大変にむつかしい質問で軽々にはお答えできませんが、病気の軽重・体の強弱(治癒力の強弱)・病気になってからの期間・それに病気によっては、その人の性格(楽天的に物事をとらえるタイプ・深刻に考えるタイプ)によっても異なってまいります。言えますことは、たとえば、風邪などは上手に用いれば1〜3回の服用で効果が出ることがあります。しかし病が慢性に経過している場合は、それ相当の期間がかかることがあります。いずれにしても、その時のお体の状態及び病勢を把握することが服用期間の手掛かりとなります。
副作用がまったく皆無ということはありません。漢方薬の成分に用いられています生薬によっては、胃がもたれる・便がゆるむ・むくむ・血圧を上げるといったものがあります。しかし、これらの生薬が入った漢方でも正しく弁証(お体の状態をくわしく知ること)を行うことによって、不快な症状は回避できますし、かえってその生薬が加わった漢方薬がお体に不可欠な場合は、何ら抵抗なく受け入れられます。これこそが漢方薬の大きな特徴のひとつともいえます。
漢方薬を妊娠中なのですが、服用してもよろしいですか。
赤ちゃんがお腹にいる時は、避けていただきたい漢方薬や、ぜひ飲んでいただきたい漢方薬があります。母体から胎盤を通じてほとんどの薬は胎児に導かれます。したがって服用量の調整が必要となる場合があります。くわしくは漢方の専門家にご相談されますことをおすすめします。