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30歳の主婦。

小児時代から、アトピー性皮膚炎で、去年までは、時々ステロイドを使うとよくなった。

2年前の春に、全身に急激に、全身に皮疹ができて、ステロイドによる治療を始めるが

初めは、紅班・炎症も治まったが、徐々にに効果がなくなってきて、最高ランクのステロイ

ドでも、皮疹に対して反応しなくなった。不安になってらい局。


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  患部は、上肢・下肢・体幹部。顔面に、紅潮した丘疹状の皮疹が多数できて、掻破

  痕も非常に目立つ。一部は皮ふが厚くなる苔癬化状態もみられる、典型的のアトピ

  ー病巣。

    この状態に、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)に黄連解毒湯(おうれんげど
    くとう)の煎じ薬を、外用を、タイツ軟膏を密封療法で対応する。

  4週間後には皮膚状態が改善して、皮膚科のステロイドはいらくなり、皮膚面が
  肝班状の瘢痕が残るような状態に

    現在は、治療兼予防として荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を内服。
    また外用は紫雲膏で瘢痕に対応している。



     皮膚状態と漢方薬のねらいが合うと、おどろくほど早く効果があらわれます。

 

 

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