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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

年々花粉症の方が増えています。
花粉症の方がよく使われる漢方薬に、
小青竜湯があります。

この漢方薬は、
くしゃみ、鼻水には良く効くのですが、
眼のかゆみ、
鼻がむずむずする様な方には、効きません。
こういった方が、小青竜湯を飲まれると
鼻づまりになってしまいます。

このような場合、
清熱して、同時に通竅するような漢方薬を使います。
例えば、蒼茸子散、衛益顆粒が代表です。

最近、不妊症の相談が増えています。

私の経験では、いわゆる”お血”がたまり
生理痛のあるような方が、
妊娠しにくくなっているように感じます。

この場合、”お血”を取ることで、
妊娠しやすくなります。

またこの場合、子宮内膜症の方が多く、
お血を取ることにより、妊娠につながります。

前回は、飲食不摂による”お血”について
説明しましたが、
今回はこの”飲食不摂”について説明いたします。

”飲食不摂”とは、
甘味過多の食事のことを言います。
甘味とは、主に糖質、脂質など含有炭素の多い、
米、油もの、麺類のことを指します。

例えば、カツ丼のように、
ご飯とトンカツだけで、野菜が少ない食事を
取り続けていると、徐々に太ります。

だんだん太って、身体に熱がたまり、
高脂血症となり、高血圧になります。

この状態を漢方では、
”飲食不摂”により”痰湿”がたまり、
それが”お血”を生んだと考えます。

”お血”になる原因は、”不内外因”でも起こります。

これは、飲食不摂によるものが主で、
食べて太って、”湿”が重なって”熱”となり、
更に”お血”を生むと言う現象です。

一般的に太った方で、血圧が高い場合、
この『湿熱過多のお血』と考えます。
この場合の漢方薬は、清熱利湿剤+活血剤を使います。

前回、”気滞血瘀”の説明をしましたが、
”瘀血”になる理由は、他にもあります。

まず一つ目は、事故、ケガ等が原因でおきる場合。
ケガ、骨折等により急に経絡が寸断され、
そこに”瘀血”が生じます。

ケガをして痛くなるというのは”瘀血”の症状なのですが、
ケガが治っても、”瘀血”は完全に修復しておらず、
天気が悪い日に痛んだり、朝起き掛けに痛んだりします。
この場合の”瘀血”の改善には、活血剤を使います。

また、ギックリ腰のような、
キリキリとした急激な痛みに対しても、活血剤を中心に使います。

この場合の発症因子は、”内因、外因、不内外因”の中の、”外因”になります。