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健康トピックス 「主婦湿疹」



75歳の主婦。

3年前からの、左手親指と両手掌部の角質の剥離と乾燥、亀裂があり、水が沁みる事がある。


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皮膚科で診てもらうが、田舎で、診察してもらうのが遠距離で大変なため、続ける事ができないで困っていたところ、娘さん紹介されて、来局する。

手を見せていただくと、まさしく、上記症状で、常に包帯や手袋を巻いて、家事をこなして、不便だという。

はじめは、エキス剤希望だったので、温経湯(うんけいとう)の内服に、紫雲膏(しうんこう)を朝夕、塗布してもらった。

1ヶ月後、良いが、剥離は相変わらず、そこで、手足先の冷えを訴えも考慮して、煎じ薬に変更し、当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)を、温経湯に合わせて、煎じ薬にして、飲んでいただく。

続ける事、半年で、手‣指ともに、つるつるになり、喜んでいただいた。

   



主婦湿疹、別名進行性手掌角皮症。

40歳の男性会社員のかた、特に手掌に負担のある仕事をしているわけではないが、数年前から

右手(左もある)の第2関節から指先にかけての指掌部が

  乾燥して皮がむけてきた。ダウン矢印

  紅くなって、猛烈な痒みがある。ダウン矢印

  傷になって、水にしみる。ダウン矢印

また、以前ステロイドの外用をしばらく使っていた履歴がある。f(--;

 このような状態に、毎日就寝前に、紫雲軟膏を患部に厚くぬり、ガーゼで包み、患部を露出しないようにした。

 また、指先は身体の末祥部なので、ここに血流をもどして、皮膚回復を図る目的で、漢方薬の当帰四逆湯を

 エキス剤でのんでもらうと、2ヶ月ほどで、正常な皮膚にもどった。:)

 

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