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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

誠に勝手ながら下記の日をお休みさせて頂きたくお知らせ致します。
お薬のご注文・ご相談は、お早めにお願い致します。

          

休業日
8月11日(木)~8月14日(金)
尚、8月15日(月)からは通常通り営業いたします。

今回は、白黄苔舌についてお話いたします。

白苔と黄苔が合わさると、白黄苔舌になるのですが、
身体に熱があると、舌の苔は黄色くなります。
胃に熱や炎症があると、現れます。
症状としては、胃のムカつきや胃痛です。

この黄苔舌は、清熱して治します。清熱する代表的な生薬は、黄連で、
代表的な処方は、半夏瀉心湯となります。

今回から、舌の苔についてお話いたします。

漢方では、消化機能が悪いと”痰湿”が現れます。
身体の余分な水分と理解して頂ければ良いです。
この痰湿が現れると、舌に白い苔ができます。

更にこの痰湿に熱が加わると、黄色い苔になります。
そして、痰湿の期間が短かければ、苔は薄いのですが、
期間が長いと、苔は分厚くなります。

この痰湿があると、消化能力が弱くなり、物を食べると胃がもたれ、
舌に白い苔が現れます。
痰湿をとる代表的な生薬は、半夏で、代表的な処方は、六君子湯となります。

次回は、白黄苔についてお話したいと思います。

前回に引き続き、この時期用いられる漢方薬のお話です。
前回、六君子湯を例に挙げましたが、六君子湯は元来、胃下垂気味で食欲が低下した方に向いています。
また、気分が塞がって、食欲が更にない方には、縮砂、カッコウを加えた香砂六君子湯が向いています。
そして、更に食欲を出させるためには、消化を助ける晶三仙茶を組み合せます。
また、胃内停水といって、飲み物を飲んだ後に胃の中でチャポチャポ音がする場合、六君子湯でもいいのですが、
茯苓飲も使います。この場合、舌の苔等を診て最終的に判断いたします。
次回は、舌の苔についてお話したいと思います。