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健康トピックス 「アトピー性皮膚炎」

乳幼児ころから、大人にまでアトピーを持ち越す場合がほとんどで、大人になってからアトピー性皮膚炎になるケースは少ないようです。
今回の例も、子供のころ治っていたアトピーが、あるキッカケで再発したものです。

治まっていた皮膚炎が、外的なものでは、黄砂、PM2.5、家のほこり、化学薬品があります。また内的ものではストレスや、食べ物がそれに当たります。人によっても違うし、同じ人でもその時その時で、悪化するキッカケは変わるようです。

55歳のパートの主婦。中肉・中背

幼稚園ころに始まり、小学生高学年ころには、治まっていたアトピー性皮膚炎の症状が、会社のビルの外壁工事をキッカケに再発した。すぐ、皮膚科で、抗ヒスタミン剤、ステロイドの外用にて治療を開始したが、徐々に悪化ぎみになり、子供のころに漢方薬を飲んでことを思い出し、来局される。


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皮膚の状態は、ステロイド薬のためか、紅班や炎症はそれほどではないが、患部はほぼ全身で、皮膚乾燥と搔いた痕跡が肝斑になっている。皮膚の潤いの改善と痒みを目的に、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を煎じ薬で飲んでいただく。
はじめは良かったが、あまり皮膚面の変化がなくなった、そこで、下半身のほうが(大腿部)皮疹の程度がひどいので、竜胆写肝湯(りゅうたんしゃかんとう)に変えてみた。外用薬はシコン・トウキの入ったクリームを使用、するとこの漢方薬が良く効いて、じょじょに改善して半年ほどで皮膚はきれいになった。

 

アトピー性皮膚炎に対する漢方薬は、患部の紅班・炎症・落屑・乾燥に対応して、調合することが多いのですが、場合によっては、皮膚面の症状に対応すると思えない漢方薬を使って効果がでたこともあります。

今回、長年漢方薬を使ってきた(他医療機関や漢方薬局)かたで、主だった漢方薬はみな試してきたので、その中で試していないものを選んで、お渡ししたところ、これが非常によく効いた例があります。

30歳の介護職員の男性。小柄・中肉の体型。

身体全体に毛孔性の皮疹と掻破痕があり、乾燥している。今まで、消風散、十味敗毒湯、黄連解毒湯、越婢加朮湯、温清飲、梔子柏皮湯などなど、エキス剤や、煎じ薬も試してきた。どれも今一つ効果がなかった。

ほとんど、アトピーには使った事のなかった、当帰飲子を煎じ薬で、お渡しすると、すぐに効いたわけではなかったが、生活や環境が変わったわけでもないのに、徐々に効いてきて(本人言)、3ヶ月で見違えるくらいに、毛孔性の皮疹もなくなり、皮膚にも潤いが出て、すっかり良くなった。

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 今まで、選択枝になかった漢方薬だが、なんでも試してみるものです。


 

大人のアトピー性皮膚炎の大多数は、小児から中学生にかけて、一度はアトピー性皮膚炎の治療を受けていた方たちです。

42歳の主婦で、やはり子供時代にアトピーと言われ、治療経験があり、一度治まっていたが、数年前に転居をきっかけに、再発したかたが来局された。

皮膚科で、顔はキンダベート軟膏、頭はローション、身体部はアンテベート軟膏、そして内服はジルテックやセチリジンなどを飲んできた。徐々にステロイド剤の強さのランクが上がり、不安になり子供の時飲んだ漢方薬を求めて来局される。

患部は全身だが、薬のせいか、毛孔性の皮膚炎と皮膚乾燥と落屑はあるものの、程度は軽度で身体上部に多く皮疹があるので、主に体質改善目的で、一部抗炎症作用もある荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を飲んでいただくことにした。外用は止めて内服だけに。

煎じ薬を真空パックして、煎じる手間をなくし、持ち運びの便利なようにした。


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続けること、10ヶ月ほどで、皮疹がなくなり、薬の服用を忘れだしたので、ここで一度お薬を止めたが、以後再発をみていない。

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 個人的感想だが、漢方薬も煎じ薬にした方が効果もよく、早く効く感じがある。
 エキス顆粒剤も便利だが、本気で治そうと思ったら、やはり煎じ薬だと思われます。


 

アトピー性皮膚炎の、皮膚状態はいろいろ、変化します。

じゅくじゅくした皮膚の時や、皮膚が乾燥して痒みを激しく起こす時などがあり、その皮膚の状態によって漢方薬のなかみもいろいろ変わって使います。

冬の今は、空気の乾燥のせいで、皮脂の分泌機能も低下して、痒みを起こし、その皮膚部分を搔いて、悪化させるケースが多く見られます。当然、皮膚乾燥に対して、保湿作用のある漢方薬をつかっていきます。

保湿作用のある漢方薬は、ジオウ・バクモントウなどがあり、漢方薬の当帰飲子(とうきいんし)、や温清飲(うんせいいん)などが効果をあげます。

例として、32歳の会社員の男性。成人になってからのアトピー性皮膚炎があり、皮膚の状態が良くない時だけ、皮膚科で、ステロイド系の外用薬をもらい、塗ってきた。この冬はステロイド剤を塗っても、良くなく、漢方薬を希望された。

腕・下肢の患部には、毛孔性の皮疹があり、乾燥して、搔いた痕跡が多数ある。落屑も多くみられ、着替えの時などは乾燥した皮膚がポロポロ落ちることがある。

このような状態に、当帰飲子(とうきんいんし)がよく効きます。始めはエキス剤でも良かったが、そのうち効果がなくなり、煎じ薬にして、やっと、皮膚乾燥が落ち着いてきて、痒みがなくなり皮膚も正常にもどりました。

その間、外用薬としてタイツ軟膏を保湿目的で利用しました。

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このケースは皮膚状態に漢方薬を合わす事と、煎じ薬にして、より効果を上げました。

リンク

 



体重85kg,身長165cm

10年前に、一度腹部に皮疹が出て、2月ほどでステロイド剤で治ったことがある。

このたび、2年前に背中・両上肢に、軽い浮腫を伴った紅班がでてきた。皮膚科

で、ステロイド系の外用剤や、抗ヒスタミオン剤をもらうも、良くならず、3軒ほど、

皮膚科をワンデリングするが、一向に治らず。アトピーと言われたり、湿疹と言わ

れたりした。家族に紹介されて、また、来局する。

  顔以外はほとんど、紅班が出ている。痒みが強く特に夜は無意識のうちに

  掻いて、朝血だらけになることも。あまり皮膚乾燥はなく、意外と落屑も多く

  はない。

これに、痒みの強さと、紅班を目標に消風散の内容を加減して、煎じ薬で,

外用薬は、シコン・トウキなどのはいったバニシンクリームを使う。しばらくは

皮膚科の抗ヒスタミン剤を就寝前にのんでもらうことにした。

  1ヶ月ほどの服用で、痒みが楽になり、抗ヒスタミン剤を止めていただいた。

  さらに、紅班が半減したところで、漢方薬を十味敗毒湯の煎じ薬へ変更し

  皮膚免疫をあげることにする。

更に、3ヶ月の服用で、ほぼ紅班。炎症は治まった。


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 食事も魚中心にして、ごはん、パンなどの炭水化物を半減して、体重を
 減らしたことも、皮膚が良くなった一因のようでした。


 

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