67歳の自営業の男性 1年前に、健康診断で、肺癌が見つかり、治療をしてきたが、腹水が取れなくなって 来局される。 もちろん、利尿剤などで治療をしてきたが、効果がないという。 始めは、腹水によく使う漢方薬の因陳五苓散(いんいんごれいさん)、次に分消湯 (ぶんしょうとう)などの、利水剤を使うが効果があまりでない。 以前、抗炎症作用のある滑石(かっせき)が入った処方がよく効いた例を思い出し。 猪苓湯(ちょれいとう)にアガリクス茸を併用してみた。するとなぜか?驚くほどの 利尿効果が得られ、2週間で、5kgも体重が減ってきた、さらに2週間で都合7kg も減ってしまった。その後は体力低下を心配して、人参・牛黄散を併用しているが 半年経った現在も腹水がゼロで3はないが、以前の状態にならないで済んでいる。 |
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更新日: 2018/06/11 |
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健康トピックス 「腹水」
肝臓がんの腹水・・・
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
83歳の女性。 公立病院へ、1ヶ月前から、入院中 数年前に、肝硬変がみつかり、治療をしていくうちに、肝臓癌へ移行してきた。3ヶ月前から、腹水が貯まりだした。 現在では、利尿剤もでているが、腹水でパンパンにお腹が張って、食欲もほとんどなくなっている。更にドクターから後1・2週間といわれてしまった。びっくりして、本人の親戚のかたが、何か腹水に効く漢方薬はないかと探しにこられた。 あまり、本人に会ってもいないのに、漢方薬をお渡しするのは、気がすすまなかったが、だめもとで良いと言われ、癌関係に使う漢方薬の中から、特に腹水用の茵陳五苓湯(いんちんごれいとう)を煎じ薬でのんでもらう。 4日後に、来局される。服用後、排尿・排便回数が非常に多くなった。尿はともかく、大便回数が多くなるので、漢方薬を猪苓湯の煎じ薬に切りかえた。しかし、前の漢方薬のほうが、大便がでても、気分がよいとのことで、2日後にはもとの茵陳五苓湯の煎じ薬へ変更する。 続けること2週間で、体重が-12kgになり、食思もでてきて、何でも食べるようになった。その後は体力維持のため、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)の煎じ薬を併用している。 利尿剤と違う作用があるのか、腹水に漢方薬がよく効きます。 →寺町漢方薬局 |
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更新日: 2017/06/09 |
肝硬変による腹水に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
59歳の男性。
5年前より、肝臓病にて治療をしてきたが、1年前よりお腹に水が溜まりだした。 利尿剤で、治療をしてきたが、最近急に体重、腹囲が大きくなってきて、薬が 効かなくなった。 使用していた利尿剤はラシックス20m 1錠 他 これに、五苓散(ごれいさん)の煎じ薬をまずは、1週間飲んでもらった。 尿意が頻回になり、大量の尿が出てきた、すると、1週間で、ななんと腹囲は7cm、小さくなった。 本人は大変、感激して続服を希望される。 続ける事1ヶ月で、15cmも減って、レントゲンで、腹水がなくなっているのがわかった。 もちろん、もとの肝硬変状態が改善しているわけはないので、 食事内容や、運動、睡眠にも気をくばりながら、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)で、 体力・気力の温存をはかっています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あきらめずに、いろいろな治療方を探ることも大切です。 |
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更新日: 2015/12/22 |
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