肝は条達を好むといいますが、いつも伸び伸びと自由でいられることが良いとされています。
通常私達の社会では会社に行き仕事上何か辛いことがあっても
我慢してその仕事を成し遂げます。
また、職場や学校で人間関係がギクシャクした時、自分を抑えつつ職場の人間関係を良くしようと努力します。
このようなことを漢方で表現すると肝が亢進して気が滞り(肝鬱気滞と表現します)気が滞り首筋から肩にかけての脹ったコリになります。
そしてその期間が長いと血まで滞り肩こりでも頑固なコリで
針で刺したような痛み(刺痛)となります。(肝鬱気滞血お)と表現します。
症状は目の充血、口乾、頭の熱感など、また”心”に到って不眠、動悸、不安感、胸の圧迫感、イライラ、怒りっぽいなどの症状を呈します。