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25歳

無職の女性。
小学生のころまで、治療を必要としない程度の軽いアトピーがあり、5年前に就職
してから、それが徐々に再燃しはじめました。過去に皮膚科でもらったステロイ
ドのクリームを使用して悪化した経験や、雑誌、新聞などの情報によって、ステロ
イドに対して極度の不信感を持っているため、アトピーによいとされる健康食品
やアトピー用洗顔剤、ローションを使って処置をしている。(TT)


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 体格は長身・痩せ形・色白。状態は

上肢伸側・肘・膝の内側が炎症のため紅班。
乾燥して、掻破痕がある。
全身が乾燥して、粉をつけたように軽い落屑がある、


 そこで、皮膚乾燥と炎症に対して、

皮炎湯に、バクモントウ・ゲンジンなどの保湿薬を組み合わせた
     外用には、ヒノキオイルに入ったクリームを塗布いた。


 2ヶ月後には、下肢などの紅班はなくなり。全身の乾燥は保湿クリームをぬれば
 気にならなくなった。

その後は皮膚炎症の再燃を防ぐため

    六味地黄丸を連用、1年経過するも、再発にはなっていません。:) 

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強い抗炎症の外用薬を忌避されるため、内服の漢方薬主体になりました。

 

★生理不順☆

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

28歳のOL。

2年前、東京か広島へ転勤してから生理が不順になりました。半年前を最後に
生理がこない状態が続いて、便秘。吹き出物にも悩まされようになり、婦人科
に通うようになった。ホルモン剤、排卵誘発剤などを使いながら生理が起こる
ように治療していましたが、ホルモン剤の長期服用に不安になり、漢方薬を希
望されて、らい局しました。

 本人の体格はやや長身で、普通体型。少し神経質な性格です。大・小便・食
 欲・睡眠に異常はなし。舌の状態は歯痕(水毒)がるが、色はピンク色でき
 れい。生理は4ヶ月前にホルモン剤の注射であった以後はない。

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1)低血圧
2)足先が冷え、冬場は靴下着用で就寝。

  
歯痕があり、冷えることから、虚症の水毒と考えられ、補血利水の

   当帰芍薬散に人参・桂皮・甘草を加えてエキス剤にして服用する。

 その後、3ヶ月間服用するも、基礎体温は上がるが、生理はこない。便秘
 吹き出もの多いことから、前方に排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)
 をくわえると、すぐ半年ぶりに生理があった。

しかし、1回だけで、その後生理にならない。煎じ薬に変更してみることに

 すると、翌月には生理がきて、以後も遅いながら(35日~40日)定期的に
 くるようになった。

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 エキスで効果がなくても、煎薬にすることにより結果」がでることもあります.


    
 

 

★掌蹠膿疱症☆

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

62歳の主婦。

5年前の夏、足の裏に水疱ができ、水虫の薬をつけたが、逆に悪化した
ことがありました。症状が軽いことろもあり、そのままにしていた所、
翌年の春になり、水疱が大きくなり、数も増えてきました。それが足
の指や踵の上まで広がり、猛列な痒みも伴うようになり、皮膚科を受
診。掌蹠膿疱症と診断され、ステロイド軟膏にて治療しました。

 1ヶ月ほどできれいになったものの、すぐに再発し、掌にも小さな水
 疱がではじめました。すれより数ヶ月ステロイド軟膏を塗り続けまし
 たが、治る気配がなく、らい局する。(++!)

患部の状態は、足の裏の中央部から足首に向かって小さな水疱が一面に
あり、角質層が厚くなり、ボロボロと剥がれています。また患部の周囲
は紅潮して、掌も小さい水疱があり、痒みが激しく、掻破痕が多数ある。


 まず乾燥と熱の混合型の皮膚炎に対応する温清飲(うんせいいん)に
 連翹・荊芥を加えたものを煎じ薬で服用。



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1ヶ月後には、乾燥状態は良くなったが、水疱の新生は変わりません。次
に、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)で少しづつ水疱をとり。手や足の
代謝を改善する温経湯(うんけいとう)の服用で仕上げをして、、半年後
の患部は正常になりました。:)



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皮膚の状態で、漢方薬の内容を変えることが、改善の近道です。反応の
ない漢方薬をいつまでも続けないよう、注意しながら治療しましょう。


 

36歳の主婦。

3年前に3人目を出産して以来、血圧が高く、耳鳴り・眩暈を起こして入院
しました。退院後も体の調子が思わしくなく、家事もできずに、ほとんど家
で横になって過ごしていました。その後に神経内科で自律神経失調症と診断
されて、治療を続けていたが、飲んでいる薬の副作用が怖くなり来局。

 本人の体格は、小柄でやや肥満体。薬のためか顔色が悪く、言葉にも力があ
りません。食欲はあまりないとのこと。舌は暗紫いろで歯痕があります。便通
は2~3日に1回の兎糞便が、尿は1日に5・6回。生理周期は長く、40日~50日間
隔です。


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 症状は  1)フラフラした身体の動揺感が常
         にある。
        2)咽喉がふさがる感じ
        3)右胸部の動悸・不安感
        4)腰痛


  以上の症状が次々にでてくるので、寝込むことが多いようです。


       そこで、女性の神経症の代表薬の

        加味逍遥散(かみしょうようさん)

        咽喉部不快感に使う

        半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

            
          合方し、エキス剤で服用。

  また、定期てきに、体を動かし、無理に睡眠薬で眠るようなことは
  やめさせた。


3週間後には、自覚症状は半減し、睡眠薬は不要のなり、さらに積極的に外出
運動を心懸けたところ、3ヶ月後には、実家に預けていた子供を引き取り、家事
こなせるようになりました。

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  漢方薬の服用だけでなく、運動や気の発散を同時に取り入れることで、
  早く効果を上げることができます。


 

50歳の主婦

1)  3~4年前から、眼尻の紅班がおこり皮膚科受診でステロイド軟膏
   で治療をしていた。繰り返すうちに徐々に悪化してきた。現在は
   なにもいていない。

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    眼瞼から頬、眉にかけて、ピンク色の紅班と
    軽い落屑が混在。
    一部痒みのためか、掻破痕もある。


 軽い状態なので、梔子柏皮湯のエキス剤とタイツ
 軟膏
の塗布でよくなる。


2)  翌年の春4月にまた、症状がでてきた、今度
   は前年の漢方薬で効果がなく、

    黄連解毒湯、越婢加朮湯の混合エキス剤でおさまる。

3)その年の秋に、秋の花粉(ヨモギ?)でまた眼瞼に症状がでてきた

    前回の黄連解毒湯、越婢加朮湯とタイツ軟膏で治る。

4)その翌年(今年)3月中旬から、こんどが患部が左首に500円硬貨程度の
  紅い皮疹がでて、時に猛烈に痒い。


    程度が激しいことと首などに症状があるので、消風散、黄連解毒湯
    を服用するも、効果なし。皮炎湯の煎じ薬にして、やっと治まる。

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 この例は、毎年のように花粉時期になると、アレルギー性炎症が起きる
 ケースです。漢方薬が効いているのか、自然に時期で治っているのかは
 判断できませんが、ステロイドは使わずに対応できてはいます。


 

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