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健康トピックス 「掌蹠膿疱症」

45歳の男性会社員。2年前に両足の裏に小さな水疱ができたので、市販の湿疹
の薬を塗ってみたが、変化がない。さらに水虫と思い治療してみたが良くならず、
その後、手にも水疱ができて掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)と言われ、知
人からの紹介で来局

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越婢加朮湯をエキス剤にして服用し、外用には紫雲膏と太乙軟膏(たいつなんこう
)を使用。その後、桂枝茯苓丸加薏苡仁を服用し角質を除去した。

本人の症状は手掌に一部化膿した水疱があり、一部は乾燥して落屑(らくせつ)
がある。足にも多数の小さな水疱があり、多くの搔破痕(引っ掻き傷の痕やかさ
ぶた)が目立つ。

そこで内服薬は血熱熱毒型の皮疹と考えて消風散に越婢加朮湯(えっぴかじゅ
つとう)を。仕事をしている為、エキス剤にして服用し、患部の傷のあるところに
紫雲膏(しうんこう)を、その他の部分には太乙軟膏(たいつなんこう)を塗っ
て、就寝時にはガーゼで患部を保護することとした。

数週間後、手掌部は一時的に皮疹は悪化したが、その後徐々にきれいになっ
てきた。更に続けること数週間で水疱はほとんど出なくなったが、患部の角質が
瘢痕となって厚くなっているので、それを除去する目的で桂枝茯苓丸加薏苡仁(
けいしぶくりょうがんかよくいにん)を煎じ薬にして、半年程服用し肥厚を取り除
いた。

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 掌蹠膿庖症は漢方薬で、効果のある皮膚病のひとつです。


 

48歳の主婦。

8ヶ月前に風邪をひき、のどを痛めて治療をした頃から、手や平や、足の裏に
小さな水疱ができたので、皮膚科にいくと、掌蹠膿疱症と診断され、ステロイド
軟膏や、尿素軟膏をつけましたが、改善がみられません。


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 本人の体格は大柄・肥満体。大小便・食欲・血圧は正常で、生理は2年前に
 閉経しています。



症状は、手足の軟らかい部分にマッチ頭くらいの水疱がたくさん出来ている。
一部は乾燥して、角質層が厚くなり、水疱の周囲が赤くなっています。かゆ
みが強く、手足はかなりほてった状態です。(++!)


現在の治療は皮膚科での、ステロイド軟膏だけなので、

 内服薬は温清飲(うんせいいいん)に越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)

 外用薬は20%のモクタール軟膏と、亜鉛華サリチル酸軟膏を塗布した。


2週間で、皮膚表面の火照り、痒み、紅班は服用当初より、かなり改善
されましたが、水疱の発生は、あまり変化がありません。

 そこで、それらの改善に越婢加朮湯だけにしてみました。

3週間後、水疱はかなり改善してきました。しあげに温経湯(うんけいとう)
で、掌蹠部の保湿と血流改善をはかり、さらに3週間ほどで、患部は改善し
ました。;v)

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  皮膚状態によっては、その都度薬を変えることが必要です。

 

★掌蹠膿疱症☆

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

62歳の主婦。

5年前の夏、足の裏に水疱ができ、水虫の薬をつけたが、逆に悪化した
ことがありました。症状が軽いことろもあり、そのままにしていた所、
翌年の春になり、水疱が大きくなり、数も増えてきました。それが足
の指や踵の上まで広がり、猛列な痒みも伴うようになり、皮膚科を受
診。掌蹠膿疱症と診断され、ステロイド軟膏にて治療しました。

 1ヶ月ほどできれいになったものの、すぐに再発し、掌にも小さな水
 疱がではじめました。すれより数ヶ月ステロイド軟膏を塗り続けまし
 たが、治る気配がなく、らい局する。(++!)

患部の状態は、足の裏の中央部から足首に向かって小さな水疱が一面に
あり、角質層が厚くなり、ボロボロと剥がれています。また患部の周囲
は紅潮して、掌も小さい水疱があり、痒みが激しく、掻破痕が多数ある。


 まず乾燥と熱の混合型の皮膚炎に対応する温清飲(うんせいいん)に
 連翹・荊芥を加えたものを煎じ薬で服用。



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1ヶ月後には、乾燥状態は良くなったが、水疱の新生は変わりません。次
に、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)で少しづつ水疱をとり。手や足の
代謝を改善する温経湯(うんけいとう)の服用で仕上げをして、、半年後
の患部は正常になりました。:)



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皮膚の状態で、漢方薬の内容を変えることが、改善の近道です。反応の
ない漢方薬をいつまでも続けないよう、注意しながら治療しましょう。


 

35歳の女性。一年前に扁桃腺なったころから、手のひらに水疱がでて

一部化膿するようなものもでてきた。

そのうち足の裏にも出てきて皮膚科で掌蹠膿胞症といわれ、

しばらく治療をしていたが忙しくてやめてしまった。

そのうち知人から漢方でよくなったことを聞き来局される。

                    ◇

本人の体格は小柄でやや肥満体。大小便、食欲、血圧、生理痛とも異常はない。

患部の状態は両手足の掌蹠に多数の膿胞をともなった水疱と角質が厚くなって

乾燥、はくりがあり、一部亀裂もある。

また、水疱部には多数の搔破痕(引っ掻き傷の痕やかさぶた)も認められる。

消炎・保湿薬の「温清飲」を煎じ薬で、

その後「越婢加朮湯」を加えて服用し、「モクタール軟膏」の外用


 そこで、掌蹠膿胞症の極期に相当する血熱熱毒症とみて

消炎、保湿薬の温清飲(うんせいいん)を煎じ薬で服用した。

数週間程度では特別に変わりがなく活発に水疱が現れる。

そこで水疱によく用いる越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を加えて服用する。

さらに20%のモクタール軟膏を塗ったところ、水疱の新生が治まってきた。

続けること数ヶ月で、両手足の掌蹠部がわずかに乾燥した状態にまで回復した。

 

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