道端や路地などでドクダミの白い花を見かけます。
ドクダミの名の由来ですが、独特の匂いがあり、毒でも入っていそうなので「毒溜め(ドクタメ)」からドクダミに変化したと言われています。
また、貝原益軒の著書「大和本草」には「十種ノ薬ノ能アリトテ十薬ト号スト云」と記載されており、十薬と言われる名の由来が書かれています。
ドクダミはお茶代わりに愛飲している方も多い定番の民間薬です。
利尿や緩下作用があり、解毒作用もあるので、吹き出物や腫れ物、痔などにも使われています。
“あせも”ができた時には、お風呂に入れて薬草風呂にするのもおすすめです。
身の回りに生えている草にもいろいろな薬効があり、興味深いですね。
どくだみ
栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)
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更新日: 2012/05/30 |