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健康トピックス 「腎不全」

時々、腎不全の漢方薬を説明させていただいています。今月初めの漢方研究会の発表でも、その話がでていました。何回もここで、書いている黄耆(おうぎ)です。ただ、日本の漢方薬の書物に乗せている量では効果発現には少ないようです。

75歳の女性。3年以上前から、腎蔵機能の低下があり、毎月のように検査をされていたようです。本人は特に薬もでていなかったので、あまり深刻には受け止めていませんでした。ところが、先々月に腎臓透析の準備で、シャントを作りますといわれ、びっくり。その足で、すぐ来局される。

小柄・やせ型のご婦人。早速クレアチン値を聞いてみると、58で、次回にも透析を開始するとのこと。さすがにクレアチン値が50以上のケースは初めてで、お断りしようと思ったが、ダメもとで飲みたい希望をいわれ、いつもの黄耆に身体の冷えをとる炮附子(ほうぶし)の入った漢方処方を加えて製剤する。求めに応じて真空パックの漢方薬を。

1ヶ月後の検査ではクレアチン値が52に下がっている。続けて服用中だが、すこしでも透析を遅らせればと考えています。

 

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以前より、腎機能低下の指標であるクレアチン値の上昇に漢方薬を使い、良い経過があり、今回も喜んでいただけました。



以前より、耳鳴りや耳閉、肥満などで漢方薬を継続服用中の58歳の会社員。
4ヶ月前の血液検査で、クレアチン値の上昇(Cr1.17:正常~1.1)を指摘された。そこで、漢方薬の黄耆(おうぎ)を主たる生薬の漢方薬をつくり、煎じ薬にして飲んでいただいた。
2ヶ月後の検査で、クレアチン値が0.83の正常な血液検査の値になるとともに、なぜか、中性脂肪もコレステロール値も両方とも下がり、思いのほか別の検査値も下がった。

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 腎機能低下に、初期での対応ならば漢方薬でも十分効果が見られるようです。


 

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今月に腎臓機能の働きが悪い例に漢方薬を使ってよくなった例を出しましたが、また良くなる服用ケースがありました。

61歳の会社員。中肉・中背

長年の食事の片よりからか、会社の健康診断で、腎臓の働きの低下、中性脂肪、悪玉コレステロール値が高いと指摘をうける。油系の異常に対応する薬はあるが、腎機能の低下は様子を見るしかないと言われた。

尿検査や、排尿回数や排尿時の状態に特別な異常はみないので、腎機能低下の防止だけを目標に漢方薬を飲んでいただく。

  十薬、山帰来、黄耆など加えた漢方薬の煎じ薬を飲んで、2ヶ月後の検査では

     クレアチン値(正常値~1.1)は1.17→0.83に、中性脂肪も280→215へ、
     LDLも205→150


   に改善した。一度悪くなった腎機能の低下は良くならないので通例ですが、早めの
   薬はよく効きます。

   しかし、健康を維持するには、食事内容の注意・睡眠時間の確保・軽度な運動・定
  期的な休息が必要です。

   この当たり前の事が大事になってきます。

 

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漢方薬でも、時とき腎機能の低下による、腎不全のかたがときどき来られます。

腎機能の低下は、いろいろな病気の結果によって起こりますが、今の所よい良い薬や方法がありません、最後の手段として人口透析がありますが、これは週に2・3回、数時間かかって行いますので、生活のクオリティが極端に下がり、困った状態になります。

透析まで至らない程度の、腎機能の低下に漢方薬が役立ちます。今回のケースもそれにあたります。

71歳の男性で、10年前から高尿酸血症にて、薬を飲み続けてきた。また降圧剤の併用のあるそうです。

中肉・やや高身長のかたで体重は75kg。

直近の検査で、クレアチン値が1.38と言われ来局される。それまで、クレアチン値が1.0から1.1くらいだったそうである。

尿中に蛋白はないが、やや夜間尿2・3回で多い傾向なので、補腎薬の八味丸に黄耆(おうぎ)を加えて、いつもように煎じ薬にして飲んでいただく。わずか、3週間後の検査でクレアチン値が1.1になり、次の1ヶ月後では1.0の正常値にもどった。

とりたてて、クレアチン値が1.1以上から5.0くらいまでの透析の至らない程度の腎機能の低下には、漢方薬も選択薬の一つに考えられると思われます。

 

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初め、3ヶ月前に、腎臓の働きの低下によるクレアチニンの値を下げるための、炭の粉末[内服)を求めにきた。
クレメジンのことだと思われたが、とりあえずクレアチニンの値を聞いてみると、Cr値7.8という。


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それなら、まだ漢方薬の内服のほうが良いと思われので、今までのデータを説明して漢方薬の内服を飲んでいただくことに

そこで、黄耆(おうぎ)を主体にした漢方薬を、早速服用していただく事になった。

初めは、様子見で1週間ずつ、もっていったが、4週後ではCr値8.4に上がるも、もう少し
服用して、ダメなら透析をすることにした。

すると、その4週間後には、Cr値7.4に、さらに食事制限(低たんぱく食・減塩)をしていくと、次には7.0になってきた。

まだ途中だが、透析を避ける事が出来るかもしれないと、続けています。

 

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