張痛 ・鈍痛 に続きまして、刺痛について当薬局の考え方をお話します。
「刺痛」とは文字の通り、針で刺したようなキリッとした痛みです。
漢方では【血】の滞りの痛みとして、活血剤(駈瘀血剤)と併用して使用します。
痛みの特徴は、「歩き始めや、動き始めに痛む」「就寝中の寝返り時に痛む」「朝起きたときに痛む」などです。
理由としては、血液がゆっくり流れている所に、動作によって血流が早くなる。そして、つまった所を無理に流そうとするので、多くは激しく刺す様な痛みを感じると考えます。
これが、瘀血による刺痛で漢方薬で対応が出来ます。