健康情報
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健康情報(1) その1
生体エネルギーの増幅システムを科学する
健康増進医学研究所®©


肝臓と筋肉
東洋医学では「肝は筋をつかさど(主)る」とされ、
肝臓と筋肉が密接な関係にあることを教えています。
しかし残念なことに、現代医学を学んだ人々を始め、多くの人がこのことを知りません。

肝臓は血液成分を作るとともに血流を調整する臓器です。
そのため肝臓の働きが悪くなると、血流が悪くなり、その影響は筋肉にも及ぶことになります。

筋肉と血流
心臓の収縮で送り出す血液は全身を巡りますが、そのうちの半分が筋肉に送られます。
そのため、血行不良は筋肉に最も大きな影響を与えることになります。

血液循環の悪い筋肉は縮んで硬くなり、筋肉にはコリや痛みが生じます。関節も動きにくくなります。
肩こり、腰痛、関節痛などは筋肉の血行不良がもたらす症状です。

交感神経の緊張
交感神経が緊張すると副腎からアドレナリンというホルモンが分泌され、
このホルモンが筋肉を収縮させます。
血管にも筋肉があるため、当然、血管も縮みます。

寒さ、冷え、頑張り過ぎ、無理しすぎ、悩み、不安、恐怖、不摂生などが交感神経を緊張させます。

がん
交感神経の過剰な緊張状態が続くと「がん」になりやすくなります。
新潟大学医学部の故・安保徹教授らの研究では、
交感神経の緊張は顆粒球(好中球など)を増やし、リンパ球を減少させることを報告しています。
顆粒球は細菌などをやっつける白血球です。
リンパ球はウイルスやがん細胞をやっつけてくれる白血球です。

胃のムカムカ
二日酔いなどでは胃がムカムカします。その原因は肝臓にあります。
これはアルコールによって肝臓の働きが悪くなり、胃への血流が低下して起きる症状です。

お酒を飲む前にかき肉エキスや一等級三七人参を飲んでおくと
「二日酔い悪酔いをしない」のは肝臓機能が正常に保たれるためです。
妊娠悪阻(つわり)や乗り物酔いなどを防ぐ効果も期待できます。

深呼吸
大きく深い呼吸をすると気持ちが落ち着きます。
血液中の酸素が増えるからです。
血液中の酸素が少なくなったり、体の一部でたくさんの酸素を必要とする事態が起きると、
体は交感神経を緊張させ、心拍数を増やしてこれに対応します。

一等級三七人参は血液をサラサラにして血中酸素濃度を高めます。
そのため、喫煙が原因で生じるたばこ病(COPD、閉塞性肺疾患)などにも用いられます。

痛み
血液の流れが悪くなると、体は血管を拡げる物質を作って血流量を増やそうとします。
しかし、この血管張物質が痛みや炎症を引き起こす原因にもなります。

鎮痛消炎剤は、こうした血管を拡げる物質を作れなくする薬です。
そのため鎮痛消炎剤を飲むと胃への血流が低下したり、体が冷えたりします。
血流を良くする生薬にはこうした副作用がありません。

肝臓に効く薬食
肝臓は消化吸収された栄養素をもとに、体に必要なものを合成し、余分なものを分解します。
こうした作業は「代謝」と呼ばれ「酵素」という触媒が働きます。
酵素の主成分はタンパク質(アミノ酸)で、そこに補助成分のビタミンやミネラルが加わります。
そうしたことから、アミノ酸、ビタミン、ミネラルは肝臓の機能を支える基本の栄養素となります。

一方、肝臓に良いとされる「苦い生薬」は働きすぎた肝臓を休ませて癒す鎮痛作用を有します。
一等級三七人参は上昇した肝機能数値をよく正常に戻します。