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22歳の女性

小学生時代に何度か、アトピーで皮膚科に通った覚えがある。中学時
代にはほぼ治り、2年前に就職するまでは、皮膚の状態は良かったと
のこと。

 ところが、仕事を始めてから、皮膚状態が悪化してきた。すぐ、皮膚
 科に受診したり、仕事が忙しい時には、市販の塗薬をつけたりして
 きたが、次第に皮疹が拡大してきた。またステロイド剤の副作用の
 心配もあり、相談にらい局する.。

本人の体格は、中肉・中背。黄色い舌苔(湿熱)があるが、他の自覚
症状に異常はりません。


IP08_C38



 
患部は顔・両腕。特に顔は紅潮し、痒みが強く、掻破痕が目立つ。
 また、周期的に落屑が激しく、,フケ状の皮膚が常に落ちてくる。

   特に顔面の紅班が目立つので、酒さ様状態の使う

                     皮炎湯をエキス剤にして服用

   外用は皮膚科のものを転用して使う、始めはステロイドを、治ってからは

                     アズノール軟膏とプロぺドを利用していた。

   紅班は2週間で、落ち着き、その後は

                     梔子柏皮湯(ししはくひとう)エキス
                     桂枝茯苓丸加ヨクイニン


   で、顔面の軽い炎症・紅班と肥厚した皮膚の改善を目指す。

       ほぼ、10ヶ月ほどで、瘢痕は目立たなくました。

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 炎症の激しい時は皮炎湯を、軽いあるいは良くなって梔子柏皮湯(ししはくひとう)
    に変え、良くなりました。


 

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