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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

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おしっこが出にくいとお悩みの86歳、お元気な男性です。

症状
2か月前から、尿の回数は多いがトイレへ行っても少ししか出ない、という状態が続いている。
病院では 前立腺肥大、と言われ、手術を迷うがその前に一度漢方薬をためしたい、とのこと。

ほかに、物忘れもあり、近頃とみにひどくなり、人の名前や物の名前が出てこない。
頻尿になってから、のどが渇くようになった、どちらかというと寒がりで、
舌に裂紋があり、黄色く厚い苔がある。

処方
以上のことから、腎陰陽両虚の漢方薬と、濕熱をとる漢方薬を処方。

二週間後

尿の出がかなり良くなった。舌の黄色く厚い苔も消えていた。
漢方薬を気に入ってくださり、これからも続けたい、とのこと。

正直86歳、という高齢でしたので、漢方薬がうまく効いてくれるか不安もあったが
頻尿になってまだ2週間、症状が出始めてからあまり時間がたっていないため
2週間前の状態に戻ればよいがと考えたが、まだ尿の回数は変化が見られないが、
尿の出が改善してよかった

その後
漢方薬を続けていると、体調がよく朝もすっと起きれるようになったと
、たいへん喜んでいただいています。

 谷薬舗 谷温子

産後の抜け毛とイライラでお悩みとのご相談がありました。

■ご相談内容
1ケ月前 3人目を出産した34歳女性からご相談です。
出産後、髪の毛の抜け毛がひどく、 最近はまつげまで抜ける、とのお悩みです。
さかむけもできてしまうそうです。

時々イライラして、更年期障害かしら、と思うこともあるそうです。
カラダ、特に足が冷えるようになり、太ももから下が冷える、
足の先へ行けば行くほど冷えるが、 手はあまり冷えないようです。

■抜け毛の説明
出産は女性のカラダにとって、一大作業ですよね!
妊娠してからの10ヶ月、赤ちゃんの身体をお母さんの身体から作り上げるわけで、
漢方では、これは、腎の力によりなされると考えます。
そして初めての赤ちゃんとお母さんの共同作業により出産し、
出産をクリアーしたそのときから子育てが始まるわけですから。

妊娠、出産、育児により、血を消耗し、さらに腎精を消耗しています。
そのため、逆むけになり、髪も抜け、まつげまで抜けちゃったのですね。

たくさん使った腎精を補えば大丈夫なのです。

■イライラの説明
出産後、3人のお子様を育てるのは、体力的にも精神的にも大変、
子供はかわいいですけれど、親の言う通りになんて動いてくれませんから、
イライラすることだってありますよね。
更年期障害じゃないけど、
更年期障害かと思わせるイライラとかいった症状が起きるんです。

このイライラの症状は、血の流れが悪いと症状として表れやすいのですが、
出差のときにはいきんだり力を入れますね。
そのため、血の巡りの滞りを生じるのですよ。
これを漢方では瘀血(オケツ)と言います。

産後は瘀血(オケツ)を取り、血の巡りを整えることが大切なのです。


■処方
腎精を補う漢方薬 紫河車
瘀血を改善し、イライラにも良い漢方薬 芎帰調血飲第一加減
を、2週間分お出ししました。


■結果  2週間後来店され、
さかさむけがすぐによくなり、 赤ちゃんを抱っこしても痛くなくなったので助かっています。
すぐによくなったので驚きました。 抜け毛もすっかり良くなりました。
前ほどイライラしなくなり、足の冷えも気にならなくなってきました。

とのことです。

■つぎの処方
症状が改善されると次は、金銭的なことが気になってきますね。
まだまだ3人のお子さんの子育てで気力体力がいりますが、
ご自身は体調がよくなってきたので、仕事で疲れ気味のご主人も一緒に飲めるものをと言うことで、
金銭的負担もかんがみて本日は、 紫河車とキヨーレオピンネオをお出ししました。

蕁麻疹のご相談がありました。

2か月前に発症し、病院の薬を飲めば症状が治まりますが、
病院の薬をこのまま飲み続けることに抵抗があるのだそうです。

全身が赤く隆起し、かゆく、症状は、お風呂で温まっても、体が冷えても変わらない。
夕方から夜に発症し、朝には治っています。
食品添加物など、食事には気を使っています。

この方に、生活養生の提案をし、ある漢方薬をお出ししました。


2週間後
毎日2回飲んでいた病院の薬を1回に減らしたが、
あれから一度も蕁麻疹は起きていません。

やがて病院の薬を飲まなくてもよくなると
ご本人も感じてくださっています。


病院の薬をのめば蕁麻疹が出なくなりますが、
それは症状を一時的に抑えているわけで、
薬で抑えなければ蕁麻疹が起きてしまう体になっています。

蕁麻疹になるには、そうなる原因がご本人にあるわけで、
その原因を突き止めて、お薬なしでも蕁麻疹が起きないようにすることが、
大切だと思います。

ひき続き漢方薬をお飲みいただきながら、
病院の薬の服用をすっかりやめて、様子を見ました。

さらに2週間後
夕方になると少しかゆみが出るが、それも気にならない程度で、
そのまま治ってしまう。

それから一年経ちますが、
漢方薬をのんでいると身体が気持ちがよいとのことで、
3分の1量の漢方薬をお続けいただいています。
病院の薬はあれから飲まずに、じんましんも出ていません、

近年逆流性胃腸炎のご相談が多いのですが、
それもそのはず、10人に一人はその症状を持つようです。

長いこと病院に通って薬を飲んでも治らない、と言ってご来店される方の多くが、
漢方薬の服用で見事に改善していかれます。


病院では
胃酸の分泌を抑える薬がファーストチョイスとして処方されます。

ガスター、ザンタック、アシノンなどのH2ブロッカー
タケプロン、ネキシウム、パリエットなどのPPI(プロトンポンプインヒビター)
最近ではさらに強力に胃酸の分泌を抑える
PCABカリウムイオン競合型酸ブロッカータケキャプなど、

服用経験のある方も多いと思います。

でも、これら胃酸の分泌を抑える薬は、一時はすっきりするが、
なかなか完治とはいかないようです。

それで、漢方相談に来られる、というわけです。



ちょっと最近の症例を見てみますと、

■70代女性
毎年この季節になると胃の調子が悪くなるそうで、
漢方理論のもとにある漢方薬を10日分お出ししました。


そして10日後
すごく調子が良くなってきてうれしい、
今まで毎年この時期に具合が悪くなり、
あちこちで相談し、漢方薬を飲んだが、よくなるまでに長くかかった
こんなにすぐに良くなるなんて、びっくりです、とのことでした。



■60歳男性
逆流性食道炎で、あちこちの病院にかかっている。
胸やけ、吐き気がある。
胸のつかえがあり、食べ物を口へ入れると詰まってしまいうまく胃のほうへ降りていかない。
胃の調子が悪いせいか、貧血もあり、それも気になっている。

この方にも、漢方理論に沿ってある漢方薬を10日分お出ししました。

そして10日後、
先生、効果絶大でした!
薬を飲むと安堵します、まだ胸のつかえはありますが、軽くなりました!
とのことでした。


逆流性食道炎は漢方薬が良く効きます。 
お悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。

逆流性食道炎は、ご相談が多いですが、
そのほとんどが、その肩の症状や体質に合わせた漢方薬により改善してゆきます。

いろいろ治療をしたけど治らない、とお悩みの方、
一度、漢方相談をなさることをおすすめします。


今回ご相談いただいた方は70代女性で、
逆流性食道炎で通院治療をしているが症状は改善しない。
ゲップがひどく胸焼けもし、
息がうまく吸えなく、深呼吸ができない、
とのことです。



解説
食べ物も空気も、下へ降りてゆくのが正常です。
降りてゆくことを 「降(こう)」、これが降りてゆかないことを  「逆(ぎゃく)」といいます。

この方は、胃の気が、降 ではなく  逆 となって 「胃気逆」で 逆流性胃炎になっています。
また、 肺の気が、逆となっているので  「灰気逆」で 息がうまく吸えなくなっています。

治療
この方には、胃と肺の気逆によい漢方薬を処方しました。

呼吸の仕方のアドバイスもお伝えしました。
息は、吸おう吸おうとしても吸えないので、 まず、お腹の空気を吐いてから吸いましょう!
呼吸  という字は  吐いてから吸う、とかくように、 吸ってから吐くのではないのです。

 店頭で一緒に腹式呼吸をやってみました。
ヘソ下丹田に手を当てて、 お腹の空気をゆっくりフーっと吐き出して、
全部吐き終えたと思ってから さらにお腹を凹ませて吐いて、
それからおなかの力を抜くと 自然に空気がスーっと入ってきます


1週間後には、
ゲップが減り、深呼吸も少しできるようなってきました。

2ヶ月もすると、
まだお薬は減らしてお飲みいただいていますが、
逆流性食道炎の症状はほとんど気にならなくなりました。