすい、胸がつかえる、吐き気、腹痛など。 寒証に効く当店の漢方薬 勝湿顆粒(しょうしつかりゅう) (2)熱証(脾胃湿熱)の原因 暴飲暴食や食あたりや、細菌やウイルスの体への侵入により、消化不良をおこし、熱性の下痢を招いたもの。 熱証の症状 下痢(便のにおいが強く、回数も多い)、消化不良、黄疸など。 熱証に効く当店の漢方薬 黄連解毒湯 II.虚証のタイプ 漢方では、胃腸の働きは「脾」がつかさどると考えています。「脾」は、元気のもとである「気」を全身に運んでいます。「脾」が、弱れば、「気」が不足し、下痢を引きおこします。 加齢により、清気の源である「腎」の働きが低下した人や、もともと胃腸の弱い方に多い。 体質や症状により、①「脾気虚」と②「脾腎陽虚」の二つのタイプに分けています。 (1)脾気虚の原因 過労や心身のストレスや、生活の不摂生や、虚弱体質などが原因で、気のエネルギーが不足して、胃腸機能が低下して、下痢するもの。 脾気虚の症状 下痢(泥状便),顔色が悪くなり、疲れやすくいつもだるい、食後すぐ眠くなる、食後お腹が張りやすい、ゲッフ゜がでやすい、胃下垂、子宮下垂、脱肛など。 脾気虚に効く当店の漢方薬 イスクラ健脾散 補中益気丸 健胃顆粒 (2)脾腎陽虚の原因 脾気虚の長期化や、毎日、アイスクリームを食べたり、加齢による「腎」の機能低下によって体が冷えて、下痢するもの。 脾腎陽虚の症状 下痢(水様性の便、シャーと出てしまう便)、みぞおちあたりが痛む、むくみやすい、尿がでにくい、尿の色がうすい又は透明で多量に出るなど。 脾腎陽虚に効く当店の漢方薬 真武湯 人参湯 参馬補腎丸 ●髙木漢方の漢方薬による改善例 N男さん 36歳 新聞社勤務 8年ほど前より下痢に悩まされる。夜勤があったり、緊張したり、体が冷えたりすると、ひどくなる。小便が、透明で、とても大量にでる。疲れがたまる。下利止め薬を飲んでも効果がない。 とても几帳面な性格である。トイレの回数が多いので、仕事に支障がでるので、なんとかしたい。 漢方的判断では、「脾腎陽虚」と「瘀血」の症状と体質なので、それらを改善する漢方薬を一ヶ月ほど、服用したところ、トイレの回数がへった。と喜ばれた。さらに、二ヶ月目には、下痢だけではなく、先が、形が、あるようになり、三ヶ月目には、形のある軟便になった。 その後、一年ほど、当店の漢方薬をつづけたところ、完全に正常になり、体に疲れがたまらなくなり、元気になり大変喜ばれた。 下痢の漢方健康病気相談 ここで、ご紹介した以外にも、さまざまなタイプの下痢が、ございます。 なかなか治らない下痢や便秘の漢方薬療法は、得意としております。 ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。 漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。 早めの養生が、あなた様自身を助けます。 お電話やメールにてのご相談も承ります。 ご相談&カウンセリングは無料です。 髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。 髙木漢方 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店 住所 横浜市中区石川町5丁目185番地6 ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888 営業時間 11:00~19:30 定休日 金 (土曜と日曜も営業しております。) 【行き方】 ①JR根岸線 石川町駅南口(元町口)より徒歩6分。 元町とは反対方向に首都高速の高架下(中村川)にそって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 (石川町駅南口改札前のタクシー利用で2分です。) ②横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。 改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道(山元町、根岸森林公園方面)に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 又は、駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103根岸台」(横浜駅東口発)に乗って、2番目の「石川町5丁目」のバス停にて降車してください。 石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。 横浜の漢方薬 髙木漢方(たかぎかんぽう)ホームページ |
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更新日: 2011/02/21 |
●心臓神経症と漢方薬
①心臓神経症とは。 病院にて、心臓をいろいろと検査しても何も異常が見つからないのに、「胸の痛み、動悸、息切れ、呼吸困難、めまい」などの心臓病のような症状があらわれる病気を、心臓神経症(しんぞうしんけいしょう)といいます。 心の不安や恐怖、悩み事、心身の過労やストレスなどが要因で、交感神経の働きが活発になると、心臓の心拍数が増えて、動悸を強く感じるようになり、「自分は、心臓病ではないか?」といった不安感、焦燥感にさいなまれるようになることがあります。 心臓は、すぐに生死に直結する器官なので、ちょっとした動悸や胸部の不快感も気になって不安になります。 このような不安感が続くにつれて、だんだんと不安は大きくなり、胸痛、呼吸困難、めまい、不整脈などの症状が強くなります。 ②心臓神経症と狭心症の違いについて。 心臓神経症の方のほとんど全てに、「胸の痛み」があらわれます。 心臓神経症の胸の痛みは、「ズキズキ、チクチクする」と表現される痛みで、左胸のごく狭い部分に限局されています。手で圧迫すると痛みを強く感じます。 この痛みは、運動したり、興奮したりする時には出ないで、普通は、ひとりで静かにしている時に、発生します。一日中、胸の痛みが続くこともございます。 同じような胸の痛みは、狭心症(きょうしんしょう)にもあります。 狭心症による胸の痛みは、一時的なものであり、数分から15分くらいでおさまります。 「重い、締め付けられる、圧迫感」のある痛みと表現され、胸焼け、肩こり、左肩甲部痛、心窩部痛、息切れなどを伴います。 特に、ちょっとした動きによって息切れの症状があると、より重い心筋梗塞に、進みます。 ③心臓神経症の漢方による見立てについて。 髙木漢方では、心臓神経症は、漢方でいう五臓の中の「心(しん)」の異常として、とらえています。 漢方理論に基づいて、心の異常を正すことによって、治します。 心の異常を正すには、実と虚、熱と寒に分けて、それぞれに合った体質を改善する漢方薬を選びます。 あなた様に合った漢方薬をお選びして、心臓神経症を治すためのお手伝いを致します。 ◆髙木漢方における漢方薬の使用例 46歳 男性 会社役員 身長165cm 体重78kg 「心臓が苦しい」ので何とかして欲しいとご来店になった。 死んでしまうかもしれないと心配になる。 心臓の専門病院で、検査を2回したけど、異常なし。 原因は不明だが、「心臓神経症」と言われた。 心臓の苦しさは、もう半年くらい続いている。 毎日五~十回、胸がチクチクとして痛む。 じっとしていると動悸が激しい。不整脈もあるようだ。 そして、「救心よりもっと効く薬がほしい。」とのこと。 漢方的な見立てをすると、於血(おけつ)と、痰湿(たんしつ)と、脾虚(ひきょ)と、心肝火旺(しんかんかおう)の症状が見られた。 そこで、心臓神経症の体質を改善するために、漢方処方二種類を、3週間分飲んでいただいた。 効き目は、3日目くらいから、現われたそうで、自然と、動悸が治まりだし、 あんなに苦しかった胸痛も消えだし、苦しさが取れてきたとのこと。 3週間分を飲んでとても良かったので、さらに、1ヵ月分をお買い求めいただいた。 ★髙木漢方の漢方健康相談 心臓神経症の症状を漢方の尺度で、判断して、体質を改善して、心臓神経症の症状を治します。 ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。 漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。 早めの養生が、あなた様自身を助けます。 ご相談&カウンセリングは無料です。 髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。 髙木漢方 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店 住所 横浜市中区石川町5丁目185番地6 ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888 営業時間 11:00~19:30 定休日 金 (土曜と日曜も営業しております。) 【行き方】 ①JR根岸線 石川町駅南口(元町口)より徒歩6分。 元町とは反対方向に首都高速の高架下(中村川)にそって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 (石川町駅南口改札前のタクシー利用で2分です。) ②横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。 改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道(山元町、根岸森林公園方面)に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 又は、駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103根岸台」(横浜駅東口発)に乗って、2番目の「石川町5丁目」のバス停にて降車してください。 石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。 横浜の漢方薬 髙木漢方(たかぎかんぽう)ホームページ |
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更新日: 2011/02/13 |
不眠症(睡眠障害・眠りの異常)を治す漢方薬療法
当店の“漢方薬”は、西洋薬である睡眠導入剤(デパス・レンドルミン・リスミー等々)や、精神安定剤(セレネース・ドグマチール等々)などと違って、脳に直接働きかけて、強制的に鎮静睡眠状態に陥らせることはないので、即効性はありません。 髙木漢方の漢方薬は、即効性にはかけますが、心身の状態が、改善するにつれて、自然な眠りのサイクルをよみがえらせるため、不眠症や自律神経失調症などの改善目的でありながら、一日三回分をお飲みになっても、日中、ふらふらしたりすることもなく、眠くなったりする心配もありませんし、習慣性もございません。 髙木漢方の漢方薬は、身体に、やさしく働きかけて、人間が本来、持っている自然治癒力を呼び覚まして、睡眠のリズムを正しく調えることによって、自然な眠りを誘って、不眠症を治します。 不眠の症状は、さまざまです。寝ようとしても、一睡も眠れないと、三日目には、すこし気が変(発狂寸前)になってきます。(本人の意思で、残業を続けている場合は、違いますが限度がございます。) 「朝起きても熟睡感がない。」、「毎朝、とても早く目がさめてしまう。」、「夜中に何度も目が覚める。」、「なかなか寝付けない。」などの不眠症状に悩む日本人は、今や、一千万人に及ぶと言われています。 生活に不可欠な人工照明、パソコン、テレビ、携帯電話などの表示画面からの光刺激は、脳の視床下部などに強い刺激を与えており、現代人の脳は、夜になっても興奮が冷めず、自然な眠りに入れない人が、増えています。 漢方医薬学では、心配ごとや、情緒の変化の影響を受けて、体内の臓器の機能が失調して、不眠につながると考えています。 不眠症には、大きく分けて、虚証(きょしょう)と実証(じっしょう)の二つのタイブがございます。 漢方でいう五臓六腑の「心(しん)」は、「心は血脈をつかさどる」と「心は神明(精神)をつかさどる」とされており、 西洋医学と同じく心臓のポンプ作用によって全身に血液を運搬する役目に加えて、高次神経系機能である思考・分析・精神活動の中枢であるとされています。 I.虚証タイプの不眠症 この「心」を養っているのが、「気・血・陰(水)」です。これらが、何らかの原因で不足し、自律神経が失調すると、虚証タイプの不眠症が発生すると考えられています。 虚証タイプの不眠の種類には、大きく分けて三つございます。但し、虚証タイプの不眠は、症状が、重なりやすい傾向がある。 (1) 気(き)の不足が原因の不眠症状 眠りが浅い、動悸、息切れ、胸苦しい、不安感、汗をかきやすい、食が細い、顔色が淡い白色。 (2) 血(けつ)の不足が原因の不眠症状 寝付きが悪い、よく目がさめる、夢が多い、驚きやすい、動きたくない、顔色が悪い。 (3) 陰(水)の不足が原因の不眠症状 目がさめやすい、のぼせやすい、焦燥感、手または足の裏がほてる、耳鳴り、腰痛、口が渇きやすい、夢精、夢交、寝汗をかくことがある。 虚証タイプの不眠症の漢方的治療法 (1) に対しては、漢方薬によって、「心」の気を補って、不眠を治します。 (2) に対しては、漢方薬によって、「心」の血を補って、精神の安定を図って、不眠を治します。 (3) に対しては、漢方薬によって、「心」の陰を補って、精神の安定を図って、不眠を治します。 II.実証タイプの不眠症 ある日、突然に不眠になったり、ほんの軽い不眠から、急な悪化で寝付けなくなったりするなど、実証タイプの不眠は、急に症状が発生し、その症状が継続します。 これらの実証の不眠症は、「心」や「肝(かん)」が、オーバーヒートを起こしたり、または、体内に、痰濁(たんだく)というヘドロがたまったりして、そこに熱(ねつ)が発生して、臓器の機能が失調することによる不眠症だと考えられます。 実証タイプの不眠には、大きく分けて、二つのタイプがございます。 (1) 内外の急なストレスや、精神面に過剰な刺激を受けて、心や肝に負担がかかり発生する不眠の症状 イライラする、眠れない、悪夢が多い、驚きやすい、動悸、のぼせやすい、胸脇部が張って苦しいことがある。 (2) 食べすぎや飲みすぎ、カロリーの過剰摂取により、痰濁が発生して、心や肝が熱を帯びて発生する不眠の症状 寝付けない、夢が多い、顔面が紅潮しやすい、焦燥感がある、口が渇く、口内炎が出来やすい、舌にビランが出来やすい、尿の色が濃い。 実証タイプの不眠症の漢方的治療法 (1) に対しては、漢方薬によって、余分な熱を鎮めて、精神を安定させて不眠を治します。 (2) に対しては、漢方薬によって、心や肝の熱を取り除き、心身の興奮を抑えて、不眠を治します。 III.髙木漢方の不眠症の漢方治療例 (1) Aさん 55歳 女性 公務員 ストレスに弱く、イライラしやすい。夜中に何度も目が覚める。不眠傾向である。疲労倦怠感が、翌朝まで残る。 何か良くなる方法はないかと、ご相談にみえた。 漢方的には、脾虚と腎虚の症状が、顕著に出ていたので、それらを改善する漢方薬を差し上げた。 二十日分を、お飲みになったところ、「大変、良く効いた。翌日から、ぐっすり眠れるようになった」と、大変喜ばれて、また、二十日分をお買い上げになられた。 (2) Bさん 47歳 女性 主婦 夢が多く、なかなか寝付けない。動悸がする。口の中が苦い。みぞおちの辺りが苦しい。急に熱くなったり寒気がしたりと、どこか悪くて明日にでも死ぬのではないかと不安でしょうがない。 病院での検査(MRI、CT、血液)は、全て異常なし。 漢方的には、肝と胆の経絡に異常があったので、それらを改善する漢方薬を差し上げた。 2週間分を、お飲みになったところ、「八割がた、症状が取れた。とても気分が良くなった」と、大変喜ばれて、また、二週間分をお買い上げになられた。 (3) Cさん 22歳 女性 会社員 四月より、仕事の内容が変わったために、心の葛藤と疲労が重なり、動悸、精神不安定、不眠の症状が、発生し、仕事を休むようになった。 病院での検査は、異常なし。数種類の安定剤を処方された。 この先、不安だと、母親に付き添われて、ご相談にいらした。 漢方的には、心と肝に、異常があったので、それらを改善する漢方薬を差し上げた。 3週間分をお飲みになったところ、ひとりで、ご来店になり、「ほとんどの症状が、大変、楽になったので、また、続けて飲みたい」と大変喜ばれた。 また、3週間分をお買い上げになった。 (4) Dさん 38歳 男性 会社員 会社の仕事が、急に忙しくなり、ストレスが増えて、20日くらい前から、寝付きが悪くなってしまった。汗をかきやすい、顔のホテリ、頭痛、頭重、食欲はある。アルコールを飲んで寝ると、途中で起きて眠れない。 漢方的には、肝の失調の症状が出ていたので、それを改善する漢方薬を差し上げました。 2週間分をお飲みになって、「大変、良く効いたので、また買いに来た」と大変喜ばれて、また、2週間分をお買い上げになった。 (5) Eさん 51歳 男性 管理職 乗用車を運転していると、どんとんと不安と動悸が激しくなり、運転もできない程になる。 何度も、目が覚めて、寝付けない。 病院にいっても、異常はなかった。 ここにきて、2週間くらいは、ますます、ひどくなってきている。 既往症として、胃潰瘍。まじめで、礼儀正しい性格である。 漢方的には、肝と心に、熱がたまった状態なので、それらを改善する漢方薬を差し上げた。 1週間分を、お飲みになったところ、「大変、気分が良くて、楽になった」と喜ばれた。 さらに、1週間分をお買い上げいただいたところ、「とても、気分が晴れて、よく眠れるようになった」と喜ばれた。 また、1週間分をお買い上げいただいたところ、「調子が良くて 、車を運転していても気分が良い、思い切って、1週間の休暇をとって、家族で、温泉旅行に行った」とのことでした。 ●髙木漢方の漢方健康病気相談 不眠症の症状は、実にさまざまです。それらを漢方の尺度で、判断して、体質を改善して、不眠の症状を治します。 ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。 漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。 早めの養生が、あなた様自身を助けます。 ご相談&カウンセリングは無料です。 髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。 髙木漢方 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店 住所 横浜市中区石川町5丁目185番地6 ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888 営業時間 11:00~19:30 定休日 金 (土曜と日曜も営業しております。) 【行き方】 ①JR根岸線 石川町駅南口(元町口)より徒歩6分。 元町とは反対方向に首都高速の高架下(中村川)にそって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 (石川町駅南口改札前のタクシー利用で2分です。) ②横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。 改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道(山元町、根岸森林公園方面)に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。 又は、駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103根岸台」(横浜駅東口発)に乗って、2番目の「石川町5丁目」のバス停にて降車してください。 石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。 横浜の漢方薬 髙木漢方(たかぎかんぽう)ホームページ |
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更新日: 2011/02/07 |