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イシダならで輪 健康通心
令和3年 3月号

特集  行動を変えると新たな「気づき」がある 生まれる


コロナ禍の今、年令に関係なく多くの方がいつのまにか、の不調を訴えている方が増えています。イシダではそれに対応 向き合う方法として認知行動療法をおすすめしています。

「心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート」

そのはじめの一歩を踏み出すため、
1日1個でいい
いつもと違うことをしよう。>
心がゆううつで、つらい時に「部屋にこもってばかりいないで外に出たら?」と言われたらどう感じるでしょう。
「それができないからつらいのに・・・」とますます悲しくなりますね。
不安でつらくなっている時
体に痛みを感じている時
痛みのせいで一歩がでない不安感が先に立つことがあります。
しかしあなたは考え方 思考が変わると新たな考え方が生まれるのを人間は経験上知っています。
半身半疑であっても、その考えはあなたを動かす原動力となります。
行動のパターンが変わると新たな考えが現実に即した前向きな行動パターンに生まれ変わります。
(引用参考 認知行動療法ノート)


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景色が変わると、心の眺めも変わる
休日に、1日中家で過ごしている場面を想像してください。
何もやる気が起きず、ソファで横になってテレビをぼんやりインターネット動画を目を追うように見ていつのまにか休日が毎日が「ああ、今日も何もできなかった」「部屋のかたづけしたかったのに」色々気になることはすべて先送り 後まわしにしてしまっている
「私には何ひとつうまくできない できていない」という、いつもの考え方がふたたび浮かんでくる。

行動と思考、気分はこのように深くつながっています。
そのためには、心がつらくなりやすい行動を少しずつ減らし、つらくなりにくい行動を増やしていきます。
夕方から調子が悪くなる時は、暗くなる前にスーパーに買い物。早めの散歩ウォーキングをするだけでそれだけで夕方のゆううつ感を軽くできます。毎日の生活にリズムをつけることが大切。体が痛い人は痛いからソファーに座っているのでなくまず立つ、歩く、外出する そのことから脳ストレスから緩和 脱却できてきます。今から桜の季節です。スマホで写真をとったり、スケッチ 俳句 絵手紙 へたでも大丈夫です。(笑い)
私もそうです。初めからできる人はいません。先ずは一歩です。

本屋さんに行こう!
くすり屋さんにも行こう(笑い)

本屋さんに行くと新しい発見・社会の流れが判ります!

「心が挫けそうになった日に」五木寛之著
 ベストセラー大河の一滴。
 不安な時代に注目の最新作

「かるい生活」群ようこ著
 漢方相談 健康相談のくすり屋さんとの向き合い方!

「ギフト」原田マハ著
 頑張るあなたに心温まる物語ギフトです。

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令和3年 2月号

特集  コロナ禍あなたの血管を整える。
知っておきたい最新の高血圧症について!


「血圧?塩分は控えめに、野菜を中心に食べること、あと運動も大事ヨネ!」・・・といいながら、検査結果は、あまり変わらず、テレビ雑誌で高血圧に関する情報が大量に流れても、それを実行に移すことはなかなか難しく高血圧ほど誤解と思い込みが多い病気は他にはありません。
「薬は飲み始めたらやめられない」「血圧が上がると頭がフラフラする+今はフラフラしないので血圧は大丈夫!」とかよく聞く話しですが間違いです。

高血圧がよくないのはなぜ!?
血液の圧力によって血管の壁が劣化して破れたり詰まったりしやすくなり、流れがぶつかる衝撃で壁には細かい傷が無数につきプラークコレステロールが侵入し動脈硬化の危険が高まります。脳や心臓の血管が詰まれば脳梗塞や人工透析が必要になったりします。

脳・心臓・腎臓などの重要な臓器に問題が起こりやすいのは、これらの臓器では太い血管から細い血管が直接枝分かれしており血圧が高くなることで太い血管の中を勢いよく流れてきた血液が急に細い血管に流れ込むことにより、血管に大きな圧力がかかります。」
<参考 引用本 血管を最速で下げる 奥田昌子著 幻冬舎新書 860円>


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血管の健康とは、「血管の壁」の健康のことであり、高血圧は血管の壁を傷つけることが問題なのです。
なんと脳出血の約70%が高血圧によって発生し脳梗塞患者のなんと90%が高血圧というデーターもあります。コロナ禍 高血圧は命取りになりかねません。
-血管の壁が寿命を左右する。

壁にたまった「おかゆ」が血管をふさぐ
脳に向かう頸動脈の超音波検査画像で、血管を縦に切り、中の様子を見ています。写真の黒い部分が血管で、左から右に流れています。おかゆ状の脂肪が増えて頸動脈をふさぐと脳に血液が届かなくなりますが、「おかゆ化」が怖いのは、脳、心臓、腎臓など全身の血管で同時に進行することです。

血管を内張りする「レンガの壁」
血管の内側はレンガを張りつけた壁のようになっています。血管を縦に切って拡大すると、血管のレンガは長方形ではなくひしゃげた菱形のような形をしています。毛細血管ではレンガとレンガの隙間を通って物質が出入りします。

近代医学の発展に大きな貢献をしたウイリアム・オスラ博士は「人は血管とともに老いる」と述べました。
「このレンガ(血管内皮細胞)の傷に始まる動脈硬化こそがその人の健康と寿命を決める」という意味です。
この血管の壁のレンガがゆるみ、毛細血管のゴースト化がおこり血管性の認知症(脳血管性認知症)がおこるといわれ高血圧がその引き金となるのです。血管内皮細胞こそが寿命を左右するポイントです。

対策
そのためにすぐ始めたい7つのポイント チェックして下さいネ!
血圧を下げるため
<1>減塩で下げる
塩分を多くとるたびに血管の壁が機能低下をおこす。

<2>減量で下げる
先ず2k減量めざして下さい

<3>運動で下げる
手首の運動も

<4>節酒で下げる
飲むと体に塩分が凝縮される。

<5>禁煙で下げる
朝の一服で血圧が30ミリ上がります!

<6>睡眠をしっかり自律神経を整える

<7>薬も使って下げる。
ただし薬だけでは解決できない

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令和3年 1月号

特集  うつ 心の落ち込み
 不安な時代だからこそ知っておきたいこと。


うつは心の免疫力が低下している状態です。コロナ禍では特に平穏な日常生活が、いかに大切であったかを教えてくれます。うつになると、本当につらく早く抜け出したい逃げ出したい忘れたいと思います。
けれど残念ながらうつを瞬時に消し去る魔法はありません。
うつはただの喪失ではなく、その人にとってもとても大事なものを失ったということを脳が教えてくれています。
私がハガキでよくご紹介する絵手紙に星野富弘さんの詩があります。彼は中学の体育教師をしていた時に体操の見本を生徒に教えているときに頚髄損傷で首から下は全く動かず、筆を口にくわえて詩、絵を描いています。その詩にこんな一篇があります。

痛みを感じるのは、生きているから
悩みがあるのは、生きているから
傷つくのは、生きているから
私は今かなり生きているぞと。


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愛する大切な人を亡くした時、現実のその人は、その方は、当然もういません。なのに、自分の心の中にその人を手放さずに抱え込んで、本当は失ったのに失っていないかのように、現実から逃げたままでいると、それが長くうつに苦しむことにつながります。
亡くなったという事実を悲しんで泣いて、受け入れていく、つまり「喪に服す」という“作業”ができた時に、人は、うつから這い出せるのです。亡くなった大切な人にこころのなかで「さようなら」が言えた時、不思議なことですが、その人が、姿を変えてこころに生き返ってきます。そうすれば亡くなった人のことを“すなお”に思い出せるようになり人に話せるようにもなります。

うつの先には成長が待っています。うつは成長に通じる扉なのです。うつな気分を恐れてうつに向かい合うことから逃げ続けている人は心の成長ができません。現実を直視することは、つらいものです。ですから扉を開けるときは安全な誰かに手伝ってもらいましょう。そうして誰かの力を助けを借りて、うつから抜け出すことができたなら今度は、あなたがうつで苦しんでいる人の助けになってあげて欲しいと思います。
自分がしてもらったように、まずはその人の話をただ黙って聞いてあげて下さい。(コロナ禍にめげることなく前向きに考えることが大切です)
<国立精神、神経医療研究センター認知行動療法センター長
 堀越勝著「感情のみかた」より抜粋>

堀越先生とは線維筋痛症学会(大阪千里)にて、認知行動療法の応用である患者さんとの対話ケアについて学ばせていただきました。その会場で私の横に坐って一緒にチームを組んだのがなんと大学の教授でした。(心理学)
わざわざ、堀越先生の話を聞きにこられ、その探求心に人生いつまでも“勉強”の大切さを感じることができた一日でした。

次回 血圧を最速で下げ老化を防ぐ「血管内皮」の鍛えかたについて特集します。コロナ禍に皆様に「あきられるほど」様々な情報を通信、ハガキで送らさせていただいています(笑)ご容赦いただければ幸いです。今年もよろしくお願い致します。

3
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コロナで不安な時です。
あなたのストレスを確認してください。

ストレスとは変化である。
それを知ることでストレスに立ち向えます。

ストレス痛みを引き起こすことが判ってきました。

 この「ライフイベント ストレスチェック」、元々はアメリカの心理学者トーマス・ホルムスとリチャード・ラーエが考案したストレスの評価の方法を、大阪樟蔭女子大学名誉教授で精神科医の夏目誠氏らが、日本人を対象としたストレスの調査・研究をベースに、作り直したものである。
 
 ここから、ストレスとは何かを改めて定義してみると、それは「変化」であるといえるだろう。いいことであるにせよ、悪いことであるにせよ、ある状態から別の状態へと大きな変化があったとき、人間はそれをストレスとして受け止める。「結婚」や「成功」がリストアップされているのは、そのためだ。

■ライフイベント ストレスチェック

配偶者の死 83
会社の倒産 74
親族の死 73
離婚 72 
夫婦の別居 67
会社を変わる 64
自分の病気や怪我 62
多忙による心身の過労 62
300万円以上の借金をした 61 
仕事上のミス 61
独立・起業する 61
単身赴任 60 
左遷 60
家族の健康や行動の大きな変化 59
会社の立て直し 59  
友人の死 59 
会社が吸収合併される 59
収入の減少 58 
人事異動 58 
労働条件の大きな変化 55
配置転換 54 
同僚との人間関係 53
法律的トラブル 52
300万円以下の借金をした 51
上司とのトラブル 51
抜てきに伴う配置転換 51 
息子や娘が家を離れる 50
結婚 50
性的問題・障害 49
夫婦げんか 48
家族が増える 47
睡眠習慣の大きな変化 47
同僚とのトラブル 47
引っ越し 47
住宅ローン 47
子供の受験勉強 46
妊娠 44
顧客との人間関係 44
仕事のペースが変わった 44
定年退職 44
部下とのトラブル 43
仕事に打ち込む 43
住宅環境の大きな変化 42
職場の人数が減る 42
社会活動の大きな変化 42
職場のOA化 42
家族構成の変化 41
子供が新しい学校へ変わる 41
法律違反(軽度) 41
同僚の昇進・昇格 40
技術革新の進歩 40
仕事のペース・活動が増えた 40
自分の昇進・昇格 40
妻(夫)が仕事を辞める 40
仕事の予算不足 38
自己の習慣の変化 38
個人的成功 38
妻(夫)が仕事を始める 38
食習慣の大きな変化 37
レクリエーションが減った 37
仕事の予算の充実 35
長期休暇 35
職場の人が増える 32
レクリエーションの増加 28
収入の増加 25

======
260点以上⇒ストレスが多い要注意の段階
300点以上⇒病気を引き起こす可能性がある段階

ストレスとは人生のステージすべてです。

そのストレスが脳に記憶され症状を引き起こす。

合計してみて下さい。

260点以上 ストレス過多 要注意レベル
300点以上 病気を引き起こす可能レベル

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保存版 特別号

特集  長びく その痛み
<慢性痛>
あなたの力で治せます。


2-1
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<頚部くび 背中、腰、股 ひざ 足関節 (ヘパーデン痛 手指)etc>
NPO法人 いたみ医学研究情報センター著 抜粋

長引く身体の痛み<いわゆる慢性痛 一般的に3ヵ月以上続く痛み>で悩み苦しんでいる方は日本国内で約4000万人の方々が、痛みに直面していると推計されており、様々な病院で診てもらったけれど「原因不明」「よく治らない」というケースが大変多いことが現状、社会問題化しております。

 慢性痛は、包丁で指を切った時にそこを縫えば痛みが治る・・というものとは性質が異なります。
良くなるためには半分は医療の力あとの半分はあなたの努力が必要になってきます。・・・具体的に申しますと、説明しますと!
あなたの脳・身体(痛み)心(の痛み)は常に関係し合っています。
どちらの痛みも脳が感じていて、「原因を知りたい、身体のどこかに必ず悪いところがあるはずだ」「この痛みさえなければ・・」
痛みをゼロにすることを目指してしまいがちになる。「痛みにとらわれた状態」から抜け出せず、朝起きた瞬間から今日は大丈夫だろうかと、痛み探しが始まります。

あなたが意識せずともが勝手に痛みに意識をむけてしまうとらわれの状態  脳の誤作動を引き起こしている状態です。

では、どうすればいいのでしょか!
身体の面では最も重要なことは、「痛みがあっても運動習慣をつける」ということです。また、出来ている活動を維持していくことも大事です。

の面では、痛みに対する考え方を変えていくことです。


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「この痛みをいつかはゼロにしたい。」
ゼロにしなければならない。と毎日思い悩む

「痛みがあるからあれもこれもできない」
痛みがあるから外出もできない、仕事もできない・・・ではなく、

上手に付き合っていこう」「痛みがあっても、自分はこれだけのことができている。」というふうな、発想の転換をすることが大切です。

なぜなら(考え方)はあなたの脳と身体を繋ぐ役割をしています。一見、気持ちや考え方は痛みには無関係のように思えますが大変重要な役割を持っていることが判ってきました。


自分で自分をコントロールする力をつけること。


あなたの力 ご自身の努力が必要です。もっと積極的に身体を動かす習慣をつけることが痛みを軽減する最善の方法です。
家でじっとしていると痛みの事ばかり考えて痛みが増すのに知人とお喋りしている時などは痛みを感じないのはまさに脳が痛みから解放されている。他のことに集中することで脳は痛みを忘れている。

あんなことも、こんなこともできていると考えることで心が楽になります。色々悩む前に考える前に動くことが大切です。先ずは5分歩いてください。必ず毎日続けることで変わってきます。