特集 頭痛薬を飲んで頭痛が起こる!
薬物乱用頭痛とは、知っておきたいこと。


「最近、頭痛がひどくなった」
「頭痛薬の効きが悪くて、すぐに頭痛がぶり返す」
「週に4日は頭痛薬のお世話になっている」
こんな方があなたの近くに、多くなっています。
頭が痛いから頭痛薬を飲んでおられるのですが、頭痛薬を飲み過ぎると余計に頭痛がひどくなる場合があります。これを、薬物乱用頭痛といいます。

あなたの頭痛は、大丈夫。47の危険サイン
(1)頭痛が1ヶ月に15日以上ある
(2)頭痛のために鎮痛薬やトリプタン製剤(片頭痛薬)などを3ヶ月以上定期的に飲んでいる。
(3)早朝に頭痛が起こることが多くなった。
(4)頭痛発作に対する不安から予防的に鎮痛薬を服用している。

なぜ、薬物乱用頭痛になるの!

頭痛薬の乱用により、脳の痛み中枢が敏感になり、普通では感じない程度の刺激を痛みとして感じてしまう状態です。

薬物乱用頭痛を未然に防ぐには!

頭痛薬を飲み過ぎないことが最も重要

★その頭痛が慢性化する原因にはストレスや睡眠障害、うつ、肥満などがあります。
これら慢性化の危険因子を取り除くことが薬物乱用頭痛の防止に有用です。

お薬をやめた直後は、反跳(はんちょう)頭痛といって、1週間程度辛い頭痛が続くことがありますが、この時期を乗り切ることが重要です。この時に頭痛の頻度を減らす予防薬を毎日服用します。頭痛対応の漢方薬、生薬などを服用することが大切です。
予防薬は服用後、数週間から数カ月を必要とします。

ダメ。ゼッタイ。

危険ドラッグなど薬物乱用防止運動(厚生労働省)に別府東部保健所職員の方、各市民団体、ガールスカウトの方々と一緒に別府駅、トキハ別府店前で市民の皆様・観光客の方にパンフレット等を配布し、啓発活動をおこなってきました。
毎年、参加していますが、募金のかわいいかけ声にいつも感心します。暑い中、皆様がんばっていました。
貴重な体験をさせて頂きました。(まだ少しダイエットが必要ではと思います)


健康通心7月号



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