三七人参の研究(続き)
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三七人参の研究その2

生体エネルギーの増幅システムを科学する
健康増進医学研究所®©

高血圧・不整脈
高血圧不整脈の治療に用いられる薬に「カルシウムブロッカー」(カルシウム阻害剤)があります。
これは細胞内にカルシウムが入るのを抑制する薬です。
カルシウムが細胞の中に入るといろいろな酵素が活性化されて元気になるのですが、過剰になると交感神経の緊張症状がもたらされます。

近年の三七人参の研究では、三七人参の成分に細胞内へのカルシウムの流入を抑制する働きのあることが分かっています。
安定的な血圧や、おだやかな脈拍の維持に役立ちます。

よく眠れる
三七人参は睡眠薬ではありませんが、寝る前に飲むとよく眠れるという報告がたくさんあります。
交感神経の緊張が緩和されるためでしょう。
質の良い睡眠は若さと健康と長寿の源です。
人の体は夜間、寝ている間に回復し、修復されます。
よく眠れた日の翌朝は目覚めも爽やかです。

怒らなくなる
体が不調になると、交感神経が緊張してイライラしたり、チョットしたことで声を荒げたりしやすくなります。
東洋医学では「肝臓」は「怒り」と密接な関係にあることを教えています。
一等級の三七人参を飲んで肝臓が元気になると、自律神経が安定性格は穏やかになっていきます。

眼底出血
中国の医師からは「眼底出血を起こしたら、すぐに三七人参を飲みなさい」と教えられました。
「出血した血液が再吸収されて目がきれいになるから」とのことでした。
脳内出血によってできた血腫が消失したという報告もあります。

チョコレート膿腫
卵巣に生じた子宮内膜細胞からは、生理のたびに出血し、それが卵巣内に溜まり「溶けたチョコレートのように見える」ことから名づけられた病名です。
卵巣の血液循環が良くなるためでしょうか、三七人参を飲んで改善したという報告が寄せられています。
子宮内膜症への効果はまだ不明です。

歯周病
血液の流れが悪くなると痛みや炎症が生じます。
三七人参の飲用を続けていると歯周病になりにくいようで歯周病の進行も抑えられます。
歯の知覚過敏痛親知らずの痛みなどの改善にも役立っています。

打ち身・骨折
打撲した際に三七人参をたくさん飲むと内出血や痛みが軽減されます。
骨折の際にも少し多めに飲むと、退院までの期間が短くなります。
高齢者の骨折には特におすすめです。
三七人参は「山漆」とも呼ばれ、漆(うるし)のように、傷口をピッタリとくっつける作用があります。

目が赤い
古書には「赤目」に良いと記されています。
これが眼底出血を意味するのか、単なる目の充血を指しているのかは不明ですが、どちらにも有効です。
肝臓が疲れると目が充血しやすくなります。

優れた体感力
一等級の三七人参は体感力に優れています。
  ①体が軽くなる。体が楽になる。
  ②気分が楽になる。気分が穏やかになる。
体調が上向きになり始めると、多くの人は上記のような体感を覚えます。

万能の南の人参
三七人参の学名はPanax noto-Ginseng(パナックス・ノト・ジンセン)です。
パナックスは「万能の」、ノトは「南の」、ジンセンは「人参」という意味です。
三七人参は「万能の南の人参」ということになります。
世の中に万能薬は無いにしても、昔から三七人参の効き目の良さは広く知られていたようです。
三七人参は応用範囲の広い壮健生薬の一つです。