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健康トピックス 「倦怠感」

以前、下肢のむくみがなかなか取れない老人に漢方薬の竜胆写肝湯(りゅたんしゃかんとう)で改善した例を挙げました。

しかし、足の倦怠感やむくみによく効き、使うことが多いのは漢方薬の九味檳榔湯(くみびんろうとう)です。

漢方の雑誌にも以下のような例がのっていました。

 
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49歳の女性。

2週間前から両足がだるいことが主訴で、ほかにむくみがあり、排尿量が少ないとの訴

えに、これに九味檳榔湯のエキス剤を飲ませると、3日で尿量が増えて、2週間で倦

怠感・むくみがなくなったとのこと

症状が出てから、漢方薬を飲みだすのが早いせいか、短期間でなおっています。

 



数年前より、風邪薬を求めにくる主婦。

1ヶ月前から、微熱があり、倦怠感があって、動くのがおっくうである。

食欲があまりなく、食べると鳩尾が痞え、汗がでる。便通はやや硬い。


IP08_C07



 心熱と脾虚を疑い、補中益気湯に牛黄をお渡しする。

7日後、食欲は改善したが、微熱(36.4)がある。倦怠感を主訴とするので

 十全大補湯のエキス剤を。

7日後、あまり変化はない。

 咳が時々出る、痰はほとんどない。微熱、

 陰虚の咳につかう、養陰清肺湯のエキス剤を使うことにした。

7日後、咳はよいが微熱。倦怠感はとれない。

食べると異常なほど汗がでる。首に襟巻をしていないと寒い。
 



 まさしく、表虚・衛虚の身体表部の機能低下による症状なので、

 身体表部の調節機能改善をはかる 玉屛風散(ぎょくへいふうさん)

 脾虚につかう補中益気湯を使うことにした

今度、症状と薬があい、それから10日ほどの服用で、やっと正常に復した。

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 はじめに、処方をあわさないと、こじれてしまう事があります。

しかし漢方薬は合うと、おどろくほど短期間で効果を上げますよ

 

 

33歳の主婦。

以前より血圧が低く、夏に寝込むことがありました。3年前の出産後、特にひどくな
りました。めまい・立ちくらみが常に起こり、冷え症がひどく、夜の寝付きが悪いため
、朝起きられず、毎日倦怠感があり、毎日午前中は身体がほとんど動きません。そ
のため、家事は母親に手伝ってもらっている。

  本人の体格は小柄・痩せ形、顔色は悪く、艶が全くありません。舌は淡紅色だが
  白い舌苔と歯痕がある。食欲は全くなく、昼と夜に普通人の半分程度しかたべま
  せん。便通は2日に1回で、軟便。生理周期は数ヶ月に1回で、2・3日しか生理が
  ない。生理痛もあり、痛み止めは毎回服用し、外出もほとんど親に付き添っても
  らう状態で、一時入院もしたが、状態に変化はなかった。検査も貧血が少しあり。
  低血圧がある程度で、顕著な数値はありません。


10_09



来局時の血圧は上が、75mmg、下が40mmgで、血虚とみて補血・行血薬の牛黄
(ごおう)と十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)エキス剤を併用する。数日で胃の痞え
を訴えてきたので、胃の負担のない人参養栄湯(にんじんようえいとう)に変えた所、

 1ヶ月間で、午前中の倦怠感もなくなり、食欲も出て、寝込むことがなくなった。そこ
 で、積極てきに外出や、運動を試み、補気・利水作用のある当帰芍薬散に人参・
 桂皮を加えた処方にかえたところ、

半年後には、冷え症もなくなり、一人が外出ができるようになった。

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