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23歳のOL。乳児の頃からアトピーがあり、夏になると悪化して治療を時々していた。就職して数カ月たった頃から首と腕に膨張した蕁麻疹ができ、困って知人に聞いて来局された。

                    ◇

来局時の状態は腕と顔面の一部に500円玉程の蕁麻疹が数ヵ所できていた。蕁麻疹は休日は比較的に落ち着いているが、仕事中は必ずでるようである。それに伴って毛孔部が鮫肌状になり、先端部が紅潮したアトピー様の皮疹が首、肘、膝にできて非常に痒く、夜中に掻いてしまい搔破痕(引っ掻き傷の痕やかさぶた)が多数ある。蕁麻疹の状態が日によって違うことや、営業の仕事でストレスが皮膚に影響を及ぼしていることが考えられる。


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そこで、理気解鬱の「四逆散(しぎゃくさん)」に、膨張した毛孔の皮膚炎に使う「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」を煎じ薬で服用。蕁麻疹は数日で徐々に数も減って数週間ほどで目立たなくなった。そこでアトピー様の皮疹を直すことを目標に「消風散(しょうふうさん)」を飲み薬とし、「太乙軟膏(たいつなんこう)」を外用とし治療。すると徐々に毛孔部の膨張は小さくなり、紅みも減って、数カ月程で皮膚炎の状態は目立たなく、きれいになっていった。

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蕁麻疹とアトピーの混合型も時に見受けます。


 

① 60歳の主婦。

  6年前からの関節リュウマチ。と下痢。
  10年前から、更年期症状で悩まされる。
    
      A:逍遥性の熱感
      B:血圧が不安定になる。
      C:膝以下のしびれ感

   初めの主訴は下痢を何とかしてほしいとのこと。

   1)加味逍遥散加ブシ・ケイヒ末 をエキス剤で

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  2週間後、あまり症状に変化ない。

   下痢は1日2~3回の泥状・水様便がある。また手足がよく冷える。

   2)加味逍遥散+四逆散エキス

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  以後、加味逍遥散+五苓散  四逆散+五苓散 四逆散+当帰芍薬散

  などで、逍遥性の熱感、不安定な血圧はほぼ治まったが、朝の手の

  こわばり手指先、下肢(膝以下)のむくみ・冷え・痺れが非常につら

  いとの訴え。

   3)当帰四逆湯加ゴシュユ・ショウキョウ・ホウブシのエキス剤 

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  2週間の服用で温まるので、そのまま同じ漢方薬を3ヶ月間服用し、

  前記の症状は全くなくなった。 
 


② 65歳の主婦。

  5年前に両手首関節痛から受診し、関節リュウマチの診断で治療し、

  なお、膝も老人性の関節症を併発するようになる。

     A:膝関節の運動痛
     B:両手指(中・差)のむくみ・腫脹
     C:足の冷え・痺れ。
     D:内科デリュマチ肺の診断あり、軽い咳がある。

  1)ヨウイニン湯(煎じ薬)

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  20日後、あまり痛み・腫れとも変化がない。体力を上げる目的で。

  2)大防風湯(煎じ薬)

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  20日後、この前記処方(大防風湯)も変化なく、手の熱と腫れを目標に

  3)続命湯(煎じ薬)
   
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  20日で、腫れ、痛みもなくなり、日常生活が楽になる。


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①は身体各所、特に四肢を温める漢方薬で、効果があり、②では、逆に温めて悪化し

 冷やす漢方薬も入った処方で、良くなりました。状況や程度・体力によっても漢方薬の

 内容が変わります。





   

 

45歳の会社員、

1年前に、仕事のの疲労から、左上胸に帯状疱疹をおこした。大きな病院の皮膚科
で、治療して、疱疹自体はなおって、局所てきには紅班はあるが、乾燥し、瘢痕化

してきた。しかし患部の激しい痛みは変わらず。いろいろな鎮痛剤を試すも、はじめ
は効果はでるが、すぐ効かなくなって、使う薬ないような状態になった。

  上記の状態は、漢方でのお血(おけつ)に相当するので、鎮痛・補気・補血作用
  のある補陽還五湯(ほようかんごとう)を煎じ薬にて、服用してみた。

    2週間の服用で、痛みは半減し、その後2週間で、まったく痛みはなくなった。


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    漢方薬の効果は遅いというが、適方に合うと、すばらしく効果のでるものです。

 

小児のアトピー

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

3歳の女の子。

乳児のころから、顔面特に頬部と額に炎症がおこり、乾燥・紅班の混合した
皮膚状態になっていた。また耳朶も切れて、浸出液が常にでている。

皮膚科で、ステロイドをもらうも、徐々にランクの高いものへ薬が変わるので
不安になり、漢方薬での効果を希望される。

   皮膚状態は、顔面頬を中心に、皮膚の紅班と乾燥、落屑がみられ、耳
   たぶが切れて、傷状になり、黄色い浸出液が付着している。

     幼児ながら、小麦・牛乳・大豆などの食事性アレルギーがなく、乾燥
     と炎症が軽く混在しているので、小児アレルギー漢方薬の基本である


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     柴胡清肝散(さいこさいかんさん)を散薬で1日2回食前に、また
     浸出液のある部分には、5%のモクタール軟膏を塗布して、他の
     場所はタイツ軟膏を毎日2回ぬってもらう。

   すると、2週間の服用と、塗布で耳朶の浸出液はとまり、患部が乾燥した。
   続けること、3ケ月ほどで、耳はもちろん顔面の炎症・紅班も全く、めだだ
   なくなる。  

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   小児は、特段内服薬は必要はないことが、多いのですが、やはり内服・外用
   を併用すると、効果のほどは早いようです。


 

顔面の吹き出物

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

26歳の主婦。

5年前の大学生時代に、顔面に小さい吹き出物で皮膚科にて、受診し
て、ニキビと言われ、抗生剤とビタミン剤で治療をうける。

社会人になり、治まっていたが、半年前に急に、同じような状態になっ
た。こんどは同じ治療をするも、まったく効果がでないので、困りはて
漢方薬でもと思い、来局。

  患部は頬部と口周囲にごく小さい毛孔部は膨れて、白い脂肪が貯
  っている。紅班はない。また、季節には関係なく、生理前に悪化
  して、生理になるとよくなる。


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  これに、生理前憎悪型の吹き出物につかう、桂枝茯苓丸加ヨクイニ
  ンに、丘疹型の十味敗毒湯(じゅうみはおどくとう)を組み合わせた
  漢方薬を服用したところ。

   次回の生理前には以前より吹き出物が軽減し、生理痛も楽になる
   続けること3ヶ月で、瘢痕をのこして患部はきれいになった。

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  抗生剤が合わなかったり、効果のない場合は、漢方薬がよく効きます。

 

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