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 今回は瓊玉膏の成分と製造法についてご紹介します。

 まず成分ですが、瓊玉膏には、以下の成分が含まれています。
生地黄の搾汁、人参末、茯苓末、枸杞子末、沈香末、ハチミツ

 一番多く含まれているのがハチミツで、二番目に多いのが生地黄の搾汁になります。瓊玉膏の効能は、この二つの生薬の働きによるところが大きいのですが、それは今後、お話ししていきたいと思います。

 製造法ですが、普通の薬と違い、特殊な作り方をしています。『瓊玉膏とは②』でご紹介した、瓊玉膏がはじめて記載された本である『洪氏集験方』での製造法に準じた方法で、今でも製造されています。

 ざっと紹介すると、まず新鮮な生地黄を搾汁機にて搾汁します。次に生地黄の搾汁と人参末、茯苓末、枸杞子末、沈香末、ハチミツを処方の通りに混合し、撹拌しながら、80℃で72時間蒸します。その後一晩放冷し、再び24時間蒸します。

 このように製造に手間のかかる瓊玉膏ですが、重要な点は、蒸している間に生地黄が熟成され、熟地黄の効能が備わることです。この熟地黄が、瓊玉膏の効能を理解する上での重要な鍵となります。

 次回からはついに、瓊玉膏の効能についてお話していきたいと思います。

 

 今回は、瓊玉膏の歴史についてご紹介したいと思います。

 瓊玉膏は、中国の宋の時代である1170年に書かれた、『洪氏集験方』という本に初めて記載された薬です。そのなかで瓊玉膏は、老化を防ぎ若返ることや、白髪が黒くなるなど、アンチエイジングの効果があることが述べられています。

 のちに瓊玉膏は、中国の明の時代に、『本草綱目』や『寿世保元』などの薬学書・医学書に記載され、効果を絶賛される薬となります。また、朝鮮の李朝時代に記された『東医宝鑑』では、“養生と長寿に効果のある薬”としてとても重要な処方であるとされ、その書物の一番初めに記載されました。中国の歴代の皇帝にも愛飲され、中国の清の時代には、清朝の第三代・雍正帝が瓊玉膏を服用したという記録が残っています。

 瓊玉膏は、日本でも江戸時代に徳川将軍家が珍重したといわれており、十一代将軍家斉が、重病で床に臥せた長谷川平蔵に瓊玉膏を与えたという記録が残っています。(なお、長谷川平蔵とは、小説や時代劇で有名な『鬼平犯科帳』の主人公のモデルとなった人物。)

 今回は瓊玉膏の歴史を紹介しました。由緒ある薬であることが理解していただけたのではないでしょうか。次回は瓊玉膏の成分と製造法について、お話したいと思います。

 

 今回から瓊玉膏(けいぎょくこう)について、詳しくご紹介していきたいと思います。
瓊玉膏は、毎日の健康のために欠かせない薬です。どのような薬で、なぜ健康のために欠かせない薬なのか。じっくり解説していきたいと思います。

 まず、瓊玉膏の効能からお話していきたいと思います。瓊玉膏は、主に以下の三つの効能がある薬です。
一つ目は、アンチエイジングの効果があります。つまり、老化防止の効果があります。
二つ目は、美容効果があります。飲む美容液とも呼ばれています。
三つ目は、病気になりにくい体をつくります。免疫力を高めてくれるということです。

 これら三つの効能について、順番に説明していきますが、その前に、瓊玉膏の歴史について、次回はご紹介したいと思います。

 

誠に勝手ながら8月11日(木)から8月15日(月)まで夏期休業日とさせていただきます。

ウェブショップよりご注文の商品は8月8日(月)までの発送とさせていただきます。

なお、上記期間中にいただきました、お問い合わせやご注文は8月16日(火)以降に対応させていただきます。

ご不便をお掛けいたしますが、あらかじめご了承ください。


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