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慢性の前立腺炎は、なかなか良い薬がありません。急性であれば抗菌剤のある程度は効果があるようですが、慢性化した無菌性の前立腺炎にはほとんど効果がありません。症状としては頻尿・残尿感・会陰部の痛み・不快感・腰痛や下腹部の痛みにまで拡大します。


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43歳の独身の会社員。小柄・やせ型

当薬局でアトピー症状を漢方薬で治していた・このたび、以前から不快の思っていた。会陰部の鈍痛がひどく。尿の近くなり、仕事にも困ることが出てきた。1ヶ月間新薬を飲んできたが、効果がでないので、漢方薬を思い出し、相談をうける。

症状は、下腹部特に会陰部の鈍痛、また排尿後の10分くらい続く痛みがつらい。ダウン矢印

下腹部・陰部の炎症性疾患に使われる竜胆写肝湯(りゅうたんしゃかんとう)に下腹部のうっ血をとる騰竜湯(とうりゅうとう)を合わせて、仕事の関係でエキス剤にしてのんでいただく。さすがにすぐ効果は出なかったが、1ヶ月ほどの服用で、痛みは半減し、3ヶ月ほど断続的にではあるが、飲み続けた結果、会陰部の不快感も痛みも改善した。

検査ははじめから、異常値はでていないので、症状で判断するしかないようです。:)

 

牛黄は牛の胆石で、古来単独あるいは処方内の構成生薬として利用されてきています。適応は強心・強肝・増血・解熱・鎮静作用があり、おのおのの効能で、広く使われます。

52歳の会社社長:

仕事量が多く、実務も会社経営にも忙しくしていた。市販のドリンク剤の強壮剤を「飲んでいたが、最近効きが悪いので、ほかに簡単に飲めて、疲れに効果あるものが欲しいと来局。

漢方薬は基本は治療薬で、保健薬てきな効果はにがてなのだが、人参・牛黄がよく日本では使われてきました。

そこで、牛黄のカプセル剤を、試してもらう。毎日1カプセルずつを、就寝前にお水とともにのんでもらうと、すぐ翌日から疲労感がでなくなった。これは上記の強肝・増血・解熱・鎮静作用が働いたものと考えられます。


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アトピーの漢方薬の使い方、効き方にもいろいろあります。今回のケースは皮膚に直接効果のある漢方薬を使わず皮膚が改善しました。

35歳のパート勤務の主婦。

中学生からのアトピーで、皮膚状態が悪くなると皮膚科で、ステロイドをもらい治療を断続てきに繰り返してきた。

数年前に、漢方薬でほとんどの皮疹はでなくなった。この夏に顔・首に滲出性の皮疹がでて、市販薬で様子をみていたが治らず、来局された。

お話の中に、この春から、(35日から45日)を生理が遅れがちで、生理量の少なく、生理日数が長い(7日~10日)、またこの秋は足の冷えをはっきり感じる。皮疹は顔・首に小さい皮疹と皮膚乾燥による落屑が多く見られる。

そこで、身体を温め、皮膚代謝を促す働きのある温経湯(うんけいとう)を煎じ薬にて、服用し始めた。

以前は皮炎湯や消風散(しょうふうさん)などの皮膚の熱(炎症)を改善する漢方薬であったが、その時とは皮膚の状態が違うので、この温経湯にしてみた。

すると、次の生理で正常(30日)生理がくる。また生理日数5日で痛みもない、。すると皮膚のほうも改善して、顎ラインの皮膚が乾燥するだけになった。

現在は内服はやめて、漢方入りに皮膚クリームを使用しているだけになる。


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時々、腎不全の漢方薬を説明させていただいています。今月初めの漢方研究会の発表でも、その話がでていました。何回もここで、書いている黄耆(おうぎ)です。ただ、日本の漢方薬の書物に乗せている量では効果発現には少ないようです。

75歳の女性。3年以上前から、腎蔵機能の低下があり、毎月のように検査をされていたようです。本人は特に薬もでていなかったので、あまり深刻には受け止めていませんでした。ところが、先々月に腎臓透析の準備で、シャントを作りますといわれ、びっくり。その足で、すぐ来局される。

小柄・やせ型のご婦人。早速クレアチン値を聞いてみると、58で、次回にも透析を開始するとのこと。さすがにクレアチン値が50以上のケースは初めてで、お断りしようと思ったが、ダメもとで飲みたい希望をいわれ、いつもの黄耆に身体の冷えをとる炮附子(ほうぶし)の入った漢方処方を加えて製剤する。求めに応じて真空パックの漢方薬を。

1ヶ月後の検査ではクレアチン値が52に下がっている。続けて服用中だが、すこしでも透析を遅らせればと考えています。

 

ガンなどの手術後に、痛みなどのいろいろな支障を起こす事が多々あります。術後の泌尿器系の出血に漢方薬が良く使われます。

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80歳の男性。中背・普通体系。

膀胱と尿管にガンが見つかり、手術することになった。抗がん剤で、がんを小さくしてから手術をする。3ヶ月抗がん剤治療をしたのちに、手術をしたが、術後2週間退院したくらいから、排尿に支障はないが、尿がピンク色になり、検査をすると尿出血とわかり、すぐ止血剤を使うが、身体に薬疹がでて、使えなくなった。

本人からの依頼で、家族が来局する。

当薬局で、下腹部の出血によく使う猪苓湯(ちょれいとう)を煎じ薬で飲んでいただくことに、わずか3日で、ピンク色の尿はほとんどわからないまでになった。2週間ほど飲んでいったん、やめてしまっていたが、1ヶ月後、次の定期検査で、尿潜血をわずかに指摘された。

また。あわてて、飲み始め、都合3ヶ月間飲んでやめているが、その後の検査では潜血反応がでていない。

  猪苓湯の構成生薬のチョレイ・ブクリョウはいわゆる菌体で、アガリクス茸や霊芝などの抗ガン生薬の仲間です。

 

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