壮健生薬ニュース NO. 152

ヘバーデン結節が増加している
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ヘバーデン結節が増加している

40歳以降の女性に増えている「手の指の第一関節が腫れて痛む」という指の変形性関節症は「へバーデン結節」と呼ばれます。あまり知られていない病名でしたが、最近よく知られるようになってきました。急性のものと慢性のものがあります。「腫れと痛み」の症状が収まっても、そのまま放っておくと棘骨が生じ、骨が変形してきます。症状は10年~15年かけて進行していきます。

「あなたの指先変形してませんか?」の著者・カサハラフットケア整体院院長:笠原巌はへバーデン結節は「手から始まる場合」もあれば「足から始まる場合」もあり、「首」「背部」「腰」「股関節」「ひざ」「足関節」など全身に発症する可能性のある疾患だと説明しています。ひどい外反母趾のある人にへバーデン結節が多くみられるようです。

へバーデン結節の原因は膠原病と言われたり、女性ホルモンの減少による更年期の症状だと言われたりします。いずれも、冷え、交感神経の緊張、血行不良などが関係しているのが共通点です。
一等級三七人参の飲用(10粒/日)でへバーデン結節の痛みや腫れが良く改善され、長期の飲用では棘骨が消失して指がきれいになるケースが報告されています。

壮健生薬研究会