ニュースレター



私は、最初、左手首の痛み、肩から手にかけてのしびれ、背中、首の痛みが出て整形外科にかかり、レントゲン撮影で軽い頚椎ヘルニアがあると診断され、リリカ等を処方され飲んでいましたが、一向に改善されず、夜もあまり眠れない状態でした。

それから線維筋痛症専門のペインクリニックで首のMRIを撮ったり索引したり、さらに理学療法、痛み止めの注射など受けたりしましたが、全く改善することもなく、段々ひどくなって落ち込んでいました。

そんな時に知人から岩見先生の鍼灸治療を紹介され、先生から「大丈夫ですよ」「今の症状は東洋医学では経筋病といって、難病ではないので良くなりますよ」と言っていただきとても安心いたしました。

それから週1回の鍼灸治療とオイスター(微量ミネラル)を飲み、治療が始まりました。

すると、だんだんと症状が軽くなって、3ヶ月経った頃には手首の痛み・しびれ・背中・首の痛み・肩が動きにくい症状など、あまり気にならなくなっていました。

さらに睡眠導入剤も服用しなくてもよく不安感もなくなりよく眠れる様になりました。

気持ちも前向きになって、畑での野菜作り、旅行など普通の生活ができるようになり、岩見先生にはとても感謝しています。

1年たった今は心と身体のケアをかねて月に1回通っています。

ありがとうございます。

東洋メディックイシダ(岩見)

追記:

最初ご主人と来院された時は、疲れた様子で元気がなく目に力がなくショボショボでした。

鍼灸治療・低周波置鍼療法・電子温灸・ワタナベオイスターでうつ症状に効果のある微量ミネラルを投与し、治療するごとに症状が改善されていき、現在にいたっておられます。

車も1人で運転できるようになり、待望のお孫様も誕生され、すっかり元気になられております。1ヶ月1度の治療の心と身体のケアは、将来の健康維持に大切と思っています。

本当に良かったですね!

線維筋痛症とは現代医学で一言でいうと「原因不明の全身性の痛み」をもつ疾患であり、多面的な症状が随伴している。難病の一つである。
厚生労働省難病研究班の指定疾患である。

「線維筋痛症」とは
厚生労働省 難病研究会 指定の病態
発病の原因 不明
誘因 ストレス<憎悪因子>
症状は様々であるが大別すると
筋、骨格症状と筋、骨格症状以外




患者は何かを受診してよいかわからず医者も!?存在すら知らない人もいる?

線維筋痛症の歴史

1904年
ウイリアム ガウアーが「結合織炎」として論文を発表
日本では神中整形外科
(日本の整形外科のバイブル的存在)に「結合織炎」の記述があり、それが最初であった。

1990年
アメリカのリウマチ学会で診断基準となる定義が発表。病名も線維筋痛症に

2004年
ドイツ・ミュンヘンにて開催された国際筋痛学会において線維筋痛症の数多くの症例が発表され、圧痛点ばかりでなく、自律神経系の機能障害、内分泌の異常、疲労感、睡眠障害といった多面的症状が随伴していることがわかってきた。

最近我が国でもリウマチ科専門医の中で関心が持たれ、国内にも徐々に浸透してきている。
より多くの医療関係者がこの病態に関心を持ち、多くの患者の症状が改善されることが急務である。

「心が病むと身体が病む」

心<脳の働き>と体はお互いに密接に関係しあっている。
※心の働きは何らかの体的変化を引き起こす
※身体的変化は何らかの心理的反応を引き起こす

線維筋痛症はこころの過剰な刺激が筋肉の異常な緊張(経筋痛)となって現れた病態である。

線維筋痛症を東洋医学から原因・発生のメカニズムを考えた場合
古典医学書「霊柩」れいすう経脈篇第10・第13が存在し経筋病と考えられる。

経筋の概念 臨床的意義 経筋の流注 病状としての疼痛
身体のつっぱり、ひきつり、痙攣、痛み、麻痺などを主治すると記述されている。

経筋とは、

経筋の「経」には、「織もののたていと」「たて」の意味がある。
東洋医学でいう「経筋」とは、筋肉の一連の繋がりをもって機能しているものであり、けっして個別に存在するものではないこの点で現代医学の解剖学とは大きく異なっている。
経筋が傷んだ時には局部や全身の筋肉のこわばり、ふるえ、痛み、ひきつり、運動障害などの運動関係の症状が発生し、十二経筋の走行を知れば、いくつかの経筋は、感覚器官や脳とも連絡しており、それに関係した症状もおこる。
例えば、耳鳴り・視力低下などの五官(目・耳・鼻・口・皮膚)症状や精神症状、胃腸、泌尿疾患など内臓疾患にも経筋の影響を与える。

つまり筋肉靭帯 関節軟骨の病的釣行の経筋障害が→五官(目・耳・鼻・口・皮膚)に影響し→精神症状を引き起こし→内臓疾患にまで達して経筋病を引き起こす



<店頭で常見される経筋病>

(1)精神的疾患

1.心身症
2.顎関節症
3.梅核気

(2)全身疾患

1.線維筋痛症
2.冷え症
3.スポーツ障害
4.慢性疲労症候群
5.四肢の運動障害
6.関節リウマチ
7.帯状疱疹後神経症

(3)運動器疾患

A.頭 顔面部

1.顔面神経麻痺
2.三叉神経痛
3.顔面筋痙攣
4.筋過緊張性 頭痛

B.頚部

1.肩こり
2.寝ちがえ
3.頚椎症
4.むちうち
5.腕神経叢症候群

C.肩関節

1.肩関節痛

D.上肢

1.肘関節痛
2.手関節痛
3.母子腱鞘炎
4.弾発指

E.胸背部

1.肋間神経痛
2.背筋労損
3.肩甲拳筋労損

F.下腹節

1.筋性腹痛症
2.横隔膜痙攣
23.腰腹腿三連症候群 背中直立筋、腹直筋、腸腰筋、梨状筋変形性股関節症

G.腰臀部

1.腰痛
2.坐骨神経痛
3.品質的病変を伴った慢性腰痛、椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症

H.膝関節部

1.膝関節痛

I.下肢踵部

1.こむら返り(腓腹筋痙攣)
2.足関節痛
3.踵部痛

<経筋病の病因・病理のメカニズム>

(1)外界からの異常気候変化による経筋病の病因
風・寒・暑・湿・燥・火の中で、風・寒・湿の三邪が病気を引き起こし、その中で寒邪が経筋病の最も見られる病因である。
経筋病巣の寒邪が気候変化に敏感であり、特に寒さを怖がる傾向がある。

(2)精神的緊張によっておこる筋肉への気血のうっ血
筋肉の気血の流れが傷害された経筋病巣が生じる(圧痛硬結を作り、自覚的にも痛みを生じる。

(3)関節や筋肉の可動域以上の運動(捻挫)

長時間一定の姿勢を保持するために経筋病はおこる。
スポーツ(サッカー/膝・足関節)(野球/肩関節)(テニス/肘関節)

(4)外傷と外科手術後の瘢痕によるもの
腹部手術後、放射線療法、打撲、捻挫による

まとめとして

1.筋肉関節痛は経筋病です。
精神的ストレスは、東洋医学の臓腑学では肝の機能に関係し、また肝は筋肉と深い関係があると考えられています。この筋肉の緊張状態が長く続くと、気血の流れが障害されて筋肉に圧痛硬結を作るようになります。
経筋病巣ができると、痛みが現れます。その理由は、経筋病巣のために経脈の流れが障害されて、気血の通じが悪くなるからです。
このような緊張による経筋病巣の好発部位は、後頚部・肩甲骨周囲・胸鎖乳突筋・咬筋・側頭筋などの筋肉です。それが次第に背部・用部・上肢の筋肉へと波及していきます。

2.精神的異常は肝気鬱結から起こります。
肝気鬱結により血管運動神経系の失調が続くとお血を生じます。全身倦怠は、気虚です。肝気鬱結がさらに長く続くと次第に体力は減退し、気虚が起こってきます。心が病むと身体が病む、これはまさに「心身1如」です。
気虚とは、容器の不足で機能低下・抵抗力の衰弱・元気の不足が特徴です。一般的な症状は、元気が無い・疲れやすい・無気力・疲労感・いきぎれ・食欲不振などです。

仙三七 1037と痛みへの対応

「痛み」の原因を一口で述べるわけには行きませんが「急性の痛み」の多くは熱と炎症を伴っていますし「慢性の痛み」の多くは、冷えや血行障害を伴っています。
急性の痛みには西洋薬の消炎鎮痛解熱剤がよく効きます。一方、慢性の痛みには漢方薬などがよく効きます。病因からもらった薬を使って痛みが収まっても、薬をやめると痛みがぶり返す、といったことを繰り返す「長引く痛み」の場合には「慢性の痛み」として対応することも大切です。

漢方では痛みの原因を「不通則痛(ふつうそくつう)」と考えます。「通らざればすなわち痛む」と読みます。何の通りが悪くなるのかというと「気血」のとおりです。つまり「気の巡り、血の巡りが悪くなると、そこに痛みが生じる」と述べているわけです。卓見です。

「気」とは生命エネルギーそのものであり、自律神経や経絡(けいらく)に添って流れています。この「気」の流れに添って「血」が流れます。「気」と「血」がすみやかに流れると局所にある水の流れも良くなります。
「気」と「血」と「水」は入ったになって滞ったり流れたりします。

「気血のめぐりを調節する」のは「将軍の官」と呼ばれる「肝」です。
ストレス、頑張り過ぎ、飲み過ぎ、食べ過ぎなどで肝臓が過労状態に陥ると、交感神経は緊張して「肝臓の緊張状態」をもたらします。「将軍」の務めもままならなくなります。

五行説では「肝」の機能亢進は相剋の関係にある「脾」の機能を低下させます。
「肝」が緊張すると「脾」が抑えられ、気の流れが滞り、血の流れが滞ります。気血の流れが滞ると「冷え」や「神経痛」が起きます。
「肝」の緊張を取ると「脾」の働きがよくなり、「脾」の働きが良くなると「血流」が良くなります。東洋医学では「肝」は交感神経と筋腱です。「脾」は胃腸、筋肉の血流作用です。

「仙三七」は「肝を帰経とする生薬」です。
古書には「止血」「散血」「消腫」と言う効能とともに「定痛」と記されており昔から色々な「痛みの改善」に用いられてきました。
実際に使用してみても打撲、切り傷、かみ傷などに伴う急性の痛みを軽減するばかりでなく、五十肩、腰痛、背中痛、歯痛、頭痛、眼底痛、筋肉の痙攣痛、慢性疼痛などの慢性的な痛みの軽減にも大変役立つことが分かります。
こうした効能は「1037」が「肝臓によく効く生薬」であることの裏付けの一つです。
交感神経の緊張を抑制し、気分をコントロールし、血液をサラサラにし、血流を改善し、痛みや腫れを消し、出血を止め、傷を早く治し、免疫力を高める。
「秘薬中の秘薬」と称えられる理由がよくわかります。

<線維筋痛症対応生薬、健康機能食品>

以上 仙三七と「肝」の関係から仙三七は経筋病から引き起こされた(線維筋痛症を含む)前記の精神的疾患に広く用いるべきであり、今現在、自律神経に作用するに一番適したもものと考える。(交感神経の過剰な亢進を抑制)

仙三七の定痛・消腫の作用から経筋病特有の疼痛をやわらげ、肝の働きかけ、筋腱の緊張を取り、冷え・血行障害を改善できることが期待できる。

精神不安・うつ症状の方は微量ミネラル(亜鉛セレンマグネシウム等)を服用すると、口内炎・舌炎を含めて改善していきます。

赤ちゃんをこの手で抱きしめる日まで



「どうして私たちには赤ちゃんができないの?」
「いったい何をすればいいの?」
「この不安な日々はいつまで続くの…?」
歳を重ねる毎に募る不安と焦り。また、仕事などで忙しい日々の中、親戚や友人などから「赤ちゃんはまだ?」と聞かれるプレッシャー。
このような精神的ストレスに加えて不妊治療を行なっている方の苦しみはとてもつらいものです。
なぜ子宝に恵まれないのか、もう一度考えてみましょう。
赤ちゃんができない原因は女性側だけにあるのではなく、実は男女同じ割合であることがわかってきました。
妊娠について諦めずにご夫婦で一緒に考えてみませんか?

栄養補給でストレスに負けないカラダづくり

「ストレスは妊娠に良くない」そんなことは百も承知ですが、現代社会ではストレスを減らすことがなかなか出来ないのが現状です。
ストレスが妊娠に良くない理由は、ストレスによって大量に発生する活性酸素が夫婦ともの不妊の原因になるからです。



過剰な活性酸素は女性の子宮内膜を薄くして受精卵を着床しにくくさせ、また男性の精子を傷つけて精子数を減少させることが分かっています。
活性酸素を取り除くことでストレスに対抗することが出来ます。適切な栄養補給で過剰な活性酸素を消去すれば、ストレスによるダメージを和らげることが出来ます。夫婦で適切な栄養補給でストレスに負けない体づくりを!

ストレスは妊娠の大敵→ストレスは過剰な活性酸素を生む

活性酸素は本来私たちの身体にとって必要なもので細菌などの外敵から身体を守る働きとしています。私たちの身体は生きていくためのエネルギーをつくる過程で必ず一定量の活性酸素を発生しますが、精神的ストレスや肉体的ストレスをうけると過剰な量の活性酸素を発生します。



この過剰な活性酸素は細胞を傷つけ卵胞・卵子の形成を妨げたり、子宮内膜を薄くするなど生殖細胞に悪影響を及ぼします。
そして過剰な活性酸素は「月経のメカニズム」を乱し、不妊を引き起こす一つの大きな要因となります。

ストレスが少ないゆったりとした生活を送るように心がけることはもちろんですが、ストレスから発生した過剰な活性酸素を打ち消す力(活性酸素消去能力)を高めることが妊娠するためにはとても大切です。




※卵子が着床しなければ、不要となった子宮内膜がはがれ血液とともに排出されます。これが月経です。

過剰な活性酸素は卵子の質と受精率を低下させます。

身体に活性酸素が過剰にあると卵胞で良質な卵子が作られず、たまごの受精能力が低くなって、受精率が下がります。しかも受精できたとしてもその後の受精卵の発育能力も低下することが最新の研究で示されています。過剰な活性酸素は妊娠の大敵なのです。



活性酸素は妊娠できないことへの焦りや不安・不妊治療で生じる身体への負担などからも多く発生します。不妊に悩む方にとっては悩むことすらも過剰な活性酸素を発生させ妊娠の妨げになってしまっているのです。この厳しい現社会でストレスを減らすことはとても難しいことです。妊娠を望む方は特にストレスによって発生する過剰な活性酸素への対処法を知っておく必要があります。
妊娠するためには、増えすぎた活性酸素を減らすことがとても大切です。

子宮内膜を厚くし、妊娠率をあげるため過剰な活性酸素を減らしましょう



ふかふかした厚い子宮内膜の方は、卵子が着床しやすいため妊娠率が高くなりますが、子宮内膜が薄い方は着床しにくいため妊娠率が低くなります。

近年の研究で子宮内膜は過剰な活性酸素にさらされることで薄くなり、妊娠率も低下することがわかってきており、いかに過剰な活性酸素が妊娠に悪影響をおよぼしているかが注目されてきています。また生理不順、月経困難症の方の体内では、慢性的に活性酸素が妊娠率を低下させていることが分かってきました。
過剰な活性酸素は妊娠の大敵なのです。

亜鉛とセレンは、活性酸素から卵子を守ります。



卵子を傷つける活性酸素は妊娠の大敵です。身体では活性酸素を消去するSODなどの酵素が活躍しています。酵素が活性酸素から卵子を守るためには、亜鉛・セレン・銅などのミネラルが必要です。

これらのミネラル(武器)が不足すると酵素(王子)は活性酵素(カラス)を退治することができず、活性酵素から卵子(姫)を守ることが出来ません。

妊娠の大敵である活性酵素を減らすためには、亜鉛・セレン・銅などを積極的に摂取することが重要となります。

お母さんになるための栄養素の宝庫牡蠣

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牡蠣は妊娠の大敵である過剰な活性酵素を消去する亜鉛・セレン・銅などの栄養素がバランスよく豊富に含まれています。牡蠣肉は活性酵素を処理するとても優れた食べ物です。
活性酵素を処理し、正常な月経と妊娠をするために必要な栄養素の補給をしっかりしたいものです。

基礎体温と着床のはなし

妊娠のためには、順調な排卵を行ない、受精した受精卵が子宮内膜に着床することが必要です。
基礎体温を測定することによって、排卵や着床などの状況を知ることが出来ます。

●基礎体温の上昇とともに排卵が行なわれる



基礎体温は低温期から高温期に上昇しますが、その上昇にともなって卵胞から卵子が排出されます。
(順調に排卵が行なわれるためには低温期から高温期への基礎体温の上昇が0.3~0.5℃必要です)

●着床のためには、温かな身体が必要です。

親鳥がたまごを温めることによって、卵からヒナへ孵化させるように人間のお母さんも受精卵を着床させ、胎児を成育するためには基礎体温を上げる必要があります。妊娠するための準備である体温上昇がきちんとできていないと卵子は着床できません。
(着床するためには、高温期が10日以上持続するのが望ましいです)

低体温、冷えは妊娠の大敵です。

子宮の冷えは生理痛や生理不順を招きます。冷えは順調な排卵を妨げせっかく受精した卵子も着床しにくくしてしまいます。
子宮や卵巣などの生殖器がある下半身は、冷えの影響をうけやすいのです。
低温期から高温期への基礎体温の上昇が順調に行われないと高温期は短くなり、受精卵は着床しづらくなります。また高温期の体温が不安定だと排卵は不調になるため妊娠しても流産しやすくなってしまいます。



女性ホルモンは基礎体温を高め子宮内膜をふかふかにします。

●女性ホルモンの指示で基礎体温は上昇します



基礎体温は女性ホルモンである黄体ホルモンの指示で上昇します。黄体ホルモンは黄体から分泌されますが、黄体の発育が不十分だと黄体ホルモンの分泌は不調となり基礎体温は充分に上昇しません。
また黄体ホルモンの分泌が不調になると高温期が短くなったり、高温期の体温が一定にならなかったりと不安定になります。
女性ホルモンをしっかり分泌し妊娠できる体温を保ちたい!!
女性ホルモンの分泌を支えているのが必須栄養素の亜鉛などです。

●女性ホルモンの働きを良くし、厚くふかふかな子宮内膜を作りましょう!



ごつごつした岩のような所に種をまいて肥料をあげても目が出ないのと同じようにうすく潤いのない子宮内膜には、受精卵は着床しにくくなっています。
受精卵がしっかりと着床するためには厚くふかふかで柔らかく粘膜が潤った子宮内膜が必要です。
この潤いのある厚い子宮内膜は女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの共同作業によって作られます。

女性ホルモンの働きを支えているのが、亜鉛・セレンなどの必須栄養素です。

体温づくりのポイントはミネラル・ビタミン補給

体温はコメ・イモなどの穀物に含まれている糖分・脂肪が燃えた時に出てくる熱によって維持されています。
食物中の糖分をしっかり燃やして、適度に体温を上昇させるためにはミネラル・ビタミンが必要不可欠です。
ミネラル・ビタミン不測ではせっかく食べた食物から熱を充分に得られず、体温の傾向になります。
しっかりとミネラル・ビタミン補給を行ない正常な体温を作りましょう。



生理周期を正常にするために、亜鉛・セレン・銅などはとても重要です。

~妊娠のためには正常な月経(生理)が必要です~
女性ホルモンの働きによって基礎体温の適切な上昇が起こりさらに着床のために必要な厚くてふかふかした子宮内膜は作られます。

(妊娠するためには、女性ホルモンの正常な働きが必要不可欠です。その女性ホルモンを支えているミネラルが亜鉛・セレン・銅などです)

亜鉛・セレン・銅は女性ホルモンの分泌と合成を順調にし基礎体温を上昇させ、卵胞と黄体の発育を促進して、さらにふかふかな子宮内膜の形成を促します。

亜鉛・セレン・銅の摂取不足は女性ホルモンの分泌低下を招き、低体温、着床不全の原因となります。

現代女性は亜鉛不足です





残念なことに、現代人はミネラル不足の傾向にあります。
特に亜鉛は、30~39歳では所要量の75%程度しか摂取できてません。



亜鉛・セレン・銅などのミネラルが不足すると卵胞・卵子を形成する卵胞刺激ホルモン(1)と黄体を発育させる黄体形成ホルモン(3)の合成と分泌が低下し、女性ホルモンの卵胞ホルモン(2)と黄体ホルモン(6)の分泌低下を招きます。
すると、卵胞の成長不良、黄体や子宮内膜の形成不良、妊娠率の低下、流産などが生じやすくなります。
なかなか妊娠できない要因の一つとして亜鉛などの微量元素不足による女性ホルモンの分泌低下が指摘されています。
女性ホルモン(エストロゲン)活性酸素を消す「女性の強い味方」
エストロゲンの活性酸素を消す強い力(抗酸化作用)はビタミンCやビタミンEなどよりもはるかに強く、「月経周期を調節する」「体温を調節する」「体温を作る」などの作用がある。
この大事な「エストロゲン」の働きを最大限にするために亜鉛が必要である。



つわりの原因のひとつは活性酸素



つわりになると悪心や吐き気、嗜好の変化が起こり食事を取ることが難しくなります。
実は過剰な活性酸素は、つわりをひどくする原因の一つでもあります。そこで活性酸素を処理してくれる亜鉛・セレン・銅またはビタミンEなどのビタミンの積極的な摂取が大切になります。

葉酸・ビタミンB12などの不足にもご注意

葉酸・ビタミンB12はビタミンB群の仲間で赤血球の生成に不可欠であり、脳、神経、粘膜の正常な機能に深く関わる栄養素です。一日あたりの摂取推奨量は葉酸400ugビタミンB12が2.4ugです。

妊娠の初期に、葉酸、ビタミンB12不足だと胎児に神経閉鎖障害が発生し、また、ビタミンB12不足になると遺伝子の情報が正確に流れず、胎児の成長以上が生じる可能性もあります。

☆ビタミンB群はそれぞれが作用しあうので、葉酸だけを取るのではなく、ビタミンB12・ビタミンB1・ビタミンB6などバランスよく取ることが必要です。



牡蠣肉は、活性酸素を処理するとても優れた食べ物です。
さらに、赤血球の生成や脳、神経などに必要な亜鉛・葉酸・ビタミンB12などがバランスよく豊富に含まれています。

現代男性の精子の力は明らかに低下しています



WHO(世界保険期間)の男女別不妊原因の調査によると近年では男性側に不妊原因があるカップルが50%近くを占めています。実は不妊の原因は女性だけにあるのではなく男性側にもあるのです(NHKスペシャル2009)

精子の減少の要因は、複雑で明確ではありませんが、ストレス・環境汚染・栄養不足などが上げられています。

元気な精子を作るミネラル・セレン・亜鉛



☆静止無力症ってご存じですか?

精子無力症とは、精子の運動率が低下した状態を言います。
正常男性では、射精後1時間以内で少なくとも50~70%の静止画運動しています。
この精子運動率が50%未満になれば、精子無力症といいます。(WHO基準

運動率の高い元気な精子は卵子まで泳ぎ着いて受精することが出来ます。
しかし運動率の低い弱々しい静止は蘭島で泳ぎ着くことが出来ません。

☆元気な精子と弱々しい精子とはどこが違うの?

健康男子の元気な精子にはセレン・亜鉛が多く含まれ、特にその中でもセレンが多いことが判り精子無力症の弱々しい静止にはセレンが少なく活性酸素に弱いことが報告されました。

亜鉛・セレンが豊富に含まれる代表的な食品として牡蠣肉があげられています。
牡蠣肉の摂取によって精子の運動率が上昇したとの学術報告が注目されています。

「低温やけど」とはカイロや湯たんぽ、温風ヒーター・ホットカーペット・ストーブなど、暖房器具で本来ちょっと触ったくらいでは、熱傷の原因にならないのに、長い時間触れ続ける事によって起きるやけどです。
普通、熱湯に触れればだれでも熱いし、痛いから余程のことがない限り反射的に手を引っ込めたり、よけたりします。
通常のやけどは一瞬皮膚の表面に熱源が触れておこりますが、低温やけどは皮膚の奥深くにじっくり進行してしまい、通常のやけどよりも治りにくいのです。
低温44℃であれば、約6時間で受傷します。
44℃~51℃であれば接触する温度が高くなるに連れて受傷する時間が短くなる傾向にあります。
低温やけどの恐ろしいところは、一般のやけどより怖い皮下組織が深い所で損傷を負っていることが多く壊死が広範囲であれば、中心部の皮膚を維持する血流がなくなり徐々に皮膚が壊死してしまうのです。場合によっては、手術が必要になったり、感染症にもかかりやすくなってしまいます。
ホットカーペット火傷!若い方にも多くなっています。
☆湯たんぽ・電気アンカ→就寝時には布団から取り出す。
専用カバー・湯たんぽ袋や厚手のタオルに包んでも熱傷になります。
☆ホットカーペット→ふとんでなくホットカーペットの上で寝てしまうと危険です。
☆使い捨てカイロ→必ず衣類の上に貼り、同じ箇所に長時間あてない。サポーターやガードルで圧迫してはダメです。まして、貼ったまま寝てはいけません。思った以上に熱がこもり高温になります。
☆電気毛布→電源を入れて温めておき、就寝時には電源を切る。一晩中使用してはいけません。

<原因>
低温やけどは体温より少し高いくらいの熱を持つものに長時間当たり続けることが原因です。また以下の様な方々はなりやすいと言われています。

<なりやすい人>
・皮膚の薄い高齢者
・寝返りができない乳児
・知覚や運動能力に麻痺がある方
・糖尿病などで手足の循環が悪い方
・泥酔している方
・身体の感覚が鈍くなっている方

低温火傷になった時は軽症でも早めに医療専門機関を受信しましょう。

母です。


母です。今年で90歳です。
大正14年生まれです。
女学校時代から遠泳が得意でした。なんでも興味があり、今でも新聞、テレビが大好きです。足腰が弱っていますが、歯科の兄とドライブに行くこともあります。
毎晩電話していますが、いつも待っていて「これで安心して眠れる」と一言!