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 今回から美肌についてお話したいと思います。美肌になるためには4つの秘訣があります。その秘訣とは、以下の4つです。
 保湿紫外線対策ターンオーバーの活性化デトックス
 これら4つの秘訣について、瓊玉膏との係わりを示しながら、順番に説明していきたいと思います。

 まずは保湿についてです。肌の悩みのナンバーワンは乾燥といわれています。キメやハリがなくなることですね。その他の悩みとして、透明感がない毛穴が気になるなどもありますが、透明感がないことは潤いが戻れば解決しますし、毛穴の悩みも潤いを補給することで目立たなくなります。美肌になるための秘訣のなかでも一番大切な秘訣、それが保湿なのです。

 さてここで、肌の構造について軽く説明しておきましょう。肌は、一番上に厚さ0.01~0.03mmの角質層があり、その下に厚さ0.1mmほどの表皮があり、さらにその下に2.0~3.0mmの真皮があるという構造になっています。
 一番上にある角質層は、角質細胞をレンガのブロックのように積み上げてつくった壁のようなもので、紫外線や異物から肌を守る働きと、体内の水分の蒸発を防ぎ肌の潤いをキープする働きの2つをもちます。

 まず1つ目の美肌の秘訣は、この角質層のバリアと保湿の働きを最大限活かし、維持させることです。この働きを維持させるために一番大事なことは、正しいスキンケアをすることです。正しいスキンケアとは、洗いすぎないことです。洗いすぎは、角質層にとって必要な水分や油分まで除去してしまい、角質層の保湿の働きを低下させ、肌の乾燥を招いてしまうのです。

 また、瓊玉膏にも保湿効果があるのですが、それについては今後、ターンオーバーの活性化のお話をする時に合わせてご紹介したいと思います。

 今回は美肌への4つの秘訣から、保湿についてお話しました。次回は紫外線対策についてお話したいと思います。

 

 前回は、美人になるためには血の働きを正常にすることが重要であり、瓊玉膏には血の働きが不足した病態である血虚を改善する効能があるというお話をしました。今回はそのことについて詳しくご紹介したいと思います。

 まず血の働きからです。色々な働きがありますが、ここでは三つだけご紹介します。一つ目は各器官に栄養を与える働き、二つ目は各器官を潤す働き、三つ目は精神・情緒を安定させる働きです。
 以上が血の働きになりますので、血の働きが不足した病態である血虚は、以下の三つの病態を示します。長いので、各症状については畳んであります。

一つ目は各器官への栄養の供給不足
二つ目は滋潤作用の低下
三つ目は精神・情緒の不安定です。

 さて、『瓊玉膏と美容①』で『美人の条件BEST5』をご紹介しました。『肌がきれい』に関しては血の各器官に栄養を与える働きが、『いつも笑顔』に関しては血の精神・情緒を安定させる働きが、『髪がツヤツヤ』に関しては血の各器官を潤す働きが、それぞれ正常であれば条件を満たすことがご理解いただけたのではないでしょうか。

 瓊玉膏には、『瓊玉膏とは③』でご紹介したように、地黄という生薬が含まれています。この地黄、特に地黄を蒸したものである熟地黄は、漢方では養血薬の一つとされており、補血作用があり、血虚による様々な症状の改善に使われています。
 つまり瓊玉膏は、血虚を改善する効能をもつので、血の働きを正常にし、美容効果を発揮するのです。瓊玉膏が飲む美容液といわれる理由がまさにこれなのです。

 次回からは美容の中でも特に美肌について、お話していきたいと思います。

 

 今回から、瓊玉膏と美容についてお話したいと思います。瓊玉膏は飲む美容液といわれているように、とても美容効果のある薬です。今後詳しく説明していきたいと思います。

 さて美容とは、『顔やからだつき、肌などを美しく整えること』とされていますが、美人の条件とはいったい何でしょうか。数年前、雑誌an・anに掲載された、『美人の条件BEST5』をご紹介したいと思います。

 1.肌がきれい
 2.いつも笑顔
 3.オシャレ
 4.ナチュラルメイク
 5.髪がツヤツヤ


 このうち、『肌がきれい』と『いつも笑顔』、『髪がツヤツヤ』に関しては、漢方では気・血・水という考え方がありますが、そのうちのの働きが正常ならば、自然と条件を満たすようになります。美人になるためには、血の働きを正常にすることがとても重要なのです。

 漢方では血の働きが不足した病態を血虚と呼んでいますが、瓊玉膏には、この血虚を改善する効能があるのです。次回はそのことについてお話したいと思います。

 

 瓊玉膏とアンチエイジングについてお話してきました。今回はそれらのまとめをしたいと思います。

 まず老化とは、加齢による細胞の劣化のことです。これを防ぐためには、動脈硬化を予防し血流を良くすることと、腸内環境を整え善玉菌を増やし血液中の栄養素を多くすることが大事です。

 瓊玉膏は主に地黄よる血流の改善作用と、食物繊維とハチミツによって善玉菌を増やし、腸内環境を良くすることによって、血液中の栄養素を増やす作用の二つをもつのです。
 そしてこれらの複合的な作用により、細胞の劣化を防ぎ、アンチエイジングの効果を発揮するのです。

 瓊玉膏はもともと、古代中国の神仙思想に基づき、『仙人』になるための薬として、すなわち、不老長寿を目的としてつくられた薬です。
 この薬は『瓊玉膏とは②』でご紹介したように、不老長寿を願う中国の歴代の皇帝に愛飲されるようになりましたが、皇帝の秘薬として門外不出の薬になりました。しかし今は、その門外不出の薬が、手軽に飲むことができる時代になったのです。
 瓊玉膏は、いままでお話したように、他に例をみない、素晴らしい効能をもった薬です。毎日の瓊玉膏の服用によって、一緒に『仙人』を目指そうではありませんか。

 次回からは、瓊玉膏と美容について、お話していきたいと思います。

 


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