特集 熱中症 知っておきたいこと

先日暑い日、お客様から熱中症になると、どんな症状が現れるの?と質問され、答えると「私、熱中症になりかけやは!あぶないところやった」と、これは、いかん!
今一度整理してお伝えするために、8月号は熱中症を特集させていただきました。先ず知ってほしいのは、家の中でも発症するということです。
室温が28度を超え、寝てる間にも身体の水分と塩分などのバランスが崩れ、体温の調整機能が急に働かなくなり、体温上昇・めまい・だるさ・けいれん・意識がなくなるなどの症状をおこします。ご自分は”大丈夫”と思わないことが大切です。

★特に高齢者の方と子供さんは特に注意が必要です。

高齢者の方は汗をかきにくく暑さを感じにくい体質になり、体温を下げるための体の反応も低下してきます。

子供・幼児は汗をかく能力が未熟です。暑い中遊びに夢中になり、地面の照り返しの強い日中は危険です。大切なことは症状をうまく言えない分、大人の方がよく観察することです。機嫌が悪い、嘔吐、尿量が減る顔色が悪いなどです。口唇がかわいてくることもあります。経口補水液は用意して飲ませ、すぐに受診して下さい。

熱中症の分類と対処方法についてまとめました。

あなたの大切な方のために知って下さい!(熱中症対処法)

熱中症の症状が出た時は

・涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめ、安静に寝かせる。
・エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす

脇の下・太もものつけねなどを冷やすと効果的です。
口から飲めるのならば、経口補水液やスポーツドリンク、なければお茶や水をとらせる。

熱中症の重症度によって(I)~(III)度に分類され、それによって対処が変わってきます。

<重症度><症状><対処方法><医療機関への受診>
<I度>めまい、立ちくらみ、こむら返り、大量の汗涼しい場所へ移動・安静・水分補給・塩分補給症状を見守る
<II度>頭痛、吐き気、体がだるい、力が入らない、集中力・判断力低下体を冷やす・安静・十分な水分塩分補給・誰かが付き添うこと症状改善・受診必要なし
症状改善しない、口から水分飲めない 受診必要
<II度>意識障害(呼びかけても反応しない)・運動障害・歩けない歩行困難涼しい場所・安静・保冷剤で冷やす救急車を要請
ためらうことはありません。

大阪の夏は暑い!

7月号でお知らせしましたように大阪で研修会に参加しました。
幸美が修学旅行以来の関西ということで、いつも店番ばかりの負担をかけていましたので、大阪ではじめての大阪城・道頓堀を前日に回ることができました。若干の罪滅ぼしができましたが…とにかく暑かったです。
本場のお好み焼きは美味でした。

健康通心8月号



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